【今夜が瀬戸際！？】毎日新聞地方版でも配信されました！

ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAA国際保全パートナーズの岡安です。手に汗握るあと3日（と2時間足らず！）、アフリカの仲間たちも吉報を待ちわびています。

さて、産経新聞に続き、

毎日新聞の日曜日（3月7日）の朝刊の地方版にも、プロジェクトの記事が掲載されたようです。まだ掲載紙は手元に届いていないのですが、共同通信の記者さんから、オンライン版の記事をお知らせいただきました（有料です…）。

https://mainichi.jp/articles/20210307/ddl/k14/040/059000c

今朝も新着情報でお知らせしたように、このプロジェクトの目標額300万円は、カメルーンの薬用植物リストの最初の”ベースライン”を作るのに、とても重要な資金です。医学的にだけでなく、私の本業、本家本元の自然保護の生物学でも、ある地域の自然を守るのには、その基礎情報を整えることから始まります。

どんな動植物がどれだけいるのか、そのバランスが長く続いているのか、最近崩れているのか。ただ状態を知るだけではダメで、ある時点の全体像を特定する必要があります。それがあって初めて、定期的にモニタリング（同じ基準で同じ対象を調査すること）ができるようになり、その地域の自然の健康状態を把握できるのです。もし万一、急速に劣化しているようなことがあれば、急いで手を打たなければなりませんが、それはそれ以前の状態を把握できていて、初めて「何をどれだけ」が可能になるのです。

その意味では、今回のプロジェクトの企画を詰めはじめた時、カメルーンのフォンゾッシ博士が90種の薬用植物をレビューする中で、「カメルーンの薬用植物は大きなポテンシャルを秘めているが、まだ秘めているだけだ」と語っていたのが印象的でした。彼も植物学者で医学者ではありませんが、この薬用植物の”セット”が持つ、多様だから応用が効くその底力に、彼自身の経験からピンときたのでしょう。「それを証明＝処方として実際に感染症に役立てる」ためには、まずそのベースラインを把握して、次にどれだけ広げられるかを調べていく必要があります。

最初のステップを踏み出すためのシードマネー。

日本の皆さまのお力添えで、プロジェクトにゴーサインをいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします！