支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 135人
- 募集終了日
- 2020年12月25日
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プロジェクト本文
麻布十番の「羊SUNRISE」がおくる
国内初の羊専門アパレルブランド
「Waste not,Want not」
「人類最古の家畜」とも言われる羊。
紀元前7000年から羊は、人類の衣食住すべてに
関わり、寄り添ってきました。
麻布十番の羊肉専門店「羊SUNRISE」では、
羊飼いと向き合う私たちだからこそできる
羊の歴史や素晴らしさを伝える
活動に取り組んでいます。
私たちが願うのは食肉としての羊だけでなく、
皮やウールも含めて、
羊を余すことなく知ってほしいということ。
このプロジェクトはその第一歩です。
初めまして、関澤波留人です。
これまで4年間、麻布十番の「羊SUNRISE」というジンギスカン屋を中心に食肉としてだけではなく、羊という生き物の価値や歴史を発信してきました。
国内の様々な羊飼いを訪ね、話し、羊を知り、その土地と人が持つ空気感と想いを伝えるのが羊SUNRISE式の接客となり、現在では国内最多24人の羊飼いの方々とお取引ができるようになり、お陰様で連日多くのお客様にご愛顧頂いております。
何故、羊飼いを訪ねるのか?
流通のインフラが確立されていない羊産業では、食肉問屋でも仕入れが難しく、自分の足を使い直接触れ合い羊飼いを口説く以外方法が無かったからです。
最初は自宅の茨城からフェリーで北海道に渡り、自家用車で道内3,000kmを走り15件の羊飼いを訪ね
ました。
個性的な羊飼いの方々と出会い、そして実際に羊を見ることで自分自身の中にあった「羊肉」という価値観が「生き物としての羊」へと変化し、また仕入れルート確立の旅が「羊飼いをめぐる冒険」になりました。
自分の人生のテーマともなった「羊の普及」が生まれたのもこの時期です。
現在の日本国内では行政やJAなどによる羊飼いへのサポートはほぼ無く、地域や羊飼いによっても取り組みや課題はそれぞれ。
現在進行形の生きた羊情報を持つ彼らに会うことで、僕なりの「羊の普及」方法を見つける為に今でも羊飼いを訪ねています。
今回のプロジェクトテーマでもある羊専門アパレルブランド「Waste not,Want not」の立ち上げについては、まさに羊飼いの方々と交流をする中で生まれたアイデアです。
羊は人類最古の家畜と称され、人類がその全てを永く有効活用してきた生き物でもあります。
しかし、現在の日本国内では食肉以外・・・特に皮はほぼ全てが未利用資源となっているのが事実。
これは羊飼いの想いとは裏腹です。
生き物として羊を育ててきた羊飼いにとって、羊肉だけでは無く羊が生きてきた証である皮など全てに感謝があります。
そして、国産羊肉を一頭買いする羊SUNRISEだからこそ、その一頭一枚の皮に関しても未利用資源の有効活用に取り組めるのでは無いかと動き始めました。
ブランドネームは「Waste not, Want not」
直訳すれば「無駄も無ければ、不足も無し」
しかし、この言葉を私たちなりの解釈で
「羊は人類にとって最も有益な存在である」に昇華させます。
∞マークが入ったロゴは数々の広告賞受賞歴のあるアートディレクターの秋山具義氏がデザイン。
羊SUNRISEで僕たちの羊話を聞いてきた具義さんだからこそ。
羊のサステナブルな側面をロゴに反映してくれました。
まず取り組み始めたのは、原皮の出荷方法。
羊は家畜なので、羊肉になる為には畜産公社が運営する屠畜場を経由します。
原皮の出荷については、ほとんどの屠畜場が出荷履歴が無く、羊飼いの方々とも協力して屠畜場からの直出荷をお願いしたり、発送ができない場合は羊飼いが引き取りに行く形でスタート。
次はタンナー探し。
皮から革にするには専門のタンナーさん(鞣し革業者)を見つける必要があります。
牛、豚などを扱うタンナーはいても、国産羊皮を扱ったタンナーはほとんど居ない。
