VSOPとは、「Volunteer Service One day Project」の略。
これは、地域における商店や企業が、例えば月に一日、本業を通じて
社会に貢献するサービスを無償で提供する運動のことです。

 

商店や企業が、こうした「ボランティア・サービス」に取り組むこと
によって、その地域では、「貨幣経済(マネタリー経済)」だけでなく、
「自発経済(ボランタリー経済)」が活性化していきます。

 

そして、「ボランタリー経済」が活性化すると、この地域では、
人々の意欲や智恵、人々同士のご縁や結びつき、互いの信頼や信用、地域での評判や評価、人々の共感、地域の文化などの「目に見えない資本」が生まれ、集まり、広がっていくようになります。


真の地方創生を実現するためには、外部から貨幣資本を導入し、貨幣経済を活性化するだけではなく、その地域において、こうした「ボランタリー経済」を活性化し、「目に見えない資本」を増やしていくことが不可欠です。


現在、日本青年会議所が推進している「VSOP運動」は、そうした考えに基づく新たな地域起こしの運動であり、さらには、我が国における企業経営の在り方、資本主義の在り方を革新していく運動でもあります。


全国各地から、このVSOP運動に参加する商店や企業が増えていくこと、
そして、このVSOP運動への支援の輪が拡がることを、切に願います。

多摩大学大学院教授
世界経済フォーラム(ダボス会議)GACメンバー
元内閣官房参与
『目に見えない資本主義』著者
田坂広志

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