プロジェクト概要

 

3.11のあの日、揺れるビルの中で、孫の顔が浮かびました。そして心配になったのが「子どもたちの心のケア」でした。

 

幼い子どもへのカウンセリングは言葉の理解が難しい。また、すべての子供への専門的継続的な心のケアの人材確保は大災害時には難しい。

 

触れて心を伝えることを身近にするために、「子供同士で楽しく触れ合う活動につなげるため教育教材」の第3作目を作ります!

 

 

幼児期からの福祉教育の必要性を感じ、学校以外で学べる場を考え続けてきました。

 

はじめまして。来栖裕子です。「自力で生き抜く支援」福祉スタンスとして、介護職員養成や現任研修など、福祉教育の講師を22年務めている社会福祉士です。


子どもの心のケアや、福祉先進国では当たり前の幼児期からの福祉教育をしなければと感じてきました。そこで、小さな子どもでも楽しみながら心のケアができるコミュニケーションツールとして2作品「きゅるきゅるポン」「カラスのカランラ」を自費で制作しユーチューブで公開しました。

※1作目と2作目はユーチューブで作品をご確認ください

 

現在3作品目を制作中です。2作目までの制作で自己資金はほぼ尽きてしまい、このままでは完成が難しい状況です。この作品を完成させるために、皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか?

 

作品№2「カラスのカランラ」P9
「あかいはねは あかいくつ。あおいはねは…ぼくは このいろが きらいなんだ!」
それをきいた おうじは、ちきゅうをゆびさすと「カランラ!じぶんいろを さがそうよ」

 

 

触れることの大切さを感じ、触れて言葉を伝えるタッチランゲージにたどり着きました。

 

タッチランゲージ(触れる言葉)協会では、当初、介護・看護職を始め、子供を持つ母親や、子どものピアノ教室の先生、保育の専門職、など大人への自由参加研修で「触れる重要性」を伝える個人的活動を行なっていました。
 

タッチランゲージとは、触れる言葉と訳す私の造語で、ごく自然に出る仕草とそれに込められた思いのことです。例えば、手を握って「ありがとう」、手や背中をさすりながら「安心してください」など、その時々の状況に相応する言葉を込める触れ方です。

 

作品№1​​​​「はいいろぼしときゅるきゅるポン」P6:
おりていく うちゅうせんから みみをふさぐ ほしのひとたちが みえます。
だいじんは「きゅるきゅるポンを みんな まって いたんです。」

 

「触れるコミュニケーション」を2人の孫の新生児の時から日々実践し、実体験としても子どもの心身への良効果を実感していた頃に3.11が起こりました。揺れるビルの中で脳裏に浮かんだのが「子どもたちの心のケア」でした。


「親のいない子どもは、こんな時誰が助けてくれるのか、誰が抱きしめてくれるのか」「大人の余裕がない非常時や、親のいない子どもたちが自分たちの力で生き抜く、支え合うための教材が必要だ」と強く感じました。

 

福祉講師の私は「接触飢餓(触れられない)」の状態が著しい障害をもたらすことや、反対に「触れる効果」が、全ての人の健康や心の安定に役立つ学術知識や実践法を学んでいました。

 

この知識で、孫にとどまらず全ての子どもに「触れる知識と方法」を伝えようと、以来、見て聞いて歌って踊れる教材として最初の「きゅるきゅるポン」の作詩・作曲・お話しを自費制作。その教材で保育園の子どもたちへの活動を行ってきました。
 

「はいいろぼしときゅるきゅるポン」P8.9:
そのゆびに“きゅるきゅるポン”すると「キャ、キャ、キャッ」100ねんぶりの なんとかわいい わらいごえ。
ステッキは みみをピンと たてました。

 

 

小さな子でも実践し、誰かを癒せる方法です。

 

孫がとった「きゅるきゅるポン」の行動がとても印象に残っています。私は2人の孫が生まれた時から「撫ぜ育て」をしてきました。子供は眠くても疲れてもよくぐずります。そんな時は手や身体をさすると子どもの力が抜け、気持ちよさそうな表情で眠りについたり、穏やかになったりします。


あるとき3歳のお姉ちゃんが駄々をこねてママに叱られ、大きな声で泣きわめいていた時、まだ歩けない1歳前の妹が急に這い出してお姉ちゃんの所まで来ると「ポン、ポン」と言いながらお姉ちゃんの指をつまんでは離し、つまんでは離すのです。小さな妹の必死の姿に、お姉ちゃんも泣き止み周囲の大人も目を見張りました。

 

「こんなに小さな子でも人を癒す行動をするのだ」と、その時私は子どもの癒す力を発見し、子どもの力を確信しました。

 

