プロジェクト概要

阿蘇の子ども達が草原に触れる機会を創ることで、草原の担い手を育てたい!

 

はじめまして!こんにちは。NPO法人 九州バイオマスフォーラムの宮野ひろみと申します。私は、熊本県阿蘇市に生まれ、この阿蘇の山と草原に抱かれて育ちました。しかし昨今、地元の牧野(草原)がどんどんとヤブに変わっていくのを目の当たりにし、寂しく切ない想いをしていました。そこで、現在、体験型草原環境学習という、阿蘇地域のすべての子ども達が、地域で守り継がれてきた草原について理解を深め、興味を持たせることを目的とした活動を行っています。

 

子供達の体験型草原環境学習を継続するために、再生紙100%のトイレットペーパーの販売収益を活用し始めています。ですが、トイレットペーパーを販売した際にお配りしている応援ステッカーの作成費用が足りません。どうかご支援宜しくお願い致します。

 

(ススキ刈りの様子)

 

 

再生紙100%のトイレットペーパーの販売収益を財源に

 

再生紙100%トイレットペーパーの販売収益を、これからの草原の担い手である阿蘇の子ども達への体験型草原環境学習に使う財源とさせていただいております。

 

このトイレットペーパーは、再生紙100%のグリーン購入法対象商品です。コアレスなので、芯のゴミが出ませんし、長さが130~170mと一般的なトイレットペーパーの倍以上なので、梱包・輸送・保管にかかる環境負荷が大幅に小さくなります。

 

(再生紙100%トイレットペーパー)

 

トイレットペーパーの購入契約をいただいたお店等には、応援ステッカーを配布し、トイレや玄関などに貼っていただきます。お店にとっては体験型草原環境学習を支援している印となり、お客様に対するイメージアップにつながります。

 

また、トイレ等でお客様がご覧になることで、阿蘇地域で行っている体験型草原環境学習を知っていただく機会が増えるというメリットもあります。

 

(応援ステッカーを貼った様子のイメージ)

 

応援ステッカーの印刷枚数は、日本語表記、英語表記(阿蘇は外国人観光客も多いのです)あわせて 5,000枚を想定しています。この印刷のための費用が必要です。
 

・応援ステッカー(2種)

(日本語版)

(日英二か国語版)

 

 

子ども達が草原に触れることで、草原を身近に感じてもらいたい!

 

体験型草原環境学習は、参加した子ども達が身近な草原に親しむとともに、草原保全や草の利用について考えること、地元の方から話を聞くことで草原と自分たちの暮らしのつながりを知ること、身近な素材を活かした物づくりの楽しさを知ることを目的としています。

 

体験型草原環境学習では、以下の1)~5)の一連の流れで「草原のススキを使って卒業証書を作ろう」というプログラムを提供しております。


1)草原の紙芝居:草原の歴史、現状、課題、可能性について座学で学びます。

 


(写真は紙芝居の模様)
 

2)牧野組合さんのお話:草原に行き、草原を管理している牧野組合さんのお話を聞きます。


 

3)ススキ刈り体験:草原に出かけ、草原の大部分を構成するススキを刈ります。野草紙の原料の一部に使用するため、パルプになる部分をより分けます。刈り取ったススキは当団体が持ち帰り、細かくすり潰してパルプ化する機械にかけ、冷凍保存します。

 


4)草原の動植物の探索:草原に生きる多様な動植物を探索、観察します。阿蘇の草原には、ヒゴタイ、サクラソウ、ハナシノブ、オオルリシジミなど600種を超える動植物が生育していますが、その数は減少を続けており、一部の種は絶滅さえ危惧されています。

 



5)紙漉き(野草紙卒業証書づくり)教室にて:紙漉きの機材を学校に持ち込み、パルプ化したススキを和紙の原料であるコウゾとパルプに混ぜ、紙漉きを行います。世界でたった一つの、自分の手作りの卒業証書ができます。


(野草紙を制作している様子)
 

以下の写真は参加した子どもたちが書いてくれたものです。アンケートには、「体験を通して初めて見る花や虫などが観察できてすごく楽しかった。」、「紙漉きで卒業証書を作れたのが嬉しかった。」などの声が多く寄せられています。

 

(子供達からの感想)

 

