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新潟の里山の果樹で作るジャムとその製作ストーリーを紹介したい

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支援総額

279,000

目標金額 1,200,000円

支援者
26人
募集終了日
2014年11月29日

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プロジェクト本文

雪国「越後妻有」の里山の果樹で作るジャムを商品化し、
その制作ストーリーを紹介したい!

 

はじめまして。山ノ家 代表、gift_ クリエイティブ・ディレクターの池田史子です。新潟県十日町市松代地区にある山ノ家は、里山の地域資源を新しい形で編集・発信し、都市圏との交流拠点となっています。

 

今回、私たち山ノ家が中心となって、地元に自生する土着の果樹を「山ノ実」としてブランディングし、地域の特産品として商品化することで、耕作放棄地の活用を応援して行きたいと考えました。また、この里山と都市がつながっていく過程をシェアできるよう、「物語共有プロジェクト」としてストーリーブック化する予定です。

 

里山の果樹を使ったジャムの開発費と、ストーリーブック1000部の制作費用が120万円足りません。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

 

(地元に自生する土着の果樹「山ノ実」のジャム)

 

 

山ノ家について

 

山ノ家は、東京を拠点に、「場」や「状況」をつくるということに、多面的な角度で携わってきた、私が所属するデザイン事務所 gift_ (ギフト)が
母体となって、新潟県十日町市松代地区に立ち上げた、都市圏と里山の
交流拠点です。そこは、カフェや簡易宿泊施設などが一体になった
複合施設となっており、里山の地域資源を新しい形で編集・発信していく
ためのワークショップ等、地域活性活動にも積極的に取り組んでいます。

 

(地四季折々の里山の恵みや自然をテーマにしたワークショップの風景)

 

 (旧街道筋に立つ民家をボランティアメンバーと共に、 

リノベーションしました。photo by Masayuki Hayashi)

 

 

「都市圏」「地方」といった異なる複数の場所で、

生活や仕事の拠点として共有する、新しい暮らし方。

 

この山ノ家誕生の発端は、越後妻有大地の芸術祭で知られるこの地域に、「好きにしていい空家があるよ」と誘われて何となく見に行ったことがきっかけでした。当初は活用方法や改修デザインのアドバイザーを引き受けるつもりが、いつのまにやらオーナーを引き受けていた…という「ハプニング」からスタートしました。

 

やるからには、とことんちゃんとやりたい!と、まったく経験のなかった飲食業や宿泊業を、試行錯誤を重ねながらも何とかこなして、はや丸2年が経ちました。オープン当初はいったいこの人たちは何をしに来たのかな?と、半信半疑だった地域のみなさんが日常的に訪れてくださる「地元の」カフェへとすくすくと育って、地域活性の発信源基地としての嬉しい評価も頂くようになりました。

 

私は、20世紀に都市圏に集中した人口や機能が、徐々に田園回帰してくのが21世紀なのではないかと思っています。とはいえ、完全に地方移住することはハードルが高い。そこで、この私たちの[山ノ家]の取り組みのように、都市とローカルの両方に拠点を持って行き来するようなライフスタイルがひとつの「標準」になっていくといいなと考えています。

 

この、どちらかを選ぶのではなく、都市と里山のどちらもホーム(地元)=「ダブルローカル」という生き方の提唱が共感を集めて、創業からちょうど一年後の昨年夏に [山ノ家]の活動に対して、ロハスデザイン大賞コト部門で大賞を頂いたのはとても勇気づけられるできごとでした。

 

(都市圏や海外からのゲストと地元の方が同じテーブルで語り合うことも)

 

 

山ノ家のある新潟県十日町市松代地区

 

山ノ家のある新潟県十日町市松代地区は、日本の原風景のような美しい棚田や幽玄な雲海のかかる里山で知られています。ぶな林の新緑や蛍、田毎(たごと)の月と、四季折々の景色のなかでも、特筆すべきは国内有数の豪雪地帯特有の雪景色です。魚沼産コシヒカリの産地の中心部でもあり、雪解け水で育まれた米や地酒の味わいは格別です。

 

(先人達の手によって切り拓かれた山間の棚田)

 

(冬には積雪3mを超えて棚田も真っ白に 

photo by Masayuki Hayashi)

 

 

