小児外科の先生方からも力強い応援頂きました！！

この度、小児外科の先生方からも、UNmetBTへの応援コメントを寄せていただきました。

小児脳腫瘍の診療でも、中心静脈カテーテルの挿入や卵巣保存など、小児外科の先生方のお力をお借りする事は非常に多いですので、本プロジェクトについても応援を頂けました事を大変嬉しく思っております。

中央診断における安定した遺伝子検査の提供は、脳腫瘍だけではなく、全ての小児がん領域における共通の重要な課題ですので、今回の取り組みを通じて、小児がん全体に支援の輪が広がっていく事を願っております。

＜田尻達郎 先生からのメッセージ＞

JCCG副理事長をしています九州大学病院小児外科の田尻達郎と申します。小児がんは希少疾患でかつその種類は様々であり、また同じ病名でもその一人ひとりのがんの個性を把握してテーラーメイド型の治療を行うことが必要です。近年、小児脳腫瘍の個性を把握する方法の中で重要な検査が遺伝子検査であることがわかっていますが、まだ保険承認が追いついておらず、ご支援が必要な状況です。是非皆様の温かい応援をお願いいたします。

＜米田光宏 先生からのメッセージ＞

国立成育医療研究センター／国立がん研究センター中央病院で小児がんの外科治療を担当する小児外科医の米田光宏と申します。

小児がんは希少疾患でかつその種類は多岐にわたり治療法も異なります。治療成績を上げるためには治療を強化しなければいけませんが、治療が強すぎると合併症が増え、治ったあとに長い人生を過ごす子ども達を苦しめることになります。

このため正確な診断・リスク分類が必要不可欠で、小児脳腫瘍では特に「高度な遺伝子検査」を行うことで正確な診断・リスク分類を行うことができます。すべての小児脳腫瘍患者さんが「高度な遺伝子検査」を受け、適切な診断治療が受けられるように是非皆様の温かい応援をお願いいたします。