沖縄での「和田中の1000日」映画上映会を通じて地域と学校をつなげる教育を

沖縄での「和田中の1000日」映画上映会を通じて地域と学校をつなげる教育を

支援総額

715,000

目標金額 600,000円

支援者
42人
募集終了日
2013年2月21日

    https://readyfor.jp/projects/wada1000days?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2013年01月27日 01:00

一新塾の教室で試写会を開催

1月21日(月)の夕方に、NPO法人一新塾の教室で「和田中の1000日映画試写会ワークショップ」を行ってきました。


 

和田中の1000日映画の試写会後のワークショップでは
参加者と一緒に「学校と地域をつなげるために私ができること」
について一緒に議論した。

 

学校と地域をつなげるためにそれぞれの立場で出来ることはたくさんあると思う。
つなげる取り組みの一つとして私は「映画上映会ワークショップ」を全国で100回行いたいと思う。

 

私一人で100回上映会を行うのではなく、映画を観た方が「私の住む地域でも、先生や他の人たちに観てほしい」と思ったら仲間を見つけて上映会実行委員会を立ち上げてほしい。

 

まずは住む地域のPTAの仲間や、教育委員会、地域活動を行うNPOや
教員志望の大学生などと一緒に実行委員会を立ち上げてほしい。
近くにそういう知り合いがいない場合は、全国各地にあるNPO活動支援センターに
相談にいけば、いろいろとアドバイスをもらえると思います。


今回試写会を行ったあと、
「上映会をするためにはどうしたらいいですか?」
と何件か問い合わせを頂きました。

 

映画上映会を行うために必要な費用は、1回の上映につき「10万円」です。

 

上映会の入場料を1000円に設定して100名集めてもいいですし、行政で事業を計画してもらい、予算を準備してもらうことでもいいです。

 

また、NPO支援センターにいけば、市民活動の助成金情報が多数あります。
実行委員会で計画をたてて、助成金を申請するという方法もあります。
他には寄付サイトを活用して、市民からの寄付を集める方法もあります。

 

ぜひ、全国各地で「和田中の1000日映画上映会」を行い、映画を観た参加者同士が感想を語り合いながら「学校と地域をつなげるために私にできること」について、一緒に考える場を作っていきたいです。

 

映画上映会をしたいと思った方には、私の経験を伝えることで、サポートして行きたいと思っています。


 

【問い合わせ先】
株式会社グループ現代
東京都新宿区新宿2-3-15 
大橋御苑ビル7F(〒160-0022)
TEL:03-3341-2863 FAX:03-3341-2874
担当:西条
http://www.g-gendai.co.jp/screen/#wadachu
 

 

=============

 

2011/4/15 【一新塾ニュース】第447号
塾生活動レポート『沖縄から日本の教育を変える』 より引用 
http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/merumaga/kn_110415.html

 

 

「私が一新塾を志望した動機は『主体的市民を育てる』という言葉に強く共感するところが大きかったからである。私はごく普通の大学生であるが、私の周りに関係する社会問題や、政治活動にもそれなりに関心がある。市民レベルでの活動にも興味があるが、それが直接社会を変える原動力になっているように実感できることはなかった。
市民一人一人がどのようにしたら社会をよりよく変えていくことができるのか。その方法手段を一新塾で学ぶことにより体得できるのではないか。その思いが一番の動機である。もう一つの動機は、大前研一氏がMITでの留学体験で一番学んだことである『とにかく自分の頭で考えること』をできるようにしたいと思ったからである。日本の教育では情報のインプット能力だけを評価して、アウトプット能力や情報を自分で判断する能力を鍛える訓練を行なっていない。
一新塾に入学すればこの能力を伸ばすことが可能であるのではないかと思っている。」

 

 上の文章は私が12年前(2001年4月)に書いた一新塾第8期の志望動機のレポートだ。当時の私は大学生で「日本の教育を変えたい」思ったが、具体的にどうしたらいいのかわからなかった。そんな私が一新塾を通じて出会った人達の力を借りながら、今は地元の沖縄の学校現場から教育を変える実践に取り組んでいる。


●教師は何をしたらいいのか?

 私の大学時代の夢は、教師になることだった。教師になることを目標に大学へ進学した。自分が教壇に立ち生徒に数学を教える姿は具体的にイメージすることができたが、何か漠然と不安に思うことがあった。


「いったい教師になって、私は生徒達に何を伝えることが出来るのだろうか?」
大学を卒業してすぐに教師になることに不安を感じた大学3年生の頃、私は一新塾へ入塾した。

 

 一新塾へ入塾して、初めの講義は大前研一氏の「IT時代における21世紀維新への提言」だった。そこで私は大きな衝撃を受けた。大前氏は講義の中で、「高校の数Ⅱを教える先生は日本で一人いればいいことになる。」と言った。「インターネット時代には一人の先生が二百万人の生徒を教えることができる。六十歳で定年退職したアメリカの国語の先生たちがインターネットで直接英語を教えてくれるなら、日本の英語の先生たちはほとんど要らなくなる。では、先生は何をしたらいいのか。今、文部科学省が考えなければならない最大の問題はこれなのだ。」

 

 また鈴木寛氏の講義では、「産業革命後のイギリスで生まれたマス・エデュケーション型の教育を、日本は1900年から100年間やってきた。しかし情報社会においては、暗記力と再現力という能力は、さして重要な能力ではなくなる。教える側としては、学習指導要領じゃなくて、まさにインタラクティブでライブなコミュニケーションを子どもたちにどれだけとらせるかということが重要になってくる」という話を聞いた。

 


●主体的市民を育てるには何が必要か?

