【本日23時まで！】クラウドファンディングを始めるまでの葛藤。

こんにちは、UTSUMI FISHERMANS FEST実行委員会の中尾です。

 

ついに、クラウドファンディング最終日を迎えました。

これまで多くの方にご支援いただき、達成率127％、支援者数88人となりました。ありがとうございます。中にはインターネットでの支援が出来ないからと、直接支援金を持ってきて下さる方もいます。その気持ちが嬉しくて、封筒を受け取る度に胸が熱くなります。

 

私たちの取り組みに、これだけ多くの方が支援してくださったことを真摯に受け止め、また、多くの方の温かいご支援や励ましの言葉、一つひとつを原動力に少しでも良いイベントにしていきたいと思っています。引き続き応援の程、よろしくお願いします。

 

 

最終日の今日はこのクラウドファンディングを始めるまでの葛藤について。

 

1月24日に始まったこのチャレンジですが、そこに至るまでも幾度となく会議を重ねてきました。

 

 

仕事終わりや夜勤前に集まり、「なぜやりたいのか」「何を伝えたいのか」「コンセプトは何か」「参加者に何を感じてもらいたいか」「その後どう発展させていくか」「美味しく魚を提供するためにはどうすればいいか？」などなど、意見を出し合い、時にはぶつかり合いながら、話し合ってきました。

 

 

中でも、頭を悩ませたのが収支計画について。

鹿児島の甑島で始まったこのフェスのコンセプトに見合うように、屋台や会場のしつらえを考え、且つ鮮度が命である魚介を扱いながら、美味しい飲食を提供する。はじきだした金額は、個人が集まる団体には大きすぎる額でした。

 

 

収支を考え、足りない部分をどうすればいいか。協賛やクラウドファンディングをお願いするにしろ、初めての取り組みにどれだけの人が支援をしてくれるのか。それに加え、関係各所から理解を得る難しさ、山のようにある準備。初めてのことなので、一筋縄ではいきません。

考えれば考えるほど、不安が募り、いっそのことやめてしまった方が気が楽でした。

 

 

それじゃあ、やめるてしまおうか？

答えは、「NO」でした。

 

赤字でもやる覚悟。

そうでなければ、島の未来はない。

難しいからやらないのであれば、現状は何も変わらないし、この地域はおもしろくならない。

 

メンバーの覚悟は決まっていました。

 

 

 

それはきっと、フェスを実現した先の可能性を信じているから。

まだ見たことのないお客さんとの対面、会話、笑顔を思い浮かべ、

そして、フェスで友達になったお客さんが、魚を買いに遊びに来てくれる姿や、そこで買った魚を普段の食卓の中で楽しんでいる姿を、思い描いているから。

 

私たちは、このチャレンジの先にそんな日が来ると信じています。

 

「1日限りのイベントにしたくない」

これが、私たち実行委員会の思いです。

 

そのためには、少しでも多くのご支援が必要です。

クラウドファンディングは残すところあと８時間。

どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。