越後妻有に自生してきた土着の果樹=「山ノ実」から
新たなプロダクトが、物語が生まれる

 

私たち山ノ家は地域との新たな取り組みとして、豊かな土壌に恵まれた越後妻有の山間に古くから自生してきた桑苺や猿梨、山葡萄といった土着の果樹=「山ノ実」をジャムやコーディアルシロップ等、新たな地域の特産品として商品化することによって、山に実りと人をとり戻していくアクションを発進させようとしています。

 

毎年4mを超える大雪が積もるこのエリアでは、前述のような、つる性の果樹しか越冬できません。この世界有数の雪国でも育つ珍しい果実を、なんとか美味しく加工できないものだろうか。そうした大地の贈りものを都市生活者にうまく届けることができないだろうか。これらの果実の存在を知った時に、私たちはすばらしい知られざるタカラモノを発見した気持ちになりました。

 

(初夏の山道で見付けた桑苺)

 

(キウイの原種といわれる猿梨はカリンくらいの小粒な果実)

 

まずは今年の秋に収穫される猿梨と山葡萄を使ってレシピ開発を進め、来年春までに「山ノ実ジャム」の完成を目指します。そして、山ノ実が里山の特産品として商品化されていく過程は、多方面で活躍するクリエーターとの恊働を通じて、物語共有プロジェクトとして、ストーリーブックの形にまとめることを構想しています。

 

この「山ノ実」を商品として販売・流通させるためのプロダクト開発費と、「物語共有プロジェクト」として中継していくストーリーブック1000部の制作費用、パンフレットやwebなどで展開していくプロモーション費を、ご支援いただけないでしょうか?「山」と「人」をクリエイティブにつなげていく「山ノ実プロジェクト」の立ち上げメンバーの一員になってください!

 

(フードクリエーターによる試作。右:木苺 左:桑苺)

 

 

「山ノ実」で都市と里山をつなぎ、
「山」をOFFからONにスイッチする。

 

全国的に増加傾向が止まらない耕作放棄地。特に山間農業地域においては顕著で、その面積率は約15%と、平地に比べて3倍近い率となっています。 ここ越後妻有も例外ではありません。耕作放棄地増加の主な要因は高齢化、過疎化による農業の担い手不足です。日本の原風景のような松代の棚田にはファンが多く、都市圏から農業体験に来るリピーターの方々もいますが、それでも維持しきれずに、雑草の繁る荒れ地が目立って来ています。

 

(山ノ家でも毎年募集のお手伝いをしている「棚田サポーター」)

 

しかし、この状況に危機感を抱き、田畑として保全していくほどに手間をかけなくても収穫が見込める、この地域に自生してきた果樹を増え続ける耕作放棄地で栽培しようとしている地域の有志のみなさんがいます。私たちが山ノ家を立ち上げる際に親身になってサポートしてくれた地元松代地区の地域活性の牽引役、若井明夫さんをはじめ、いくつかのチームが果敢に取り組んでいます。

 

実は、それらの取り組みは10年ほど前からスタートしていたのですが、荒れ地に果樹を挿し木して、こつこつ栽培エリアを広げて、ある程度安定的に収穫を得られるまでには持って来たものの、収穫された果実の魅力的な加工方法や、できたものをどうパッケージして、どんなふうに販売していくかというところでつまずいてしまっているというお話を聞いて、その部分を私たちに手伝わせてください!と立候補したのです。

 

(若井さんの手で山葡萄畑に蘇った耕作放棄地)

 

(若井明夫さん(左)と「山ノ実」作戦会議)

 

これまで都市圏で様々なデザインプロジェクトに携わって来た私たちのネットワークを活かして、この地域に自生する土着の果樹=「山ノ実」としてきちんとブランディングして、地域の新しい特産品としてチャーミングに商品化することで、耕作放棄地の活用を応援できるのではないかと考えています。

また、ただ、加工品をつくるだけではなく、その試行錯誤の過程、雪国の里山発のドキュメンタリーを「共有」できるよう、ブックレットやホームページといったメディアを一日も早く形にしたい。より多くのみなさんと「物語」をリアルタイムに共有することによって、耕作放棄地の再開墾、挿し木や収穫などの農作業などを手伝ってくれる都市圏からの新たなサポーターをも増やしたい。そうした共感・恊働の入り口を広げて行く動きが、都市圏と里山との継続的な交流を育くむことにもつながっていくのではないかと信じています。

