
プロジェクト本文
【2021年10月26日追記:達成御礼!ネクストゴールを設定いたしました。】
8月30日よりスタートした本クラウドファンディングですが、あと2日を残し て目標金額である2,374,000円を超えるご支援額で達成することができ ました。ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングに挑戦する時は、皆さまにどれくらい応援していただけるか不安でしたが、スタート当初からたくさんのご支援と応援メッセージを頂きました。 皆さまの温かいお言葉や励ましは「低糖質パンの保存食」の量産化の実現にむけての勇気になりました。 たくさんの方に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。
今回、 大型冷凍庫と真空包装機を購入できることで常温保存タイプの保存食の 製造へ取り掛かることが出来ます。 私たちの更なる最終目標はプロジェクト本文にありますように長期保存タイプの 保存食(低糖質パンの缶詰)の量産化です。
その目標に向かってネクストゴールを設置させていただくことといたしました。
次の目標金額は308万円です。
ネクストゴールでいただいたご支援金は、「低糖質パンの缶詰」を製造する為の 補足機械「巻締め機」の購入費用として活用させていただきます。 仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に「低糖質 パンの缶詰」の量産化を実現させていただく予定ですが、皆様からの多くのご支 援いただけますと幸いです。 皆さまからの想いを無駄にしないよう「低糖質パンの保存食、量産化」へ向けて 頑張りますので、残り時間少なくなりましたが、引き続きのご支援のご協力、そ して、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
2021年10月26日追記 みんなのパン 伊藤博之
東京都江戸川区にあるみんなのパン代表の伊藤 博之です。店名の「みんなのパン」は2人の息子が「大好きなお父さんのパン、みんなに食べてもらいたいね!」の言葉からつけました。
2005年8月の創業時は小麦粉を用いた一般的なパンを取り扱うパン屋でした。
お客様からの個々の相談に対応していくうちに、卵や乳製品等の様々なアレルギー対応パンの製造をはじめ、糖質の量を気にかけている方、ダイエット目的の方向けのパンの製造がメインになりました。
2007年以降は低糖質パンとして「ふすまパン」「大豆パン」が当店の主力商品となりました。
「低糖質パン」とは
一般的にみられるパンの主な原材料は小麦粉ですが、「低糖質パン」は小麦粉の代わりに、小麦ふすまや大豆粉を主原料としています。
小麦ふすまは小麦の表皮の部分を粉にしたもので小麦粉に比べ糖質は低く、食物繊維が豊富なのが特徴です。
大豆粉は大豆を粉にしたものもなのでお豆腐と同じ糖質は低くタンパク質が豊富で必須アミノ酸、イソフラボン、サポニン、レシチンなども摂取できることが魅力です。
味への追及も時間を惜しまず研究し続け、まだまだ発展の途中ですが皆様に「おいしいね。低糖質で助かる、ありがとう。」と言われることが誇りです。
伊藤隆子自ら、当店の低糖質パンを食生活に取り入れた糖質制限食を実施し-18kg減のダイエットに成功。
健康診査で指摘されていた生活習慣病の糖尿病予備軍から脱出した経験を糧に、食生活指導士を取得し、相談に来るお客様にアドバイスができる「お客様と密着型のパン屋」として都内だけでなく遠方からも足を運んでくださる、皆様に頼られるパン屋になりました。

東日本大震災以降、自己資金でお砂糖を使用しない低糖質パンの「保存食」の開発を取り組み始め、試行錯誤を重ねて約10年、試作品が完成しました。
低糖質のパンは、お砂糖を使わないため常温での保存は不可能です。
今後、
「健康な方だけではなく、生活習慣病などにより食事制限が必要な方やアレルギー体質の方など、子どもからお年寄りまで病気の有る無しに関わらずみんなに安心しておいしいパンを食べてもらいたい」
という当店の経営理念のもと、近年の自然災害時における避難対策の課題でもある健康的な生活の維持化および安心・安全な食の確保の一端を担えるよう「低糖質パンの保存食」を量産化し全国の自治体や病院、企業に備蓄品として備えてもらうことが使命だと思っています。
昨今、糖尿病予備軍が増加傾向にある一方、健康志向も上昇しています。そこで大きな役割を果たす低糖質パンを全国のみなさんに広げようと思っております。
みんなのパン「低糖質パンの保存食」を量産化する新たな挑戦です!
