記録冊子が完成しました!ご支援ありがとうございました。
拝啓 新緑の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
日頃は、弊会の活動につきまして、ご理解、ご協力、ご支援いただておりますこと厚く御礼申し上げます。
さて、昨年8月14日から9月24日に実施しました、「ありがとう八木駅舎」クラウドファンディングに際しましては、たいへん温かいご支援をいただき誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。また、同時に皆様から、駅舎に対する愛惜のお声やプロジェクトに対する励ましのお言葉をいただきましたこと、あわせまして御礼申し上げます。
おかげをもちまして、短い期間であるにも関わらず、89人の方から合計884,000円ものご支援をいただきましたことをここにご報告申し上げます。
今回、お礼と感謝の気持ちを込めまして、記念の小誌等を発送いたしました。
どうぞご笑納下さいますようお願い申し上げます。
JR八木駅は、明治32年(1899年)8月に京都鉄道株式会社の停車場として開業し、今回解体された旧駅舎は、昭和9年(1934年)の建築で、嵯峨野線現存最古の駅舎でした。19世紀にアメリカでつくられたレールがホーム支柱に用いられるなど、随所に古い鉄道遺構を伝えた駅舎は、文字通り85年の風雪を乗り越え、昨年12月20日をもってその役割を終えました。
現在、新しい駅舎の工事中であり、バリアフリーや東西自由通路を備えた橋上駅舎が、来春オープンします。地元住民や利用者は、新駅舎が今後の町の発展の礎となってくれるものと期待を込め、一日でも早い完成を待ち望んでいるところです。
弊会におきましても、歴史を未来につなげようと、新駅舎開業にむけ、取り組みを進めてまいる所存でございます。
新駅舎開業時には皆様のぜひとものご来駅、ご来町をお待ちしております。
コロナ感染症により厳しい世情となっております。どうぞご自愛なさりお過しくださいませ。
最後になりましたが皆様の今後のご健勝とご多幸を祈念いたします。
甚だ略儀ではございますが、書面をもって御礼のご挨拶とさせていただきます。
敬具
令和2年5月吉日
「ありがとう八木駅舎」プロジェクト 八木駅舎を愛する人の会