写真家 青柳陽一のカメラマン育成学校設立プロジェクト

支援総額

4,026,000

目標金額 3,000,000円

支援者
96人
募集終了日
2021年4月27日

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プロジェクト本文

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目標達成のお礼とNEXTGOALへの挑戦

 

3月12日より45日間の予定で始めました「クラウドファンディング」が中間地点の4月5日で、300万円の目標額を達成することが出来ました。あたたかいご支援をお寄せ頂きました皆様には心から御礼申し上げます。


お陰様で「青柳陽一写真学校」のプレオープンに向けての「青柳陽一写真作品の展示設備」などの最小限必要な経費については確保できました。

 

しかしながら、まだ、募集期間45日の約半分程度残っておりますことから、この際、将来の本格的オープンに少しでも資するよう、本校講師である「青柳陽一、兼本玲二」のプロ写真家としての高度な撮影技術を、身近で感じ見習う講習が実施できる必要最小限のスタジオ環境を整備したいと考えており、このための資金としてを、NEXTGOAL「400万円」設定させていただきたく思います。

 

これにより、本格開校に向けて更に確実な一歩が進められるものと考えておりますので、引き続き多くの皆様からご支援を賜わります様、どうぞ宜しくお願い致します。

                              

2021年4月7日
「青柳陽一写真学校」専任講師青柳陽一

 

未来ある写真家のために学校をつくる。

 

はじめまして、一般社団法人青柳陽一写真学校の専任講師をしております青柳陽一です。青柳陽一写真学校は、2017年3月末に閉校した福島県伊達市大枝小学校校舎を借り受けて、同じ写真家である兼本玲二とともに開設を進めております。

 

この写真学校プロジェクトは、二人が培った技術・経験を、プロカメラマンを目指す人やハイアマチュアカメラマンのために伝え、未来ある写真家を世界に送り出すことを目的として始めたものであります。

 

 

使用する校舎は、明治6年に開校した143年の歴史ある学校の校舎です。1991年に新しくされた鉄筋コンクリート製の立派な建物ですが、写真学校とするためには、教室などをスタジオや展示室に改修する必要があります。

 

その改修を前提として、昨年「一般社団法人青柳陽一写真学校」が設立発足し、令和3年4月に開校する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により予定されていた当社団の大規模な改装工事の資金調達は当面延期となりました。 

 

そのため開校は延期せざるを得ない状況にありますが、立派な建物と作品群、更に写真家の育成への意欲を本格的に開校するまでの間、眠らせて置かざるを得ないのは残念であります。

 

青柳陽一写真学校では、従来にはない教育をおこなっていく考えです。そのため、写真学校としての本格教育が開始されるまでの間、助走期間としてプレオープンし、出来る範囲で取り組みを計画実行して行く事は意義のあることと考えます。


私も齢80歳を超えましたが、まだまだ元気に新たな被写体と写真撮影技術の向上に取り組んでおります。同時に、「これから写真家としてできることは何か?」と未来ある写真家のために自分に何ができるかを模索しつつ、写真家を志す若い後輩諸君、更にハイアマチュアカメラマンの方々に私の持っているものを伝えたいという想いで一杯なのです。 

 

つきましては、このプレオープンに向け必要な運営費用などを今回、クラウドファンディングで募らせていただくことといたしましたので、何卒ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

青柳陽一自己紹介と今後の取り組み

 

私は、医師4代目長男として、医師を継ぐべく医大に進学したものの写真の魅力に取りつかれ、写真家「杵島隆」氏に師事、プロ写真家として歩み始めました。

 

1962年にフリーとなり、日本広告写真家協会の第一回奨励賞を受賞し、1967年に銀座富士フォトサロン「My Girls」写真展でデビュー。広告代理店や雑誌『平凡パンチ』等に認められました。1972年に私の代表作でもある麻田奈美の写真で写真家として注目いただける機会がございました。その後も女性ポートレイト、三菱自動車工業㈱などの広告写真の分野で、海外渡航がまだ一般的でなかった時代から撮りたい被写体を世界中に求めて意欲的に活動しました。

 

その一方で、趣味の魚釣りから小説家「開高健」や寛仁親王殿下と親交をむすび、著書に『河は眠らない』『岩魚が呼んだ』の他、『麻田奈美写真全集』『ハワイアンガールズ・アグネスラム』等の写真集を出してきました。

 

 