そんな時に「新しいことにチャレンジしたい」と手を挙げてくれたのが、セトウチレザーの井上代表でした。
姫路まで原皮を発送し、全員に無理の無い発着方法を検討し、現在では毎月出荷される原皮を全てここでなめすことで「皮から革」に。
Waste not,Want notの革の特徴は、何よりも素材感。
羊革特有の柔らかさと軽さを持ち合わせているのはもちろんのこと、羊が生きた証の表面に現れる表情(シボ)を最大限に活かしたなめしをしています。
また、防水性の高いウォッシャブルレザー工法も採用。
そして、デザイナーの元へ。
レザージャケットについては、某有名アパレルブランドのデザインを数多く手掛ける鈴木真人氏がデザイン。
国産羊革特有の重厚感を前面に出し、特徴的なフルレザーリブ仕上げ。
ファスナーについてはハイブランドで使われるRACCAGNIを採用。
バックパックとトートバッグは鞄や革小物のOEM、自社ブランド「Thread&Spice」を展開するメーカーRIBIRDが担当。
どちらも開口部が大きく、モノの出し入れがスムーズにできる。
さらに軽さもこの鞄の特徴のひとつ。
「羊が生きた状態をイメージできること」をテーマに、羊革特有の柔らかさを最大限に活かす丸みを帯びたデザインが特徴的。
僕たちは独自のルートで「皮から革」へできるタンナー、「商品企画・商品開発」のできるデザイナー、「商品生産・商品管理」のできる工場、この流れを確立することで物作り=製品化を実現することができました。
国内で流通している羊肉・羊革は99%以上が海外産。
羊肉に関しては国産羊肉にしか無い味わいがあります。
それは羊革も同様で、日本で育った羊にしか表現されない革の表情があります。
流通量1%以下、唯一無二の未利用資源の有効活用がWaste not,Want notです。
商品開発に関しては、今回レザージャケット、トートバッグ、バックパック(全て商品数14個)購入者の方々には「14CLUB」として商品開発アドバイザーの一端を担って頂きます。
資金使途については、仕入れ、製作費、商品開発費に充当します。
※2021年04月30日(金)までに商品が完成したことを持って、プロジェクト完了とさせていただきます。
日本羊史の夜明けは諸説ありますが、僕たちは1918年の「緬羊100万頭計画」だと考えています。
戦時中の軍服を作るところから始まった日本羊史は、高度経済成長期に羊に関わるほぼ全ての物が輸入自由化の品目に指定、行政によるサポートが希薄になり衰退していく文化となってしまいました。
夜明けから約100年。
北海道を中心に日本全国には羊飼いという職業を紡ぎ続けている方々がいます。
僕自身が羊SUNRISEを立ち上げてから4年間、羊普及に取り組む中で重要視してきたのが、
羊の適正な価値観です。
食肉としての価値だけでは無く、未利用資源となってしまっている羊皮に適正な価値がつくように。
そして、日本の羊文化がより豊なものになるように。
どうか羊の新しい価値を広げていくこの活動に、ご支援をよろしくお願いいたします。
アートディレクター
秋山具義さん
ある日、『羊SUNRISE』のオーナーの関澤波留人さんから「お話したいことがあるのですが…」と真剣な顔で言われて、もしかして告白される?とドキドキしました(笑)が、聞いてみると、「羊の皮(革)でバッグのブランドを作りたいので、ロゴデザインしてもらえませんか?」とのことでした。
現在の日本国内では羊は食肉以外、特に皮はほぼ全て捨てられているという現状があって、関澤さんたちには羊肉だけでなく皮など全てに感謝を込めて有効活用したいという想いがあることがわかり、それは素晴らしいことなので、ぜひ協力したいと思いました。
ブランド名は『Waste not, Wont not』で、「羊は人類にとって最も有益な存在である」と解釈するということを聞いて、∞のマークをロゴに入れ込むことで、その有効活用の循環が続いて行って欲しいという気持ちを込めました。
ブランドと一緒に、このロゴマークも育っていってくれたら嬉しいです。
