プロジェクト概要

 

ー【動画】UMI・SACHIの取り組みの元となった 宗像国際環境100人会議よりー

 

電動船で切りひらく!海の環境保護と利用の両立への可能性

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。一般社団法人UMI・SACHI推進会議/ UMI・WATARIプロジェクトの竹内晃です。


私達の活動する福岡県宗像は、約1500年前から海を介して世界と交流を行っていた地です。今年、沖ノ島を含む「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録がなされました。また、それより以前から、宗像国際環境100人会議を開催し、海から見た環境問題に地元一丸となって活動を行ってきました。

 

UMI・WATARIプロジェクトでは、海と生きる宗像の地から、未来の環境配慮型の船のあり方を世界に発信していくべく取り組んでいきます。

 

単なる実証実験にとどまることなく、実用となる電気推進船(e-Ship)建造とその活用モデルを成功させるべく、宗像の海に関わる皆と共にプロジェクトを開始します。

 

まずは、プロジェクト発足の第一弾として有識者を交えての勉強会からスタートし、電気推進船の技術的な面はもちろん、事業として成立するための検証を行いレポートにまとめます。

 

そして、実証実験船などのステップを経て、最終的には、宗像が電気推進船(e-Ship)のモデル地域となるような未来に向けて取り組んでいく予定です。

 

みなさんも一緒に、未来の環境配慮型の船”e-Ship”の可能性をひらきませんか。ご支援よろしくお願いいたします。

 

【海上神幸 みあれ祭】
生活と信仰に船が密接に関わっている宗像の地から、環境配慮型の船を提言していきます!

 


海を護りながら進む!環境配慮型の電動船の実用化がはじまっています。

 

湾岸地域での汚染の原因のひとつとして、船舶排気ガスがあります。特に小型船においては、エンジンの排出ガスを水中に排出するため、排気ガス中の有毒物質が直接水中に拡散され、水質汚染の原因となっています。

 

小型船の電動化は、これらの水質汚染を低減させる他、座礁事故や故障などの際の燃料油流出による水質汚染リスクもなくすことができます。

 

現在、船舶における環境規制が、年々厳しくなってきており、排気ガスや温室効果ガス排出に関する対策が進んでいます。現時点では国際海運における大型船が対象ですが、これらの規制で培った技術を使ってやがて小型船にも適用されることが予想されます。

 

その対策方法の中でも、「省エネ技術導入」と「排ガス浄化」が同時にできる船舶の電動化は、有力な解決策といわれており、ディーゼルエンジンからの脱却を目指して、船舶の電動化の取り組みが始まりました。


電動船(e-Ship)は、温室効果ガスの排出を劇的に減らす効果はもちろん、油の流出による海の汚染対策にもなり、また低振動・低騒音、臭いも少ない乗員乗客にとってもやさしい船です。

 

 

事例(大型)日本の電動船実用化

 

大型船の世界では、発電機とモーターの組み合わせによる電動船が実用化されています。

 

在来船の主機関と推進器が軸で直結し、発電機は船内電力として使用するタイプから、主機関をなくし発電機を並列化して、推進器と電気的に接続しています。

一度、電気に変換することによるロスはあるのですが、きめ細やかな制御が可能となり、大きな主機関を常に運転するよりも、省エネを実現することができるシステムとなっています。

 

また、船体にしっかり据え付けなければならない大きな主機関からの振動や音が船体に伝わることもなくなり、静かで快適な船となります。

 

事例としては、平成24年竣工のケミカルタンカー「新進丸」、平成26年竣工の伊豆七島への貨客船「橘丸」(東海汽船)や、また、平成27年竣工の鹿児島桜島へのカーフェリー「第二桜島丸」(桜島フェリー)などが就航しています。

 

 

 

事例(小型)日本の電動船実用化

 

小型船の世界では、電池(二次電池・燃料電池)による電動船の取り組みがなされてきています。

 

電動船は、同規模の内燃機関に比べ、船価が高いため経済性に欠けると考えられがちですが、10年程度の期間で見た場合、内燃料機関のメンテナンスコストも含め燃料油に比べて電気代は安く、安定しています。今後のバッテリー技術革新により、小型電動船の普及まであと一歩のところまで来ています。

 

東京海洋大学では、充電方式を電気自動車と同じCHAdeMOを採用し急速充電に対応したリチウムイオンバッテリーによる実証実験船「らいちょうシリーズ」を平成24年から研究しています。

 

また、広島県尾道市のツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社では、いち早くバッテリーによる電動船を実用化しており、これまで、大阪道頓堀の水上バス、平成24年竣工「あまのかわ」を皮切りに、石垣島の観光船、平成26年竣工「vibes one」、富山県の富岩運河を運行する、平成27年竣工「FUGAN」などを建造し続けています。

 

八重山日報2015年1月14日

宗像の海に関わる皆様と、電動船のあり方を探る。

 

今回のプロジェクトでは、船の環境問題に関する大学関係者、造船関係者の有識者の皆様を交え、宗像の海に関わる皆様(漁師の皆様、市役所の皆様、港湾関係の皆様)海の環境を護りながら海を活用するための船はどのようなものがふさわしいのかを調査していきたいと思います。

 

具体的には、環境配慮型の船に取り組んでいる大学関係者や造船所の皆様を講師としてお呼びし、電動船(e-Ship)の技術面について学びます。リチウムイオン二次電池や燃料電池の技術動向もおさえていきます。

 

その後、宗像の海で稼働している船の実態調査を行っていきます。宗像市役所の皆様や漁師の皆様との意見交換会も実施し、特に燃料代やディーゼルエンジンのメンテナンスに係る部分でお困りの点についての実態調査です。ここではさらに船の推進にかかるエネルギーに限らず、例えばイカ釣りのための集魚灯にかかるエネルギーなども、環境配慮のためにできることはないのかといった点も掘り下げていきたいと考えています。

 

これらのメニューを月に1回程度の勉強会として活動していきます。

 

それらの活動を通じ、宗像の海で稼働する船を少しでも環境配慮型にするために何ができるかの最初の第一歩を踏み出していきたいと考えています。

 

2018年6月末日まで、上記の勉強会での資料や調査した結果を活動報告書としてとりまとめ、ご支援いただいた皆様にご報告させていただきます。

 

 


宗像を環境配慮型船舶のモデル地区に!

 

本プロジェクトは、未来の環境配慮型の船"e-Ship"のあり方を世界に発信していくための第一歩です。

 

宗像の海を今後も護り続けるために、特に小型船の電動化の可能性を検証し続け、その実現を目指していきます。また、同団体の他のプロジェクトと連携し、海の環境保全活動(調査・ゴミ回収など)を行う象徴的な電動船(e-Ship)の実現も目指します。

今回のプロジェクトの延長線上では、実際に電動船も建造し、実証実験のみならず、実用レベルまで持ち上げ、宗像をこの分野でのモデル地区としていきたいと考えています!

 

みなさまもその仲間になっていただけませんか。よろしくお願いいたします。

 

UMI・SACHI推進会議代表理事の養父さん

 

一般社団法人UMI・SACHI推進会議

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支援金の使途内訳

 

皆さまからいただいたご支援は、海の環境を護りながら海を活用するための船についての調査のために、大切に使用させていただきます。

 

UMI-SACHIプロジェクト

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