試作品の製造
食品の長期保存を可能にするためにはカビや細菌の繁殖を抑えることが大きな課題です。
一般的なパンの保存食はお砂糖を使用していることが常温での長期保存を可能にしている理由の一つです。カビや細菌の繁殖を抑える作用のあるお砂糖は、繁殖に必要な水分を吸収してくれる働きがあるのですが、「低糖質パン」はお砂糖を使用しません。
お砂糖を使用しないでカビや細菌の繁殖を抑えなければならないことが難関でした。
まず、一般的なお砂糖使用のパンの缶詰の製造過程を参考に「低糖質パン」の缶詰の製作にとりかかりました。
製作中、お砂糖を使ったパンの缶詰は常温で3ヶ月経過後に外観にも変化が無ければ約3年の缶詰での常温保存が可能と言われていることを知りました。
しかし「低糖質パン」の缶詰は3ヶ月を待たず、缶がパンパンに膨れ、中には破裂してしまうものもありました。開けてみると悪臭とカビや細菌の繁殖がすさまじい状態に愕然としたのを覚えています。
「低糖質のパン」の缶詰はまだ誰も踏み入れたことのない未知の分野でした。
ショックに打ちのめされながらも思考をめぐらせ、カビや細菌の増殖=水分という些細なヒントを手がかりに、水や油脂の配合や焼成温度、焼成方法の組み合わせを何通りも研究し、微調整を重ねました。
食品衛生機関や食品分析機関などの専門機関に何度も足を運び分析結果を待っては失敗を繰り返し、各保存容器を扱うメーカーを訪ねたり、製粉会社の研究所を訪ねてノウハウを学びました。夫婦2人で店舗の通常営業をしながらの製作でしたので、休日返上と寝る時間を惜しんでの研究と試作が続きました。
専門機関で合格した試作品を店舗で週単位で保管して保存状態を見守りながら、保存可能でかつおいしいパンを作るためにも、味へのこだわりも追求しました。
専門機関に年単位で保管してもらい検査結果を出してもらう工程も積みました。
そうして長い年月と高い研究費をかけ約10年、専門機関による合格証明を取得しました。試作が試作品として完成して、商品として量産化体制に入る一歩手前まできています。
立ち退きのピンチ
創業時は東京都墨田区のビルのテナントとして店舗がありました。ビルの改装計画により立ち退きを強いられ、2021年5月、15年親しんだ地域を離れ現在の江戸川区へ移転せざるえなくなりました。
「低糖質パンの保存食」の試作品が完成したものの、量産化するには墨田区の店舗では機械を導入するにも、作業をするにも手狭であることがネックでした。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響もあり、売上減少の中の移転は厳しいものでありましたが、立退きをチャンスと捉え、10年以上かけてつくりあげた研究成果である「低糖質パンの保存食」を量産化するために店舗兼工場を併設できる場所へ移転しました。
場所は確保できたものの、自己資金は試作や研究経費につぎ込んでしまい、保存食を量産するために必要な機械等の購入資金が不足しています。
子どもからお年寄りまで病気の有る無しに関わらずみんなに安心しておいしいパンを食べてもらうという一心で完成させた「低糖質パンの保存食」。
1日でも早く量産し皆さんに届けたい思いでプロジェクトを立ち上げました。
「低糖質パンの保存食」は、
①缶詰の常温長期保存タイプ
②真空個包装の常温保存タイプ
の2タイプを製造します。
おおまかな作業工程
①缶詰:パンを焼く(ガスオーブン)→素早く粗熱をさます(急速冷凍機)→缶詰にする(巻締め機)→最終殺菌(加圧殺菌機)
②真空包装:パンを焼く(ガスオーブン)→素早く粗熱をさます(急速冷凍機)→包装する(真空個包装機)
量産するにあたって作業工程が異なる2つの生産ラインを図ります。
現状は、店舗販売の必要最低限の機械は揃っているので、基本的な仕込みはできますが低糖質パンを保存食にして量産するために必要な「補足機械」が必要です。
製造過程で必要な補足機械は、ガスオーブン、急速冷凍機、巻締め機、大型冷凍庫、真空包装機
といづれも大型で高価な機械で搬入費等も含め合計600万円以上の費用かかります。
プロジェクトが成功したら購入予定のお世話になっている業者様の商品の一例:オーブンと大型冷凍庫(実際に購入する機械ではありません)
クラウドファンディングでは、第1目標を2,374,000円とし、その後、段階を踏んで伸ばしていきたいと思います。
第1ゴール:2,374,000円達成
大型冷凍庫と真空包装機が購入できます。
既存のオーブンで焼き上げることで常温保存タイプの真空包装品の生産から取り組んでまいります。
大豆パン1種、ふすまパン2種、合計3種類を1日各200個の製造から始め、徐々に1日の製造数を増やしていく計画です。