羊まるごと研究所 所長兼羊飼い
酒井 伸吾さん
北海道 白糠町で「羊まるごと研究所」という名の牧場を営んでいる羊飼い酒井伸吾です。
この度の「羊の未利用資源を有効活用したアパレルブランドを立ち上げたい」についてそれに関わる羊飼いとして応援のメッセージを書かせていただきます。
羊飼いの仕事は仔羊出産、肥育、毛刈り、などの農業の仕事に留まらず、仔羊肉販売の営業、運搬、嫁のご機嫌取りなどその仕事は多岐に渡ります。
収入のほとんどが仔羊肉の販売になりますが、羊毛や羊皮なども扱い方によっては商品となります。ただその一つ一つが奥深く、商品に昇華させる事は時間と手間、そして、大いなるチャレンジ精神が必要となります。
羊の生み出す全てが役に立つ、だけど商品なるとは限らないというリスクとジレンマを抱えているのです。
羊飼いでも無いのにそのジレンマを抱えている人がいました。
それが関澤波留人と羊sunriseの皆さんです。
羊飼いのところに行っているうちにそうなっちゃったんでしょうね。(*´-`)
飲食店(ジンギスカン)が始めるアパレルブランド。なにもそこまでしなくて良いんです。オミセモウマクイッテイルンダカラ。だけどやりたいんです。
羊を飼ってないけど羊の素晴らしさを知ってしまった人たちだから。
羊を知るジンギスカン屋が始めるプロジェクト。
まずは皆さんに知ってもらって、できることなら応援していただきたい。出来た商品は柔らかいのにヘタらない素敵な革製品です。身につける人もきっと満足のいく商品です。
原皮の購入も未利用資源だからといって買い叩いたりはしていません。羊飼いにとっても経営の継続の一助になり得るプロジェクトです。生産者-作り手-お客さん win-win-win が実現するプロジェクト。
この輪に入る事で今まで知らなかった羊の世界を知ることになると思いますよ。
関澤 波留人(せきざわ はると)
株式会社SUNTAKATSU代表取締役
株式会社SHEEP SUNRISE代表取締役
オーストラリアラムPR大使「Lambassador」
1982年4月生まれ。20歳の時に食べたジンギスカンから羊の虜になり、32歳の時に地元茨城で従事していた建築関係の仕事を退職し、単身北海道のジンギスカン店に修行入り。
国内の羊飼いの元に自家用車で車中泊しながら訪問する中で、食肉としてだけではなく「生き物」としての羊を普及する必要性に気づき、2016年麻布十番に国産羊肉を扱った「羊SUNRISE」を開業。
「羊のことを語り尽くす」という独自の接客スタイルが話題となり、現在では某グルメサイト「ジンギスカン」ランキングで国内1位となっている。
2018年には豪州食肉家畜生産者事業団認定のオーストラリアラムPR大使「Lambassador」に任命され、多方面から羊の啓蒙活動に取り組んでいる。
戌年の牡羊座。
牧羊犬の如く、毎日羊を追いかけている。
石川 達也(いしかわ たつや)
株式会社SUNTAKATSU取締役
株式会社SHEEP SUNRISE取締役
麻布十番店 店長
1983年8月生まれ。代表の関澤とは地元茨城県の小・中学校一学年下の後輩。
自営で通信事業を営んでいたが、羊SUNRISE開業前の関澤と十数年ぶりに再会した際に、羊に対するビジョンと事業性に共感し、2017年羊SUNRISEに合流。
2018年店長就任以来、過去最高売上を更新し続け、現在では羊SUNRISEグループ全体の統括業務を担う。
新井 雄士(あらい たけし)
株式会社SUNTAKATSU取締役
株式会社つくばビジネスセンター取締役
1979年3月生まれ。代表の関澤とは地元茨城県の小・中学校4学年上の先輩。
学生時代はマラソンに打ち込み、箱根駅伝出場を目指し練習に明け暮れる日々を過ごす。
大学卒業後、鞄、バッグ類、小物卸売業の大手商社に入社し百貨店担当となり実績を残すが、2014年家業でもある印刷業、株式会社つくばビジネスセンターに入社。
羊SUNRISEで羊に魅了され、培った皮革事業での経験を生かすことで羊アパレルの可能性を見出す。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
