【プロジェクト終了&御礼】
教育の冥利とは何か。
多様な解の中の1つとして、子どもの「わかった!楽しい!」と目を輝かせている瞬間に立ち会うことができることなのかもしれません。
旅行の醍醐味は何か。
異世界との出会いの中で差異に驚き、ただ共通項に親しみを持つのかもしれません。
今回のプロジェクトはそんな2つを掛け合わせた取り組みでした。
教育現場で、子どもたちが見知らぬものへ手を伸ばし確認することで新しい知識や経験を得られる場面をたくさん見させてもらいました。
旅行(や旅)では、文化や習慣の差異に触れることは何かの刺激になって新しい道を創ってくれていることを知りました。
子ども時代は学びの連続です。
声には出なくても、目はその喜びで輝いています。
表情には出ていなくても、胸の中でその瞬間を心の部屋のどこかへ大切にしまっています。
今回は、障がい児でもそんな経験ができるんではないだろうか、
機会へのアクセスがないだけでその後押しができないだろうか、
そんな気持ちで始まりました。
直前まで体調を崩している児童がいましたが出発当日はみんな元気に空港へ集まることができました。
飛行機の揺れを心地よく感じ、ぐっすりと寝ることもできました。
直近までの台風も去り、日の入りを見ながら夕食を取ることができました。
ジンベイザメの海へもみんなで入ることができ、たくさんのボートマンたちも安全面に考慮して、なんとか1つの経験を達成してくれようと動いてくれました。
あまりにも大きいジンベイザメに驚き、その感動を手の動きと表情で表してくれました。
異国の雰囲気にも躊躇せず、興味のあるところへ歩き、手を伸ばし、たくさん笑っていました。
現地の障がいを持つ子どもたちと一緒に2020年オリンピックに向けたアートの作品作りのワークショップにも参加できました。
日本とフィリピン人保護者の懇談会では涙を流す方もいました。
今回の経験を機に、初めてプールに入って顔を水につけられた子どももいました。
船に乗って大海原の風を全身で浴びることができました。
島の子どもたちとも交流する機会が生まれました。
はじめてのことにたくさん挑戦し、たくさん躊躇し、時には泣くこともありましたが、たくさん笑いました。
皆さんの応援、後押し、協力があり、無事に終えることができました。ありがとうございます。
今回の課題を踏まえて、次期開催に向けての準備をまたしていきたいと思います。
リターン用の写真付きサンクスレター、またレポートに関しては順次準備が出来次第、連絡しお送りいたしますので、よろしくお願いします。
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支援金内訳
支援金総額:82.6万円
サポーター旅費:27万円
ツアー環境整備費:28.4万円
現地障がい者施設支援費:9.6万円
リターン費用:3.8万円
Readyfor手数料:16.2万円
支出総計:85万円
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