販売先は店頭売りと通信販売をメインとし、病院や薬局の売店、健康食品等を扱っている小売店様等を考えております。
第2ゴール:500万円達成
巻締め機と急速冷凍機を購入できます。
缶詰の生産ラインに切り替え、大豆パンとふすまパンの計2種類の長期保存タイプの缶詰の生産を開始させます。
毎日の店頭販売を営業しながらの缶詰製造は加圧殺菌までの工程に時間を要するため、1日1種類x200個が限度になります。2種類を日替わりでスケジュールを組み、1週間で合計2,000個の製造を目指します。
缶詰は備蓄品として主な販売先を自治体や企業に紹介します。また店頭販売や通信販売でもご自宅用備蓄品としてPRします。
第3ゴール:700万円達成
ガスオーブンの購入でき、2つの生産ラインが確立します。
既存のオーブンと合わせて使用することで、それぞれ1日の製造量を増やすことができるので、備蓄品として充実した数量を製造できるようになります。
炭水化物中心の食事になりがちな被災地や避難所で「低糖質パン」が常備されていれば、糖尿病など生活習慣病で血糖コントロールしなければならない方や食事制限の有る方などの食事の不安を解消できると期待しています。
また、健康な方やスポーツをされている方も食事の中に血糖値の上昇を緩やかにする働きがある「低糖質パン」を取り入れることで被災地や避難所での体重コントロールなど健康維持も期待できます。
日常生活においても「低糖質パン」は健康維持のために栄養バランスを整える魅力的なパンです。
皆さんにご支援頂き、常温長期保存タイプ(低糖質パンの缶詰)と常温保存タイプ(低糖質パンの真空個包装)、店頭販売用の定番商品(原則当日消費品)を常に安定供給できるようになれば、
「健康な方だけでなく、生活習慣病等で食事制限が必要な方やアレルギー体質の方など子どもからお年寄りまで病気の有る無しに関わらずみんなに安心しておいしいパンを食べてもらいたい」という私たちの経営理念に基づき、
平穏な日々にも、自然災害等で窮地に立たされた時、昨今の感染症のように人類を脅かすようなパンデミックに立たされた時など思いもよらないことに直面した時にも、安心で美味しく健康的な食生活を維持する社会づくりに貢献できると確信しています。
東日本大震災以降も全国各地で地震や豪雨などの自然災害が多発しています。
被災地の映像やSNSの情報を見るたびに食事に困っている方のことを思うと、1日でも早く低糖質の保存食を届けたい思いでいっぱいです。
製造機械(補足機械)を導入できれば、すぐに「低糖質パンの保存食」を量産できる体制にあります。
量産化できれば、缶詰商品は全国の自治体や病院、大学、企業への備蓄品として提供ができるようになり、いつ起きてもおかしくない自然災害に備えることが出来ると考えています。
そして、賞費期限を延長できる真空個包装商品も同時に生産できることによって、家庭での備蓄品や旅行の常備食として活躍できるようになると期待しています。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下での自粛生活やリモートワークで運動不足やストレスからくる健康被害や知らず知らずしのびよる生活習慣病の予防策として、「低糖質パン」を食生活に取り入れるメリット等、これからも地域密着型のパン屋として普及活動をしていきたいと考えております。
「低糖質パンの魅力をもっと多くの人に伝えたい」
「低糖質パンを日常に取り入れやすくして健康を守ったり、いざという時の備えをする人を増やしたい」
そんな想いで、初めてのクラウドファンディングに挑戦します。
このプロジェクトを通して、ひとりでも多くの方が、美味しく健康になるきっかけと出会っていただけば嬉しいです。皆様のご支援で確実に、量産への一歩を踏み出すことができます。どうかご支援をよろしくお願いいたします。

【プロジェクト実現可能性に関する留意事項】
本リターンの履行に必要な食品衛生法及び衛生管理運営の責任者証、営業許可書はすでに取得済みです。
▼プロジェクト終了要項
運営期間:2021年8月~2021年12月20日
運営場所:東京都江戸川区江戸川6-33-28大和コーポ1F
運営主体:みんなのパン 伊藤博之
運営内容詳細:みんなのパン伊藤博之が低糖質パンの保存食を量産し販売する
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
プロフィール
「みんなのパン」はみんなのからだのことを考えたパン屋です。 ふすま粉や大豆粉を使用した低糖質パンをメインに健康な方からアレルギー体質の方、糖質を控えている方 みんなに喜んでいただけるパンを製造、販売しています。
