リターン品の絵本のご紹介📕

こんにちは！広報担当のかなです。

本日は、クラウドファンディングのリターンとしてご用意している3冊の絵本をご紹介させていただきます。

 

どれもやさしく、静かに心に届く物語です。

贈り物としても、自分自身のためにも、ふと手元に置いておきたくなるような本たちです。

このページでは、それぞれのあらすじをご紹介します。

 

『私は十五歳』

🖋 原案：アズ・ブローマ　🎨 絵：なるかわしんご

自国では迫害の恐れ、そして命の危険があるために、安心して暮らしたいと願って日本へ来た家族。しかし日本で難民として認められず、しかも在留資格も認められずに「仮放免」となってしまいます。

この家族に高校生のアズ・ブローマさんがいます。ブローマさんは「仮放免の子どもたちの絵画作文展」向けに「私は十五歳」という作文を書きました。

生い立ちや施設での生活、揺れ動く心、社会への一歩。この本には、15歳の“そのままの声”が綴られています。

読後には、「知る」ことの大切さ、「伝える」ことの勇気、そして何より、「受け取る側の姿勢」について考えさせられる一冊です。

 

『くまとかきのみ』

🖋・🎨 作・絵：なるかわしんご

深い森の中、ひとりで暮らすくまが、ある日見つけた小さなかきのみ。

でも、それを食べるのではなく、くまはある行動を取ります。

「誰かのために取っておく」「与えることで満たされる」そんなやさしさと循環の物語。

言葉は少ないけれど、静かなページの中に、

自然や生き物たちとの調和や、人の優しさが描かれています。

かきのみのチャーミングな表情にも注目です。

 

『きみがうまれたひ』

🖋・🎨 作・絵：なるかわしんご

この絵本は、「あなたが生まれたこと」を静かに見つめ、どんな背景であっても、存在そのものに光をあてるような一冊です。

まるで小さな灯りのように、心の奥をあたためてくれるようなことばが並びます。

親子で読んでも、大人がひとりで読んでも、

どこかあたたかく、少し泣きたくなる、そんな一冊です。

 

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いただいたご寄付は、若者たちの生活支援や学びの機会、そして安心して頼れる「居場所づくり」の活動に充てられます。

 

絵本には、言葉では言い尽くせない気持ちを伝える力があります。

あなたの手に届く絵本が、その先の誰かの人生に繋がっていく。そんな循環を、一緒に育てていきませんか？

ご支援・ご参加を、心よりお待ちしております。