【第3弾】みんなでつくる病児保育！越谷エリアから安心できる子育てを

みんなでつくる病児保育室つむぎのおうち

2023年度を無事に終えることができました！

 

みんなでつくったこの大切な場所でたくさんのこども達が過ごし成長しました。

2021年10月に開室し、ここまで続けられているのは、皆様のご支援やご協力があったからです。心より感謝申し上げます。

 

病気のときでもこども達は成長します。

病児保育室を利用するこども達は、年齢、発達段階、特性、疾患、病状もみんな異なります。これらを把握し、こども達にどんな保育看護を届ければ最良の一日を過ごすことができるのか、「点」ではなく「線」として成長を支えることができるのか、一人一人に対して毎朝アセスメントし実践してきた頼もしい保育士と看護師がいます。

私が病児保育室に行くと、こども達は自分達の成長を一生懸命に伝えてくれようとします。

そんなこども達を私達はこれからも支えていきます。

皆様の想い、私達の想いをこども達とそのご家族にこれからも届け続けます。

 

 

2023年度の実績報告です。

開室日数　234日

延べ予約者数　3325人

延べ利用者数　1573人

稼働率　67％

キャンセル率　43%

利用をお断りした人数　327人（9.8%）

 

休室日の貸出　月1～2回

つむぎのひろば　月1回

神社deままマルシェ出店　3回

地域の保育所等へ保育士向け広報誌配布

 

全国病児保育研究大会　口演発表、ポスター発表、セミナー講師

日本外来小児科学会　口演発表、ポスター発表

 

クラウドファンディング2023達成

つむぎのおうちサポーター募集開始

 

【協賛企業団体】

C.F.Soldado　

うさぎ薬局レイクタウン店　

株式会社ビーバン　

株式会社ANBER　

 

 

全国調査では、コロナ禍以前の稼働率が平均40%程度で、2021年度は約28%（病児保育研究第14号　2021年度実績調査結果　参照）だったことを考えると、開設3年目かつ自主運営での病児保育室としてこれだけの稼働率だったことは全国の病児保育室と比較しても素晴らしい実績といえます。

一方で、327人の利用をお断りしてしまったことは大変心苦しく感じています。安心安全な保育看護を届けるためには、すべてのニーズに応えられない現状があります。

 

越谷市内には越谷市委託の病児対応型施設が2施設あります。来年度から利用料金の支払い方法が納付書から窓口払いに変更になります。地域として病児保育のニーズに応えられるように、越谷市や市議会議員へ当施設での取り組みをこれからも報告し続けます。

 

先日実施された子育て世帯へのアンケート調査にも病児保育についての項目があったことから、越谷市としても病児保育について関心を持っていただけているようです。

 

病児保育の質向上と拡充に向けて、これからも越谷市や全国に働きかけを続けます。

 

すべてのこども達とそのご家族が笑顔で過ごせる今と未来を共に築いてきましょう！

 

2024年度も宜しくお願い申し上げます！！