
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 602人
- 募集終了日
- 2021年11月25日
「児童養護施設は修学旅行の延長戦のような場所でした」

児童養護施設出身で、JETBOOK作戦代表の山内ゆなさんにインタビューを行いました。
前篇では、山内さんの児童養護施設での経験を中心に施設で生活することのリアルについてお話を伺います。
これまでの児童養護施設のイメージとは違った雰囲気を触れていただければ幸いです。
また、明日公開の後編では、今年の春に施設を退所して大学生となった山内さんに、施設での退所に向けた支援の様子や、施設退所後の苦労について聞いています。
ぜひご覧ください!
Q.最初に、ゆなさんにとって児童養護施設での暮らしはどういったものだったのか教えて下さい。
私にとって児童養護施設は修学旅行の延長戦のような場所でした。
(外部の方からは)施設はどうしても暗い印象を持たれたり、特別な場所に見えてしまうかもしれません。
しかし、施設での生活は、ルールはありましたが楽しい場所でした。
沢山の子どもたちと集団活動している家が”施設”ということを知ってもらいたいと思っています。
Q.高校時代に施設で暮らしている事を話した時、同級生の反応にショックを受けたと聞きました。ゆなさんとしてはどのように声をかけられるのが一番嬉しいですか?
私自身地域の小中学校に通っていて、施設出身者がいるのが当たり前な環境だったので、施設出身ということを隠してはいませんでした。
高校生になって地元から出た時に、施設に住んでいることを友達に言ったら、「聞いてごめんね。大変そうだけど頑張って」という予想とは違う反応をされました。
普通の一般家庭も児童養護施設も大きな家庭の中の1つとして、「あーそうなんだ!」くらいのラフな感じで捉えてもらえたらと思って活動しています。
Q.施設内での他の子どもたちとの関わりはどのようなものでしたか?
施設では2歳〜18歳の子たちがいるので、すごく幅広い年齢層の子たちとの交流があります。
中高生が2歳・3歳の子どもたちの面倒を見るのが毎日の日常になっていています。
小さい子たちも中高生が帰ってくるたびに「抱っこ〜」と言って近付いてくるので、兄弟みたいな関係です。

Q.施設にいたからこそできた体験や大切な思い出は何ですか?
集団生活だからこそできる体験はありました。
例えば、施設対抗のスポーツ大会や、スイーツづくりなどみんなで協力して何かを行う体験が多かったです。
そういった体験を通じて人との関わり方を学びました。
人との関わり方は社会に出た今でも役に立っています。
Q.施設にいることで感じた不便さはどんなことがありますか?
全ての施設にネット環境がないわけではありませんが、私のいた施設はありませんでした。
ネット環境がない理由は、子どもたちの居場所が実親に知られると身の危険が及ぶ可能性があるからです。
ネットを使えない分、施設は閉鎖的に感じました。
職員さんも忙しく、話す機会が沢山あったわけではないので、外の世界との繋がりは少なかったですね。
Q.ゆなさんの出身施設職員さんからのメッセージで「高校生になると自分の価値観を大切にしていた印象」とあったのですが、高校ではどのようなことを経験したのですか?
違う地区の高校に進学したことで、周りには同じ施設出身の子がいなくて、そこで初めて「自分は周りと違うんだ」と意識しました。
でも違うのは私だけじゃない、ということにも気づきました。
私とみんなは価値観が違うけど、みんなもみんなと価値観が違う。
違うのは当たり前。
「みんな同じ」と考えてしまうと、すれ違ったりぶつかってしまうこと多いです。
価値観が違うからこそ、意見を口に出していう、その中で議論が生まれていいものができる。
(違いを)理解しているから他者を傷つけずに議論ができると気づきました。
お互い違うことを大切にしているからこそ仲良くできるのではないかと感じて、大切にするようになりました。
後編に続く(明日公開予定)
【今後のイベント情報】
■2020年11月24日(水)20時~
○若者おうえん基金SNS
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ギフト
3,000円
【税制優遇あり】若者おうえん基金:拡大応援3千円コース
■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」へのオンライン招待(2022年6月頃に開催予定)
*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。
- 申込数
- 287
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
【税制優遇あり】若者おうえん基金:お気持ち上乗せ1万円コース
■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
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- 申込数
- 226
- 在庫数
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- 発送完了予定月
- 2022年3月
3,000円
【税制優遇あり】若者おうえん基金:拡大応援3千円コース
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10,000円
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