沖縄の就労継続支援B型事業所で、新たなお仕事を提供したい。

利用者さんのために、新しいお仕事をつくりたい。

 

はじめまして。沖縄県沖縄市で就労継続支援B型事業所を運営している「合同会社セントアロー」の比嘉一輝と申します。本事業所では知的、精神に障がいのある方にお仕事を提供したり、日々の生活の支援を行っています。具体的には、アクセサリーなどの小物の制作をはじめ、弊社が運営するコインランドリーやウィークリーマンションの清掃などを行っていただいています。

 

私自身は、2000年から不動産会社で十数年勤務していました。その職場を退職後、知り合いだった現職の代表に声をかけていただき、転職することになりました。福祉業界は初めてだったため、利用者さんとのコミュニケーションなども最初はどうしていいのか戸惑うばかりでした。しかし、今では仕事にも慣れてきました。

 

現在、当事業所では提供できる業務の量に対して利用者さんが少ない状況にあります。ただ、利用者さんが逆に増えすぎてしまっても、仕事の量が足りなくなってしまうという葛藤の中にあります。そこで、そのバランスを取るために、今夏より新たな利用者さん1,2名の入所を視野に入れた上で、ウィークリーマンションの運営部屋数を1つ増やすことにしました。

 

そこで、そのお部屋の運営を始めるにあたって必要な家具家電の導入費用をクラウドファンディングでご支援いただきたいと考えています。私たちは資金面に余裕があるわけでもないのですが、沖縄で一人でも多くの障がい者の方の力になりたいと考えています。そのためにも、どうか応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

利用者さんとっても、町にとっても、意義のある仕事を。

 

就労継続支援B型事業所では、障がいのある利用者さんにアクセサリー製作などの請負作業を行っていただいていますが、なかなか彼らが満足できるだけ工賃を渡せる仕事内容には至っていません。作ったアクセサリーも簡単には売れないのが現状です。

 

しかし、利用者さんのためにも日々お仕事は提供しなければならないため、在庫過多になってしまい、どうしたものかと頭を悩ませているのが現状です。おそらく、これは他の福祉事業者さんでも起きうる悩みだと思います。

 

そんな中、沖縄には年間1,000万人ほどの人が国内外から訪れています。観光客は、宿泊施設をホテルより安く済ませるために民泊などを利用する方も増えていると知りました。そこで、不動産会社で働いていた時代の知識や人脈なども駆使して、弊社では観光客向けに家具家電付のウィークリーマンションの運営をはじめようと思い立ちました。そして、お客様の滞在後に発生する清掃業務を利用者さんに行っていただこうと考えたのです。

 

 

そうすることで、アクセサリーづくりのような在庫過多を生み出すこともなく、沖縄に来られる方々の役にも立てるので地域のためにもなるのではないかと思いました。実際の業務内容は、部屋の掃除やベッドメイキングなど、一般的なホテルと大差ないですが、障がい者の方でも対応可能な仕事です。

2018年11月から、実際にお部屋を4室、お客様に提供しはじめました。結果は、どのお客様にも「ホテルに泊まるより、コスパが良い」「自分の家みたいで居心地がいい」などと、たくさん喜んでいただきました。そして、部屋の清掃やベッドメイキングも、お部屋をご利用いただくお客様からの喜びの声も伝えることで、利用者の方々にとってはやりがいのある仕事だとわかったのです。

 

私は、新たな仕事を作っていくことで、利用者さんをはじめとした地域の障がい者の方々の力になるとともに、沖縄に訪れた方に自分の生まれ育った町を楽しんでいただきたいです。そのためにも、今回一人でも多くの方々にお力を貸していただければ、とてもうれしいです。

 

 

 

福祉の面と観光の面から、沖縄の発展に寄与したい！

 

今回、皆様からのご支援は、弊社が新たに運営を始めるウィークリーマンションのお部屋に「テレビ、冷蔵庫、洗濯機、ガスコンロ、電子レンジ、ベッド、テーブル、ソファー」などの家具家電や消耗品を、8月中に購入するための費用に充てさせていただきます。

 

お部屋は観光で訪れる方々が沖縄の海を満喫できるようにベランダから海を一望でき、買物や食事にも便利な沖縄市泡瀬にする予定です。他の4部屋もこの地域にあります。

 

 

 

この事業が広まれば、沖縄県内の障がい者支援事業と観光業がともに発展していくことになるのではないかと思っています。それに、障がい者支援事業としての仕事を提供するという意味では、新しいモデルケースにもなり得ると考えています。

 

 

 

障がいがあっても、充実した仕事ができると伝えたい。

 

今回のプロジェクトを通して、障がいのある方々にお仕事を今より安定的に提供できるようになりたいです。そして、お部屋をご利用いただくお客様からの喜びの声も伝えることで、自分たちの仕事にはやりがいがあるものだという事を実感していただけたらうれしいです。

 

それに、障がいがあってもこんなことができる、あんなこともできると利用者さんたちに自信を持っていただき、同業者様に福祉事業としてこんな事業も実現できるということを県外にも広めていきたいです。

 

また、お部屋を借りてくれたお客様にも快適にすごしていただくことで、沖縄をたくさん満喫してもらえるうれしいです。再び沖縄に訪れたいとなったときには、弊社のお部屋をご利用いただければ、さらに利用者さんにも仕事が提供でき、良い循環につながっていくと考えています。

 

この挑戦は、それを実現するための新たな一歩です。どうか、ご支援ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

資金使途

 

家具家電購入費用：270,000円
リターン準備費用：68,000円
Readyfor手数料（税込）：162,000円

計：500,000円