
支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 289人
- 募集終了日
- 2023年12月29日
【ブログ】私にとってのリバイバルカラーの電車 京浜急行2000形
プロジェクト代表の安田です。
今夜はとても個人的な“私にとってのリバイバルカラーの電車”と題して、私がこの趣味にのめり込むきっかけの車両をご紹介いたします。
京浜急行2000形
▲アイボリーの太帯を最初に採用した特別な車両
1982年に竣工したこの第一編成は白昼に営業列車を止めて東急車輛に搬入されたとのことです。
8両編成で4両ずつ製造元が違うというのは後に知りました。
翌年1月にデビューし、京浜急行の花形種別“快速特急”として活躍しました。
▲筆者が小学生の頃に写ルンですで撮影した2000形
旧600形の後継者として2扉のクロスシートを採用し、木目調の内装は高級感のあるものでした。
「待ってでも乗りたい電車」で、都心に出かけた際は都合よくやってくる1000形の特急を見送り祖母と20分近く駅で待っていたことも思い出にあります。
中学生くらいになると徐々に鉄道から遠ざかり、2000形の後継となる2100形の登場から新1000形ステンレス車の登場まではリアルタイムでは追えていませんが、2009年頃にこの趣味に出戻り、その時の2000形を見たときは往時の“特別感”は無くなっていました。
▲2100形の登場により3扉ロングシート化改造が行われた2000形
久しぶりに見かけた子供の頃の憧れの電車の面影はなく感じました。
外装色というのは不思議なもので雰囲気を一変させます。
「赤に白帯」は1000形、「赤にアイボリーの太帯」は特別な電車と刷り込まれていたのですが、時代は変わり「青一色」が特別な電車という時代になっていました(にわかオタク的発想)
それでも感動したのは2011年の元日。
それまで花形である2100形が充当されていた三浦海岸での初日の出に合わせて運行される初日号に2000形2011編成が充当されました。
▲2011編成ニューイヤーラッピング装飾
2011年だから2011編成。
ちょっと期待していた演出を見事にやってくれたのは感激しました。
当時は運用の流れもわからず、とりあえず必死に探し回り見つけたら時刻表をなぞって撮影するという超アナログ刑事なやり方で数枚撮らせてもらいました。
この趣味に戻ってきたときガッカリした「2000形はただの電車になってしまった」感が吹き飛び、これ以降は2000形の撮影に励むようになります。
しかしながら、当時は活躍の場が少なく、平日休みの日に朝夕のラッシュでしか撮影できないいわゆる“ニートレイン”でした。
故に枚数を稼ぐことが出来なかったのですが都合よく登場した新種別「エアポート急行」のおかげで2011年以降は格段に撮影機会が増えました。
当時2000形を狙って撮っている方は少なかった印象です。
撮られていても4両編成の大師線入線試験や全検出場に伴う試運転くらいで、普段着を撮るモノ好きは私くらいでした。
そのまったり狙えた2000形(2011編成)が一躍人気者に返り咲いたのが「リバイバルカラー」化された2013年でした。
▲3扉ではあるもののリバイバルカラー化された2011編成
2012年の12月に行われた京急百貨店での鉄道イベント。
その特別ステージで発表されたリバイバルカラー化の知らせ。
当時の私には情報を事前にキャッチするすべはなく、毎日のように久里浜工場へ偵察に行き出てくる日を待ち望んでいました。
4両のユニットが見えた日、かっこいい!!!ではなく違和感を覚えました。
私が知っている2000形の太帯は2扉の姿。
動いていない3扉のそれを見てしっくりこなかったということです。
通いつめ試運転で本線初走行となる日が明日だとわかったので「せっかくだから一応撮るか」程度の気持ちでした(むりやり会社を休んだくせに)
ですが当日、速いスピードではなかったものの、ファインダーの中で動くそれを見て、撮影後にはプレビューなど見ずに見えなくなるまで見送り、また見れて良かったと心から思いました。
翌日からこの2011編成リバイバルカラー中心の生活が始まりました(笑)
毎日、撮っても撮っても足りなく感じるくらいで、同じ行先、同じ時間でも懲りずに撮っていました。
撮り溜まったところで飽きさせない仕掛けにまんまとハマってしまいました。
リバイバルカラー記念撮影会。
平成だというのに受付は電話のみという京浜急行らしい対応で、受付開始時間から電話4台使って鬼のようにリコールをし、つながったのは30分後。
何とか滑り込みで参加権を勝ち取り、人生で初めての車両撮影会に参加をします。
▲2000形2本が並んだ撮影会
撮影会開始前の無表示、回送表示も尻尾振って撮りまくってました(笑)
その後方向幕を色々変えての撮影会が始まり、かなりのコマ数を撮らせて頂きました。