写真家としての活動は、東京を拠点として弟子の育成、大学写真クラブの指導等にも携わり、約50年に亘り活動してまいりましたが、妻の看病のため、2004年に福島県伊達市保原町に帰郷しました。

 

その後、地域の皆様とのご縁が出来、「JA伊達みらい写真撮影会」の審査、指導等の依頼を通して、地域における写真撮影技術の指導、写真文化の普及、更にはカメラマンの専門的教育などへの関心が高まりました。 

 

そこから自分が精魂込めて習得した撮影技術、器材などを何らかの形で次世代に伝承し、世界に通用するプロ写真家を育成したいと強い想いを持つようになりました。

 

そんな中、たまたま伊達市の施策である「小学校の統廃合」によって廃校舎の活用策が公募されたことから、東京の企業経営者が私の想いに共感、支援頂けることになり、写真撮影技術技能の伝承の場として写真学校プロジェクトは始まりました。


その後、開校に向けての改装工事計画などの諸準備を進めて来たところですが、想定外の新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが令和2年早々から発生、既に1年以上が経過した現在も、国による「緊急事態宣言」下にあるところです。人の移動などが抑制され経済活動は低迷して企業経営は厳しい状況に陥ったところから、予定されていた資金提供が一時凍結となり、開校は延期となりました。


しかしながら、ご挨拶でも申し上げました通り、青柳陽一写真学校としての施設は既に旧大枝小学校の立派な建物を借用しています。器材等も私の保有する今は貴重となった器材を提供することで計画しております。コロナ禍が治まり資金提供が可能になるまで無為に時間を過ごす事はもったいない、何かできる方法はないのか、との事から、小規模な活動を行いながら本格的開校へのトレーニングを兼ねて青柳陽一写真学校のプレオープンを行いたいと考えました。
 

 

 

プロジェクト内容

 

(1)塾形式教育方法について 
プロ写真家の育成は写真学校で学ぶだけでは当然不可能で、基本的には徒弟制度的に師匠のやり方を盗んで自分の物にしていくという事が現実です。昨今はデジタル器材となっていて一見誰でもそれなりに撮れる時代となりましたが、価値のある写真を撮るためには経験とセンスによる構図や光線の受け方が重要で、いくらデジタルになろうとも師匠の教えと自分の経験、工夫によるところが大きく、その育成には時間を要します。


従って、如何にデジタル化が進んでも光線の組み立て方、光線の反射、拡散、絞り、色付け等の特徴を生かす技、基本は身に付ける必要があります。ライティングや写真の基本である銀塩フィルムによる現像等の実習をカリキュラムに取り入れ、私が使用して来た現像器材などを使用し、永年に亘って培ってきた写真撮影の基本を塾形式で指導をいたします。スタジオ撮影ではアオヤギLightingを確立、これを教授します。

 

(2)米国式合理的教育方法について
米国・アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン写真学科を卒業、プロカメラマンとして米国でも20数年活躍して来た兼本玲二と共に、米国式写真学の教習も実施をします。また、兼本玲二は東京・大阪でペット撮影のスタジオを経営しておりますが、青柳陽一写真学校内にもスタジオを設置し撮影の依頼に応ずると共に、その撮影ノウハウも教育指導します。

 

(3)当面のスケジュールについて

本格オープンを令和4年4月とし、それまでは新型コロナウイルス感染対策を行いつつ、小規模の私の作品展示と写真教室を開講する等、今出来ることを進めていきたいと考えております。今回のクラウドファンディングでは、この小規模の写真展示、写真教室の運営費用、及び改修費用を募集させていただきます。

 

|構想中の写真教室について

① 写真撮影会
JAふくしま未来主催の年2回(春は桃の花・秋は柿の実)の写真撮影会にて私自身が講師を務めます。当法人への支援者を対象とした写真撮影の指導会を複数回開催します。
 
② 愛犬・愛猫撮影事業
兼本玲二がペットの撮影を東京・大阪の兼本事務所と青柳陽一写真学校とで予約を承り開催します。
 
③ 写真展示室での対談
青柳陽一の写真展示室で、作品にまつわるエピソードや撮影技法を今回ご支援いただいた方々にお話しいたします。(予約制)
 
④ 支援者本人撮影
プロ写真家として培ってきたライティングワークやカメラワークを駆使して、コースを選択された支援者ご本人の写真を撮影いたします。(予約制)

