【あと50時間弱】ランクルと漢方、送るものは違えど志は一緒

ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAA国際保全パートナーズの岡安です。いよいよ残り二晩のうち一晩に突入しました。

 

日付というのは、怖いものです…カウントダウンが怖いのかもしれませんが、今朝、残り時間が秒単位で表示されているのを見たときには、肝が冷えました。日にちで数えると、なんとなく「朝はこれをして、お昼にこの結果が出るから、夜までに…そして最終日は！」という段取りをしますが、50時間とか言われると、2日以上あってもまずいまずいと思いがち。

 

でも私たちUAPACAAにとっては、やるべきことはランドクルーザーの購入も、今回、計画した生薬事典も、手段は違えど目的は一緒です。その時々に現場にもっとも必要なことは何か？　その一点を精査することで目標が決まります。そしてカメルーンの現場の仲間が、そのやるべきことをしっかり共有し、信頼を置いてくれること。そこからすべてが始まります。

 

今回のプロジェクトを立ち上げるとき、活動の内容が前回ほどわかりやすくないことが、ネックになるのではないかという指摘はありました。今この瞬間も、まだ成立には遠いところでご寄附のペースがゆっくりなことは心配ではありますし、自分の力不足を痛感しています。何より新型コロナ感染症のパンデミックで、世の中の仕組み自体が変わろうとしているところで、予測のつかない結果が今後は、自然保護のみならず社会のあらゆる場面で出てくる懸念があります。

 

他方で、ロベケのジャングルから離れて1年経とうとしている今現在でも、現場から上がってくる自然の様子はあまり変わりません。幸いなことに、ロベケ国立公園周辺ではまだ感染者はゼロですし、このまま行って欲しいと切に願います。

 

でも、例えば今回、UAPACAAが特に力を入れて活動を応援している、プチ・サバンナ近くのカメラトラップで捉えられた野生のヒョウの画像（11月30日）

「おお〜珍しい！」

とだけ言っているわけには行きません。

コロナのパンデミックで、すでに具体的な症例が出ているように、ペットのネコたち、さらには動物園のトラにも、コロナウィルスの感染例が絶えません。犬より猫の方が罹りやすいとなれば、場合によってはロベケのゴリラたちより、ヒョウの方が深刻な被害に遭わないとも限らないのです！

 

そんなとんでもない事態を、極力避けて行けるよう、人々が健康でいられるよう、今回のプロジェクトは立ち上げられました。

残り時間が少ないと言っても、繰り返しになりますが、今のご支援者のお一人お一人が、1日で、24時間後！？　賛同者をお一人加えていただければ、成立には間に合います！

そんなロベケに対する連帯感を、心よりお待ちしています。

 

よろしくお願いいたします。