作品№1「はいいろぼしと きゅるきゅるポン」P12:
「よかったね らんちゃん。でもまだ いっぱいあるね はいいろぼし」
「それじゃあ、きょうのおはなし どの ほしにする?」ちいさなゆびは よぞらに…

 

1作目は、子どもの鬱やいじめ、引きこもり、特に3.11の被災地の子の心身の問題への即時的な実践をテーマに制作しました。

 

しかし、うつやいじめや引きこもりなどで命を絶つ子どものニュースに、子どもの内面に語りかける必要性を強く感じ、子どもたちが自分の価値を見つめて自信を持ち、他者の違いを認め合う福祉的な視点を学ぶきっかけにしてほしいとの願いを込めて、2作目の「カラスのカラン」を完成させました。

 

しかし辛いニュースは子どもだけではなく、大人社会の過労による鬱や自殺のニュースも同じです。「子どもたちをこんな世界に羽ばたかせてはいけない」との思いが膨らみ、子どもたちに心豊かで誇りある人生を歩んでほしい、それぞれ異なる力や能力を活かしあい助け合いを学ぶきっかけにほしいとの願いを込めて、3作目の制作に取り掛かりました。

 

作品№2「カラスのカランラ」P6:
…いました、いました カランラが。ひろばでおどる まっかなパンプスや にじいろスニーカー、
こんどは かわいいブーツに みとれています。と、きゅうに カランラは…

 

 

子どもたちが出て行く社会が苦しいものでなくなるように。

 

そして自己資金も尽きる中、この活動を継続し世に発信したいと、過労死が日常化する社会の中で生きる子どもたちに、自分や仲間を守るためにはどうすればよいかを考えてほしいとの思いで、3作品目を制作します。

 

3作目の「○○アイ(タイトルはまだ未公開です)」は、過労死のない社会に子どもを送り出したいとの願いで「体や命を大切にする」ことを学ぶ作品です。

 

それぞれが自分の体力や特性を知って活かす努力と他者と協力し合うことの重要性や、背負いきれない重労働・過労で命をなくす人がいないように多様な人との協働を学んでほしいという思いを込めています。

 

さらに、作品は出来るだけ目や耳、皮膚の刺激を利用してメッセージを伝えたいとの意図を持っています。


目や耳の障がい、知的障がいや重度の障害のある子、年齢・性別・国籍を越えて、全ての人に通じるようにしたいと考えているためです。
 

今回のプロジェクトでは「きゅるきゅるポンシリーズ」として制作中の3作品目の絵と歌の完成及び、他の2作品を合わせて1枚のCD(紙ジャケットポケットタイプ)を1,000枚制作します。

 

作品№2「カラスのカランラ」p10:
そこへ カラスおうが まいおりて「はばたけ カランラ!!ちからが あろうと なかろうと、
はばたいてこそ カラスだ~!!」…はねをふきぬける ちきゅうの かぜが…

 

 

「見て、聴いて、歌って、踊って楽しみながら健やかに豊かに生きる子どもたちの姿」で子と国を豊かにしたい

 

大人の過労死・自殺はの問題とともに、一方で介護問題も未来の子どもの重大なテーマです。この作品が届いたお子さまには、自分と周囲を大切にできる豊かな人、誇りある人に育ってほしいと願っています。


そして、災害時のような大人の配慮が行き届かない環境にある子の心のケアを、子ども同士の力で癒す子ども力を使った子どもの主体的な行動を醸成させたい。そして自身が親になったとき撫ぜ育ての恵みを子に伝えて幸せな家庭を築いてほしいと願っています。

 

「豊かな共生」に向けたメッセージを発信する4作品目を完成させ、いずれは、世界の心のケアのアイテムを探して、世界の子どもに届けたいと考えています。今回のプロジェクトを足掛かりに、今後も子どもへの心のケアと福祉教育ツールのそれぞれの活動を継続・発展させていきます。
 

62歳の今日まで、回り道や失敗の人一倍多い私は、様々な人に助けられて今があります。でも恩ある方々への恩返しは今だできていません。今回のこの活動は私を助けてくださった方々への恩返しの気持ちで、次の世代を健やかに育む活動を実践することでお許しいただきたいとの思いです。

 

これまでご支援いただいた皆様に、感謝申し上げるとともに、どうぞまた温かいご支援をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

 

作品№2「カラスのカランラ」P12:
ちきゅうには たくさんのくろが ありました。れきしをきざむ くろいもじ。
ごせんふにおどる おんぷ。…」「…おじいさんの ときも…」「ちきゅうは くろの ほうせきばこだ」​​​​​


 


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