 

(若井さんの畑で山葡萄を収穫)

 

(地元のお父さんお母さんが「山ノ実」を持って来てくれることも)

 

「山ノ実プロジェクト」はここ越後妻有で始まったばかりの小さなアクションですが、耕作放棄地発の新たなビジネスモデルを構築することを目指し、山間農業地域の六次産業化促進の一助として、全国的な広がりを見せて行けたらと考えています。

 

 

 

 

●2014年10月11日(土)には、秋の里山に山葡萄を摘みに行く「秋のトレイルと山ノ実探し」を行ないます。生まれたての「山ノ実」の物語にリアルにお立ち会いいただける機会をお見逃しなく!

YAMANOIE on facebook > https://www.facebook.com/YamanoieCafeandDormitory

 

 

●応援してくださった皆さまにお送りする[ 引き換え券 ] の

  コンテンツをご紹介いたします。

 

[ ご支援 3,000円 ]

・ニューズメール「山ノ家通信」定期配信

 

 

 

[ ご支援 10,000円 ]
・ニューズメール「山ノ家通信」定期配信
・山ノ家 宿泊50%OFFクーポン 1名様
・山ノ実ジャム(猿梨 or 山葡萄)1個
・山ノ実プロジェクトストーリーブック 1冊

 

*ストーリーブックの画像はイメージです。

実際にできあがった際にはデザインが異なる可能性があります。

 

[ ご支援 30,000円 ]

・ニューズメール「山ノ家通信」定期配信
・山ノ家 宿泊50%OFFクーポン 1名様
・山ノ実ジャム(猿梨 or 山葡萄)1個
・山ノ実プロジェクトストーリーブック 1冊

・松代棚田米(魚沼産コシヒカリ)500g

 

地元松代の棚田の中でも最も人気の高い、美しい「星峠」の棚田のお米。

山ノ家でお出ししているご飯にもすべてこのお米が使われています。

 

[ ご支援 100,000円 ]
・ニューズメール「山ノ家通信」定期配信
・山ノ家 宿泊50%OFFクーポン 1名様
・山ノ実ジャム(猿梨 or 山葡萄)1個
・山ノ実プロジェクトストーリーブック 1冊
・松代棚田米(魚沼産コシヒカリ)500g

・山ノ実収穫体験ご招待 2名様

・山ノ実ジャム作りワークショップご招待 2名様
*都内からお越しの方は、十日町市が運行する無料シャトルバスのご利用が

 可能です。

 

 

ご支援いただいた皆さまと、ぜひこの里山の山ノ実畑で、

そして私たちの山ノ家でお会いできますように。

 

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プロフィール

山ノ家 代表/gift_クリエイティブ・ディレクター。ダブルローカルをコンセプトに地域資源の新しい形での編集・企画・発信に取り組んでいます。

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リターン

3,000


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サンクスメール
ニューズメール「山ノ家通信」配信

支援者
3人
在庫数
制限なし

10,000


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サンクスメール
ニューズメール「山ノ家通信」配信
山ノ家 宿泊50%OFFクーポン 1名様
山ノ実ジャム(猿梨 or 山葡萄)1個
山ノ実プロジェクトストーリーブック 1冊

支援者
21人
在庫数
制限なし

30,000


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サンクスメール
ニューズメール「山ノ家通信」配信
山ノ家 宿泊50%OFFクーポン 1名様
山ノ実ジャム(猿梨 or 山葡萄)1個
山ノ実コーディアルシロップ 1個
山ノ実プロジェクトストーリーブック 1冊
松代棚田米(魚沼産コシヒカリ)500g

支援者
2人
在庫数
制限なし

100,000


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サンクスメール
ニューズメール「山ノ家通信」配信
山ノ家 宿泊50%OFFクーポン 2名様
山ノ実ジャム(猿梨 or 山葡萄)1個
山ノ実コーディアルシロップ 1個
山ノ実プロジェクトストーリーブック 1冊
松代棚田米(魚沼産コシヒカリ) 500g
山ノ実収穫体験ご招待 2名様
山ノ実ジャム作りワークショップご招待 2名様
*都内からお越しの方は、十日町市が運行する無料シャトルバスのご利用が可能です。

支援者
0人
在庫数
制限なし

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