リターン
3,000円
お気持ち支援 3,000円
心をこめて感謝の気持ちをメールさせて頂きます。
リターン費用がかからない分、いただいたご支援金は手数料を除いたすべてを機械購入費に充てさせて頂きます。
- 支援者
- 39人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
5,000円
低糖質パン2種類セット
低糖質パン(ふすまコッペ5個、大豆のプチパン5個)を
お送りさせて頂きます。
ふすまのコッペ 5個(糖質量 1個当り 3.3g)
大豆のプチパン 5個(糖質量 1個当り 0.8g)
プラスお楽しみオリジナルパン
※クロネコヤマト クール(冷凍)便でお送りします。
※感謝の気持ちのお手紙を同封致します。
- 支援者
- 102人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
8,000円
低糖質パン ふすまパン詰合せ
低糖質パンのふすま粉で作ったパンを詰合せにしてお送りします。
ふすまの食パン 1斤 (糖質量1斤当り 27.4g)
ふすまのコッペ 10個 (糖質量1個当り 3.3g)
プラスお楽しみオリジナルパン
※クロネコヤマト クール(冷凍)便でお送りします。
※感謝の気持ちのお手紙を同封いたします。
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
10,000円
低糖質パン 大豆パン詰合せ
低糖質パンの大豆粉で作ったパンを詰め合わせてお送りします。
大豆の食パン 1斤 (糖質量 1斤当り 7.0g)
大豆のプチパン 10個 (糖質量 1個当り 0.8g)
プラスお楽しみオリジナルパン
※クロネコヤマト クール(冷凍)便でお送りします。
※感謝の気持ちのお手紙を同封致します。
- 支援者
- 46人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
10,000円
お気持ち応援 10,000円
心をこめて感謝の気持ちをメールさせて頂きます。
リターン費用がかからない分、いただいたご支援金は手数料を除いたすべてを機械購入費に充てさせて頂きます。
- 支援者
- 54人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
20,000円
【NEW】病院や健康食品、防災グッズ等の販売店様向け:応援コース 20,000円
・御礼のメール
・チラシやパンフレット(150~200枚)を当店のネットショップの発送時に同梱する権利
・当店HPやFacebookに支援者としてお名前掲載(希望制)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
30,000円
お気持ち応援 30,000円
心をこめて感謝の気持ちをメールさせて頂きます。
リターン費用がかからない分、いただいたご支援金は手数料を除いたすべてを機械購入費に充てさせて頂きます。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
50,000円
お気持ち応援 50,000円
心をこめて感謝の気持ちをメールさせて頂きます。
リターン費用がかからない分、いただいたご支援金は手数料を除いたすべてを機械購入費に充てさせて頂きます。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
50,000円
【NEW】低糖質食品などを扱うメーカー様や小売店様向け:応援コース 50,000円
・御礼のメール
・チラシやパンフレット、商品サンプル(150~200個)を当店のネットショップの発送時に同梱する権利
・当店HPやFacebookに支援者としてお名前掲載
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
100,000円
お気持ち応援 100,000円
心をこめて感謝の気持ちをメールさせて頂きます。
リターン費用がかからない分、いただいたご支援金は手数料を除いたすべてを機械購入費に充てさせて頂きます。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
プロフィール
「みんなのパン」はみんなのからだのことを考えたパン屋です。 ふすま粉や大豆粉を使用した低糖質パンをメインに健康な方からアレルギー体質の方、糖質を控えている方 みんなに喜んでいただけるパンを製造、販売しています。