お外で産まれた過酷な運命　どうすれば家無き犬猫を救えるのか？

Wan life副代表の高居と申します。
日頃は犬の保護やお世話、譲渡会準備と犬まみれの生活を送っていますが、勿論、猫も好きで
TNRの必要性も充分に理解しています。

昨年、TNRの必要性をひしひしと感じた出来事がありました。

近くの家に子猫を譲渡する為に我が家で子猫を遊ばせながら約束の時間を待っていたら、

家族が子猫が道路で敷かれて死んでいると知らせに来たのです。
慌てて確認すると譲渡する為の子猫は何事もなく部屋にいました。

では敷かれて死んでいる子猫はいったい？

その子はノラ猫の子猫で、我が家にいる子猫と同じ位の月齢で色や模様も本当によく似ていて

見間違える程でした。
違うのはその子は汚れていて生まれて一度もお腹一杯食べた事もなかった様な痩せた体をしていた事です。
同じ子猫で居ながら余りの違いに亡くなった子猫が哀れで可哀想でペット火葬さんにお願いして丁寧に弔ってもらいました。

こんな可哀想な子猫を無くす為にはとにかく、不妊手術しかないと心から思った出来事でした。
少しずつ、私の周りでも地域猫やTNRといった言葉も時々は聞かれる様にもなってきましたが、まだまだあちらこちらで、ノラ猫を見かける事も多く、多頭飼育の話も耳にします。

不幸な猫を無くす為にはとにかく不妊手術しかないのです。
TNRしかないのです。
広く広く広めてていきたいと思います。