 

|ご支援の使い道

いただいたご支援金は、令和3年6月頃までの小規模の写真教室などの改修費用に充てさせていただきます。

 

|プロジェクトスケジュール

令和3年4月:写真展示室・撮影室改装工事着工
令和3年4月:桃花撮影会・撮影指導
令和3年5月:人物・ペットの撮影開始(予約制)
令和3年6月:青柳陽一作品展示室の写真を題材にした講習会開始(予約制)
令和3年11月:柿撮影会・撮影指導

 

これからの展望について

 

コロナ禍の中で、又コロナ後もリモートワーク等が本格化し、地方分散が現実のものとなっています。地方の落ち着いた社会環境と被写体としての自然が豊かな環境を生かして、写真技術と写真文化の何たるかを身に付ける教育が可能となります。

当面は短期間の研修としますが、将来的には年間単位の専門学校としての教育を考えています。また、校庭にキャンピングカーポートを設置し、都市圏からのキャンピングカーによる撮影会、講習会参加、撮影旅行会等車社会に対応したイベントの計画実行を考えております。

私は、人物ポートレイト、世界の風景、最近では野生の蘭の撮影に意欲を燃やしている等、何でも興味を持って取り組む情熱、その結果としてのオールマイテイ能力を若い人に学んでもらいたいと思っております。

 

写真は一瞬間の記録であり、その撮りたい瞬間を作る、別の言い方をすれば、それを演出する技術もカメラマンのセンスと経験から来るものです。

 

では、そのセンスと経験はどうして身に着けられるのか?

それを私から伝えていければと思います。

 

ご支援応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

プロジェクトメンバー紹介

 

プロジェクトメンバー紹介

 

青柳 陽一

写真家、一般社団法人青柳陽一写真学校 理事兼専任講師

 

 「輝と影」を追い掛けて
 私は、60年掛けて撮影時、「輝(ひかり)と影」を、追求して来ました。
「点滴巌(いわお)も穿つ(うがつ)」如く時は掛かりましたが、見出した光線を駆使して、自家栽培家から届く「花」、日本蘭を撮って頂上が見えてきました。


小指の爪ほどの日本蘭が、「輝と影」の大切さを、教えてくれました。 女性を撮った30~40代と違い、長い道程(みちのり)を経て感じる、達成感は格別。ポートレイト撮影も、「輝と影」が最重要、相手の眼(まなこ)を見ながら撮る、心を撮る。


撮った作品が、観る人に魅惑、秀美、感動を与えてこそ、作品となります。 これ等、光線の当て方や「lensの味」、撮影する楽しみを、撮りたい被写体と対峙した時、「映像のワンダーランド」が、始まります。
 

作品を目指す方々と共に撮り、私の作品をお見せして、経験をお伝えするのが、今後の使命かと考えます。撮れた時の悦び、映像への畏敬が芽生える時、作品ができあがります。皆様この学校へ協力、宜しくお願いします。

 

 

兼本 玲二

写真家、一般社団法人青柳陽一写真学校 理事兼講師

 


この度、青柳陽一写真学校の講師を努めさせていただきます。
青柳陽一は写真家生活60年にわたります。その60年間に培った技術を次の世代に伝える場所としての写真学校が、福島県伊達市の青柳陽一写真学校です。そのお手伝いを一講師として関わらせていただきます。プロの技を取得する学校として、唯一の場所にしたいと考えております。どうか皆様のお力でこのプロジェクトを成功させるべく、お力をお貸しくださる様お願い申し上げます。

 

 

 


 

遠藤 彰

一般社団法人 青柳陽一写真学校専務理事

 

青柳陽一の写真は見る人の心を驚かせ、目が釘付けになります。こういう撮り方、アングルがあったのかと気づかされ、真似して撮ろうとしても物を見る眼や感性の違いかできません。デジタル化の社会で、映像が簡単に撮れる時代にあっても、秘蔵の写真をより多くの人に見ていただき、その時代の一瞬をもう一度感じ取ってほしいのです。青柳陽一写真学校の開設のために、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 


 

 

宮川 聖一

株式会社 ボーダレスデザインズ 代表取締役社長 統括ディレクター

 

この度、来春開校する青柳陽一写真学校のプロモーションなどに携わらせていただきます。「温故知新」カメラや機材が最新になっても普遍的な技術、一瞬を切り取る感性、そして写真撮影にかける青柳氏の情熱を感じていただけるよう、微力ながらお手伝いしたいと思います。青柳陽一の映し出す「光と影」の世界を一人でも多くの人に伝えたい、そんな気持ちで挑んでいます。このプロジェクトが成功へと繋がるよう、どうか皆様のお力をお貸しいただきたいと思います。

