沖縄やんばるの傷病犬、猫のレスキュー活動とTNR、動物愛護の啓蒙

こんにちは。やんばるわんにゃんレスキュー隊です。

コロナ禍の中、賛否ありますがオリンピックがはじまりますね。コロナ禍であろうが台風だろうがオリンピックだろうが、救いを求めてるわんにゃん達は待ってはくれません。

コロナ禍だからというわけではありませんが、当団体では、わんにゃん同士の病気の感染をできるだけ抑えるためにいくつか施策をおこなっています。

・保護時
傷病の確認後、ノミ・ダニ駆除シャンプー、真菌抗菌シャンプー、レボリューション、コクシジウム駆虫

をして、しばらく保護部屋外で隔離します

・保護後
初期医療、ウィルス検査

ウィルス検査で、昨日の掲載しましたFIV、そして猫白血病（FeLV）の確認をします。

・保護、加療中
原則、1ゲージ1頭。仔猫兄妹なら一定の年齢まで病気などなければ、一緒に。
上段は、ウィルス検査陰性の子たち、下段は外傷やウィルス検査陽性の子たち

接触機会を減らすため、遊ばせたりゲージのお掃除も1頭ずつゲージ外にだして、順番に。

その他、保護部屋へのプラズマクラスター空気清浄機設置、オゾン発生器設置、次亜塩素酸水消毒液設置（わんにゃんにアルコール消毒液は毒です）など。
ご飯も1頭ずつ傷病、年齢に合わせて変えています。ウェットのみ、ドライに鰹節、ウェットとドライ等など。そこで威力を発揮するのが、使い捨てマドラー（笑）

コンビニのコーヒーコーナのところに置いてあるやつですね。唾液接触ないように使い捨てマドラーでご飯まぜまぜしています。


念には念をして対応してますが、一番は、保護時にきちんと駆虫や検査をすることが大事です。
傷病によっては、検査は後回しで治療優先の場合もありますが、最初に把握できるものはしたうえで、その後の保護加療や里親募集も状況がかわるので、とても大事です。

保護頭数✕4-5千円…ですがこれは削減できない検査です。

人の感染症対策も同じですが、わんにゃんも基本は同じ?ですね。

早くコロナ禍がおさまりわんにゃん達も幸せに繋げますように。日々祈るばかりです。