プレオープンからもうすぐ1か月がたとうとしています。
支援者の方々へ
お久しぶりです。金四郎プロジェクト実行者、吉村順子です。
その節は、皆様からの温かいご支援と力強い応援メッセージをいただき、
本当にありがとうございました。
レディーフォープラットフォームを通じての皆さまからのご支援と、
直接支援してくださる方からのご支援によって、当初目標としていた以上の資金が集まりました。
その資金を、工事着工前には予想していなかった追加工事費や、
旧中名田郵便局舎修復リノベーション後の店舗=「コミュニティカフェ 金四郎」をより使いやすく、また汎用性のある施設にするための施設環境の充実に充てることができました。
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【資金の使い道】
今回、2021年12月7日現在で
①クラウドファンディング…2,297,420円(決済完了総額2,689,000円から、レディーフォーへの手数料と消費税を支払った後の金額です)
②直接支援…769,000円
➡①+②合計 3,066,420円
の支援金が集まりました。
(ただ、最近分かったのですが、この金額から、来年の確定申告で所得税も支払わないといけないらしいです。)
工事自体は2月で無事竣工したのですが、工務店さんにお支払いする工事費が当初の契約より150万円ほど膨らんでしまいました。
その理由として、
ア 土台取り換え
イ 建物の歪み直し・矯正(構造用合板全面張り、付け柱)
ウ 二階の梁の補強
エ 【内装】周り縁、、折り上げ天井
オ 【階段】下5段の蹴込板を取って下足入れを追加
カ 二階和室サ小渕天井上にロフト使い(プロジェクター設置)
が挙げられます。
ア~ウは、建物の老朽化に対処するため
エ~カは、施設の完成度を上げ、より充実させるために
必要となったものです。
▴【内装】周り縁と折り上げ天井
▴階段の蹴込板部分を下足箱に(塗装直後)
▴二階和室 竿縁天井上にロフトを作り、プロジェクターを設置(床の間を潰したスクリーンに投影)
追加工事費用を支払った残りは、全額瓦の葺き替え費用として積み立て、必要費用の不足分が積み立てられた時点で、数年後に瓦の葺き替えを行おうと思っています。
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【オープン後の様子】
3月9日から一週間はクラウドファンディング支援者限定でプレオープンし、
3月16日から本オープンをしました。
もうすぐプレオープンから1か月がたとうとしています。
おかげさまで連日地区内外から大勢のお客様が金四郎を訪れてくださり、
職人さんの手によって素敵に生まれ変わった空間を堪能してくださっています。
また、地区内の子どもたちが日常的にやってきて、駄菓子を買ったり二階で遊んだりしており、レトロクラシックな店内に子どもたちの元気な声が響いています。
子どもたちにとって金四郎の存在は本当に宝物の場所のようで、そのキラキラした目を見ているとこちらが元気をもらえます。
最近は中名田地区の高齢者の方々も多く、「懐かしい」「昔子どもの頃、郵便局だったこの建物に来たことがある」「こうやってコーヒーを飲むのは何十年ぶりやろう」と、各々思い出に浸って懐かしがってくれています。
まだオープン間もない金四郎ですが、すでに中名田地区のシンボルになっていっているような実感があります。
ただ、やはり私自身ワンオペ営業の大変さは感じており、何とか早くオペレーションに慣れてうまく回せるようにならなければ、当初したかった子どもたちへの教室や大人向けワークショップの企画段階へ進めないなと思っています。
それらの課題はこれから少しずつ解決していくつもりです。
「全ての失敗は焦りからくる」
これを常々肝に銘じているので、焦らず自分の夢をライフワークにして進んでいこうと思います。
これからも見守って応援していただけると、嬉しです。
Instagram「kinshiro1920」もしくはFacebook「金四郎プロジェクト」にて日々の出来事を投稿していますので、よかったらフォローしてください。
それでは、最後になりましたが、改めまして、本当にありがとうございました。
吉村 順子