その場でリクエストを聞き、担当者様が電車に走り指令器を操作する。という形で行われ時間いっぱい繰り返してくださいました。
たくさん撮った中で感動したのは
▲ブルーリボン賞受賞記念ヘッドマーク(当時もの)
▲アルミの板にペンキで書かれた味のある逸品
小学生の時、小学校の図書室で見つけたカラーブックスにこの看板をつけたピカピカの2000形の写真が大きく載っていました。
その物が、正規の位置に掲げられるようにわざわざステーを担当者様が自作したという話を聞いて「神か」と思いました。
その担当者様は当時広報課のお仕事をされていた方なのですが、その立場の方がここまでやって下さるところに京急愛も感じました。
これだけ会社を、会社のファンを大事にしてくださる方がいるというのは本当に有難いことで、ここまでしてもらえている2000形はやっぱり唯一無二なんだなと感じました。
「この車両の全てを記録したい」
そんな想いで2017年6月まで『仕事よりもデートよりも2011編成最優先』の生活をしました。
▲リベット打ち橋脚を渡る2011編成 @黄金町~南太田間
▲鶴見川の菜の花と赤い特別な電車 @鶴見市場~京急鶴見間
▲チューリップと通勤電車 @神奈川新町~仲木戸間
▲房総半島を眺めながら @YRP野比~京急長沢間
▲紫陽花と復刻塗装 @京急富岡~能見台間
▲予想通り偶然に @三浦海岸~三崎口間
▲冬晴れの日 @上大岡~屛風ヶ浦間
▲西陽に照らされて夕ラッシュへ @堀ノ内~新大津間
▲最後の花道 @追浜~京急田浦間
2018年3月28日、私にとってのリバイバルカラーの電車は最後の力走を見せた日。
その後は赤い電車を走らせる中枢の場所で走らずも佇み、何かを問いかけてくるようなその亡骸を帰省する度に眺めに行っています。
京浜急行2000形の記録を1冊にまとめた本を今回このプロジェクトのリターンに設定致しました。
この車両を通じて経験できたことを、いち鉄道ファンの立場でも継承したい。
そう思い、沸々と募らせてきた「もう一度、赤に白帯姿の1000形を見たい」という気持ちを自分の為だけではなく、それを望むみんなのためにぶつけてみよう!と貸切乗車団として最初のクラウドファンディング“ことでん1080形還暦の赤プロジェクト”を企画しました。
その後、1200形情熱の赤プロジェクト、1300形追憶の赤プロジェクトと見たいものを皆様と創り上げることが出来ました。
リターンとして設定している撮影会イベントも見せて頂いた現職の鉄道マンの姿を越えたい!と妥協無く満足を追求し、一定の評価を頂けています。
今回挑戦している1080形追憶の銀プロジェクト2023で製作を目指す北総7150形リバイバルカラーはこれまでのプロジェクトのように自らの想い出を語ることが出来ません。
自分自身の生の声をしっかりと届けられない、説得力に欠ける呼び掛けに終始することを歯痒く感じます。
それでも銀に青帯姿の電車を作りたいと挑戦しているのは、誰かにとってのリバイバルカラーだから。その姿を見て想い出を語って欲しいから。
「俺たちがやったんだ」
「俺たちだからできたんだ」
貸切乗車団の企画メンバーにはそんな欲を見せる者はいません。
純粋に“鉄道を撮る、鉄道に乗る”を楽しみたい。
そのスパイスとしてこんな電車があったらいいなと思ってしまったので、皆様の力をお借りして実現したい。
ただそれだけです。
残り13日。
どうか3000円だけでもお付き合いください。
いかなる理由のご支援も大歓迎です。
よろしくお願い申し上げます。
リターン
3,000円+システム利用料
完成したラッピング車両の写真データをお届け致します!
◆完成したラッピング車両の写真データをメールにてお届け致します!
写真は完成直後、営業運転、イベントから数点をピックアップし、JPEG形式でお送り致します。
※写真は個人で鑑賞頂くことを目的として提供させて頂きます。商用利用やその他の方への共有はお断りさせて致します。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
5,000円+システム利用料

【おすすめ!】ラッピング車両の製作過程などをまとめた完成報告書をお届け致します!
◆本プロジェクトにて製作されるラッピング車両の製作過程や初回イベントの様子などをまとめた完成報告書をお届け致します。
サイズはA4でカラー見開きを予定しています。
お届けは24年6月頃の見込みです。
- 申込数
- 24
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- 制限なし
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- 2024年6月
3,000円+システム利用料
完成したラッピング車両の写真データをお届け致します!
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