今年度のピースキャンプに参加された参加者のお一人、吉津さんの感想文です。違った文化や習慣に出会うことが、これまでの自分の生活や生き方を問い直す機会になっているようです。

 

 

(2014年度参加者 吉津 有香さん)
 私にとって今回のジョグジャカルタピースキャンプが初海外でした。日本から離れた場所での生活や、苦手な英語での会話など不安でいっぱいの中始まったキャンプも、終えてみると多くの人の優しさに助けられ、多くのことを学んだキャンプとなりました。
 まず印象的だったのは、インドネシアの参加者や運営スタッフが日本に対して興味を持っていて、日本が好きということでした。日本の歌手やアニメから日本語を勉強している人もいて、嬉しく感じるとともに、私自身はかつて日本がインドネシアを占領していたことや、イスラム教について等、何も知らずに参加したことを反省しました。
 このキャンプで自分の中の海外や宗教、自分とは違う国の人に対するイメージが大きく変わりました。今まではそれらに対して何となく怖いイメージを持っており、自分とはあまり関係のない存在だと思っていました。しかし、Forum Persaudaran Umat Beragama等で聞いたお話やタネン村での生活から、宗教や国が違ってもみんな同じ一人の人間であり、言葉が通じなくても伝えようとすれば心で繋がることができるのだと強く感じました。
 タネン村での生活も初めての体験が多く、私にとって衝撃的で深く印象に残っています。村の子どもたちには英語さえも通じない状態でどのようにコミュニケーションをとったら良いか最初は悩みましたが、一緒に遊ぶうちに表情やジェスチャーで次第に分かりあえた気がしました。私たち日本人が提案した「手押し相撲」や「だるまさんがころんだ」等の日本の遊びを通して文化の交流ができたことはとても嬉しかったです。ホームステイ先の家ではインドネシアのフルーツでフルーツサラダを作ったり、みんなで獲った魚を自分たちでさばいて調理するという貴重な体験もできました。
 英語が苦手な私に、日本からの参加者は通訳してくれ、インドネシアの参加者は私が分かるまで何度も話してくれたり、分かりやすい英語に言い換えてくれたりと、みんなの優しさに助けられ自分自身楽しみながら成長ができました。仲間たちとの別れは本当に辛く寂しかったですが、またそれぞれの場所に戻って自分たちの夢に向かう力になると思います。私は将来、小学校教諭になりたいと考えていますので、このキャンプで得たものを子どもたちに伝えたいと思います。このキャンプでの仲間、経験、思い出は私にとってかけがえのないものになりました。出会えた仲間との繋がりを今後も大切にしていきたいと思います。キャンプに参加できたことを心から感謝します。ありがとうございました!


 

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