【居場所の再形成】 11代目　石川 杏李

 

こんにちは。

まずはこの文章に目を留めて読んでくださっている皆さん。そしてご支援いただきました方へ、この場を借りて御礼申し上げます。

学生団体WorldFut11代目の石川杏李です。

 

昨年度の7月私たちはとある小さな村に二週間ほど滞在し目にしたことから、私は漠然と彼らにはグラウンドが不可欠であると考えます。この考えに気づきを与えてくれたのは、カンボジアの子どもたちの言動にありました。

 

彼らカンボジアの子どもたちは人に愛と優しさを与えることを当たり前にし、一つ一つの物事に対して感謝の気持ちを持っている姿を目にしました。

難しく考えず、毎日を生き生きと過ごしている子どもたちを見て、もっともっと今以上に子どもたちの笑顔を見たい。そんな気持ちが芽生えました。

そしてその言動の背景には、目の前のことに一生懸命であれたり、やりたいことができること、また学べることは当たり前ではないことを私に教えてくれました。

 

そんな彼らに”グラウンド”という新たな居場所を通じて、以前よりも一人一人が持つ秘めた想いに対して前のめりな気持ちになってほしい。また人に対しても、物に対しても、また未来に対しても優しく貪欲な人になってほしい。この想いが強くあります。

 

カンボジアの子どもたち一人一人のやりたいを実現するために、今の居場所よりもより好きになれるような居場所をこの機会を通じて提供したいと考えています。

そしてこれからも外からのたくさんの愛や優しさを受けることを可能にするカンボジアの子どもたちに、ほんの少しでも温まりあえる瞬間をこのグラウンド建設という一つの機会を通じて創りたいと思います。

ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。