株式会社SHEEP SUNRISE代表取締役 株式会社SUNTAKATSU 代表取締役 オーストラリアラムPR大使Lambassador 麻布十番のジンギスカン専門店「羊SUNRISE」を中心に国産、海外産問わず羊全体の普及に勤しむ。 国内初の取り組みとなる、原皮調達から生産まで一環した羊専門アパレルブランド「Waste not,Want not」を2020年11月24日からクラウドファンディングでチャレンジ中。 「生き物として育てらた羊」の未利用資源の有効活用が本プロジェクトのテーマでもある。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
10,000円
お得な羊SUNRISEお食事券【10,000円のご支援で12,000円分のお食事券に】
10,000円支援で12,000円分のお食事券になります。食べログジンギスカンランキング日本一の羊SUNRISEをこの機会にぜひお楽しみください。
▷サンクスレター
▷羊SUNRISEのお食事券
※有効期限は発行から6ヶ月となります。ただし、新型コロナウイルスを取り巻く社会の状況に応じて、柔軟に対応させていただきます。
※他のクーポンとの併用はできません。
- 申込数
- 129
- 在庫数
- 21
- 発送完了予定月
- 2021年1月
15,000円
羊SUNRISEのお正月羊肉セット
ジンギスカン専門店羊SUNRISEならではの、国内流通量1%以下の希少な国産羊肉と海外産の羊肉詰め合わせスペシャルセット。
▷サンクスレター
▷国産羊肉 300g ※産地は仕入れによります。
▷オーストラリア産パスチャーフェッドラム 400g
▷羊SUNRISE特製ひつじのカレー4pc
▷ジンギスカンタレ
▷オリジナルステッカー4枚
※12/27より随時発送となります。
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 51
- 発送完了予定月
- 2020年12月
10,000円
お得な羊SUNRISEお食事券【10,000円のご支援で12,000円分のお食事券に】
10,000円支援で12,000円分のお食事券になります。食べログジンギスカンランキング日本一の羊SUNRISEをこの機会にぜひお楽しみください。
▷サンクスレター
▷羊SUNRISEのお食事券
※有効期限は発行から6ヶ月となります。ただし、新型コロナウイルスを取り巻く社会の状況に応じて、柔軟に対応させていただきます。
※他のクーポンとの併用はできません。
- 申込数
- 129
- 在庫数
- 21
- 発送完了予定月
- 2021年1月
15,000円
羊SUNRISEのお正月羊肉セット
ジンギスカン専門店羊SUNRISEならではの、国内流通量1%以下の希少な国産羊肉と海外産の羊肉詰め合わせスペシャルセット。
▷サンクスレター
▷国産羊肉 300g ※産地は仕入れによります。
▷オーストラリア産パスチャーフェッドラム 400g
▷羊SUNRISE特製ひつじのカレー4pc
▷ジンギスカンタレ
▷オリジナルステッカー4枚
※12/27より随時発送となります。
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 51
- 発送完了予定月
- 2020年12月
プロフィール
株式会社SHEEP SUNRISE代表取締役 株式会社SUNTAKATSU 代表取締役 オーストラリアラムPR大使Lambassador 麻布十番のジンギスカン専門店「羊SUNRISE」を中心に国産、海外産問わず羊全体の普及に勤しむ。 国内初の取り組みとなる、原皮調達から生産まで一環した羊専門アパレルブランド「Waste not,Want not」を2020年11月24日からクラウドファンディングでチャレンジ中。 「生き物として育てらた羊」の未利用資源の有効活用が本プロジェクトのテーマでもある。