 刺激的な講師の話や一新塾で市民活動から社会を変えて行こうとする塾生の刺激を受け、私は大学を卒業してすぐに教師にならず一度社会で働く道を選んだ。その後、地元の沖縄に帰ってきて30歳で私立学校の教員になった。

 

 学校現場では数学を教えながら、「主体的市民を育てるにはどうしたらいいか」というのを考えている。また生徒が「とにかく自分の頭で考えること」ができるように なるにはどうしたらいいのか常に試行錯誤の連続だ。

 

 昨年は地域のコミュニティ放送局と一緒に企画して、「中学校の生徒会選挙」の公開討論会をラジオで放送した。政治に無関心な若者が多いというが、それは立候補者の意見を聞いて自分達の代表を選ぶという経験をしたことが無いからだと思う。
投票権のない中学生であっても生徒会長選挙で投票することはできる。選挙の立候補者は「学校を良くする為にどうしたらいいのか」とマニフェストを宣言し、生徒達はマニフェストと立候補者の熱意を基準に自分の思いを一票に託した。

 

▼どうする生徒会!? 会長選、8候補がラジオ討論(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170252-storytopic-7.html

 

 また学校と地域をつなげる実践の話が広まり、今年の元旦には「知事にプレゼン!~沖縄の明日を描く若手たち~」というテレビ番組に生徒と一緒に出演することができた。学校現場での思いや生徒が感じていることを知事に直接提案した。生徒から仲井眞知事へ「中高生に向けた県内の優れた企業を紹介する広報誌を作ってほしい」という提案を行い、知事は「いいですね、すぐやりましょう!」と応えてくれた。実際に県の担当者が事業化へ動いている。

 

▼「知事にプレゼン!~沖縄の明日を描く若手たち~」
http://www.goodjob-okinawa.info/page/797.html


 

●小さな一歩から

 私が地元の沖縄でできることは、とても小さなことだと思っている。10年前には「日本の教育を変えたい」と思っていたが、私の些細な行動がどれだけ周りを変えられるかはわからない。20代の10年間は自分で何ができるのかを迷い、自信を無くすことも多々あったが、ようやくスタートラインに立てたと思っている。これから10年間は学校現場で教師という仕事に打ち込みたい。


今は目の前の生徒一人一人と可能な限り向き合い、少しでもキッカケを与えることができればと思う。最後に私が10年前に一新塾での鈴木寛氏の講義で聞いた言葉を、皆さんに伝えたい。

 

「いずれも非常に小さな一歩かもしれません。しかしパラダイムチェンジというのは、そういう小さなことから始まって、あるときハウリング現象を起こして社会が変わっていく。そういう意味では、大きな一歩ではないかと思っています。」

 

リターン

3,000+システム利用料


alt

*サンクスメールをお贈りします。
*「和田中の1000日上映会」藤原和博氏講演会の講演録をメールにてお届けします。

支援者
20人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


alt

上記2点に加え、
*講演会の映像DVDを一枚お贈りします。

支援者
16人
在庫数
34

15,000+システム利用料


alt

上記3点に加え、
*お住まいの地域で「和田中の1000日」映画上映をご希望なさる支援者様を、東濱がサポートさせていただきます。

支援者
1人
在庫数
29

20,000+システム利用料


alt

10000円の引換券に加え、
*東濱が直接支援者のところに伺い、よのなか科の出前授業を行います。
※出前授業に伺う先は沖縄県内限定とさせて頂きます。
※県外の方へは、よのなか科の授業を収録したDVDをお贈りします。

支援者
5人
在庫数
完売

30,000+システム利用料


alt

10000円の引換券に加え、
*第二回「和田中の1000日」映画上映会へご招待させて頂きます(1組2名様まで)

支援者
1人
在庫数
4

50,000+システム利用料


alt

30000円の引換券に加え、
*中高生がパーソナリティを務めるラジオ番組「ゆるやかネットワークを作ろう」にゲスト出演して頂けます。(直接スタジオへお越しになれない方は電話出演も可能)

支援者
1人
在庫数
2

100,000+システム利用料


alt

50000円の引換券に加え、
*第二回映画上映会の「特別協賛」として、感謝状の贈呈及び希望の場合スピーチをして頂けます。

支援者
0人
在庫数
5

200,000+システム利用料


alt

100000円の引換券に加え、
*「和田中の1000日」映画上映会報告書の中に「特別協賛広告」を1ページ掲載させていただきます。

支援者
0人
在庫数
3

300,000+システム利用料


alt

100000円の引換券に加えて、
* 「和田中の1000日」映画上映会報告書の中に「特別協賛広告」を表3に掲載させていただきます。
※サイズはB5用紙の1枚で法人企業限定です。
※映画上映会報告書は500部作成いたします。

支援者
1人
在庫数
完売

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/wada1000days/announcements/2198?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る