体験型草原環境学習活動について見聞きされた親御さんより「うちの学校にも来てほしい。」という声をよくいただいています。子ども達が阿蘇の草原を体験し学ぶことについて、親や地域の方々に喜んでいただいています。

 

(各学校で子供達が作った野草紙で卒業証書を作ります。)

 


「一番の草原の絶滅危惧種は、子ども達です。」

「一番の絶滅危惧種はなんだか知っていますか?」
阿蘇草原再生協議会の高橋佳孝会長がおっしゃいました。
 

「それは、子どもたちです。」

 

(草原探索の様子)


かつて子ども達は親について草原でのススキ刈りを手伝ったり、草原で遊んだりするのが当たり前でした。牧野を管理している組合員の方に子どもの頃の思い出を聞いてみました。


「昔はどこの家にも牛がおったけん、自分も子どもの頃は親に連れられてよう山に登りよったばい。そこで草刈りの手伝いや夏の盆花採りなどしよったね。そして時には兄ちゃん達から草原で色々な遊びを教わったばい」と、話をしていただきました。

 

そして最後に「今の子ども達は草原に行く機会も無か。だけん草原に行く機会ばつくってやりたか・・・」と。だから私達は草原に子ども達を連れていくのです。教室では得ることのできない事、草原と接する中で感じる事、草原で遊ぶ中で生まれてくる事は必ずあります。それは一生の宝物になると私は信じています。

 

 (野草の紙漉き体験の様子)

 


子どもの頃は感じなかった当たり前の風景。大人になって感じる大切な風景。

 

私の子どもの頃にも家に馬車があり、それで草原の干し草を積んで帰っていました。また、牛に鋤(すき)という農具を着けて田を耕していたのをおぼろげに覚えています。

 

子どもの頃には当たり前すぎて何とも思っていなかったこの草原ですが、大人になってカルデラをぐるりと見渡すと、そのかけがえのなさ、引き継いできた歴史を、年を重ねるごとに深く思い知らされています。
私はこれを壊したくありません。

 

体験型草原環境学習は小さなきっかけづくりですが、未来の草原の種蒔きでもある活動です。この小さな活動を、コツコツと続けていきます。子ども達が阿蘇の草原の素晴らしさや楽しさを体で感じ、知識だけでなく感覚も心に残り、子ども達が大人になった時、少しでも阿蘇の草原に関わった仕事をしたいと思う心を持ち、地元阿蘇の草原保全の担い手が増えることを願っています。


(刈って干したススキ等の草を馬車で運ぶ父。1960年頃)
 

阿蘇は2013年5月、「阿蘇の草原の維持と持続的農業」が「世界農業遺産」に認定されました。①草原を活用した農業 ②貴重な草原性動植物の保全、③美しい草原・農村景観の維持、④農耕祭事が息づく伝統文化 が評価されたのです。(世界世界農業遺産オフィシャルサイトはこちら

 

これは、阿蘇の人々の暮らしや農業が、草原環境の保全と一体となって継続されてきたことの賜物です。私は阿蘇に暮らす者として、この草原と一体になった暮らしを未来に引き継いで行きたいと切に願っています。

 

子ども達が成長し、野焼きはもちろん、暮らしの一部としての採草や、農業の一環としての牛の放牧、採草、地元の野草堆肥や野草飼料の活用に携わっていくことで、阿蘇を愛する全ての人々・生き物が、草原と共にこの山の一部として生きていく。そんな未来のために、みなさんの力が必要です。ご支援、よろしくお願いいたします。

 

(毎年春に行われる野焼きの様子)

 

 

引換券について

 

・オンライン版の謝辞欄にご芳名を記載

・サンクスレター

 草原の野草を和紙に入れて制作した野草紙ハガキにメッセージを書いてお送りいたします。

(野草紙ハガキのイメージ)
 

 

・「野草紙名刺」の裏表100枚セットをオリジナルデザインで制作いたします。

 

(野草紙名刺のイメージ)


・野草堆肥で育った阿蘇旬の野菜1セット

(写真はイメージです。「草原再生シール生産者の会」の野菜)
http://www.aso-sougen.com/producer/

 

・長田製茶のお茶、紅茶
 野草の採草をされていらっしゃる農家さんのお茶と紅茶です。

 

・阿蘇で育ったあか牛のお肉

(放牧中のあか牛)

・再生紙100%トイレットペーパー

(再生紙100%トイレットペーパー)


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