 

 

 

応援メッセージ紹介

 

応援メッセージ紹介

 

 

三澤 憲司

彫刻家

 

青柳先生と私は、30年前に『三澤憲司の世界 アートフォアパブリック ー彫刻ー 』出版の仕事で、日本中の私の作品を撮影するため3ヶ月間、一緒に旅をした素晴らしい思い出がある。
日常=旅=アート、そして撮影はゴールという関係で、そのゴール目指して両者はしのぎを削った。
私は彫刻を作るコンセプトやモニュメントの位置付け、環境、スポンサー、経済効率、社会的意義考えつつ、今日性、未来性を踏まえて作品化させなければならない。
一方、彼は、作品自体そのものを見つめ、美に焦点を合わせ鷲掴みにする。その姿勢は一貫して、被写体を矢のように貫き今も色褪せない。作品集は、青柳調の色濃く出た、格調高い、私の意図を見事に組んだ芸術性の高い作品集となった。今後、写真学校で後輩たちを輩出する鬼才の眼に期待したい。


 


 

田口 正穂

元毎日新聞記者

 

「サンデー毎日」の記者時代、りんごのヌード写真を借りに行って以来の長いお付き合いだ。三菱自動車のパジェロで世界の道を走り、青柳さんが撮り、原稿は小生が担当するという「世界の道から」という素晴らしい仕事もさせて頂いた。
その青柳さんが写真学校を開くという。プロの広告写真家として知る人ぞ知る「光の魔術師」である。カメラはもとより撮影技術、撮影機材の量と知識の豊富さは群を抜いている。そして、すごいのはその人柄である。その容貌から想像できないほど、人懐っこく、親しみやすい人柄である。記者として国内、国外と数多くの現場にご一緒したが、初対面の人を瞬く間に自分の虜にしてしまう、その「人間的魔力」は他の追随を許さない。
この学校で写真を学ぶ人は、写真が上手くなるだけでなく、その人柄に触れることで瞬く間に「青柳ワールド」にのめり込み、人生が豊かになることは間違いないだろう。

 

 


 

櫛田 眞司

慶應義塾大学カメラクラブOB/OG会 会長

 

写真家「青柳陽一」とは数十年来カメラ同好会の講師として写真撮影の基本のピントの合わせ方ライティング等色々勉強させて頂きました。写真撮影上達に必要なことはプロカメラマンが撮った「本物」の写真を数多くみて、どうやって撮っているのか考えて自分で試していくことでその機会をこの「写真学校」が叶えてくれることは間違いありません。


写真技術の向上を目指している学生さんたちにとって「合宿」の場所としても最適ではと考え、慶應義塾大学に限らず多くの学生クラブ/サークルで活用してくださることを切望致します、このプロジェクトを皆の力で成功させましょう。

 

 


 

鳥越 興 

PENTAX 元社長

 

フォトカルチャ-は世界各国共通の文化として位置付けられています。
写真技術が大きく変化する時代にあって、青柳先生の創作活動は増々活発で、その領域も人物写真、花鳥風月の風景写真と言った芸術写真から記録写真、コマーシャルフォトととどまるところがありません。
青柳先生の作品は全て奥深く生命の躍動感、ロマン、そして感動を覚えずにはおきません。
青柳陽一写真学校が、日本のみならず世界のフォトカルチャ-の情報発信基地として大いに期待をいたします。

 

 


 

あさぬま剛

アートディレクター&グラフィックデザイナー

 

若くして広告写真家として名を馳せた青柳陽一はプロ中のプロ。
同時に国内外に多くの信頼すべき友人と広い人脈をもつコスモポリタンでもある。
いまなお現役の写真家として、アナログとデジタルの両方の技術に通じており、その多岐にわたる膨大な作品を教材として、また、80余年の豊かな経験と教養にあふれた人間青柳陽一を通じ、ぜひ未来を担う若い人材がフクシマ伊達の地から育って欲しいと願うものである。

 

 


 

高橋徹・Toruberlin

コントラバス奏者・ベルリン在住

 

写真家生活60年を迎える青柳陽一が写真学校を開設する!
「引いて寄って、切り返せ」、青柳御大の昔からの口癖である。
写真好きなら老若男女、プロでもハイアマチュアでも初心者でも、60年写真を中心に生きてきた現役写真家の青柳陽一から学ぶ好機です!
私も旧伊達市立大枝小学校に御大愛用の引き伸ばし機が並び、モノクローム写真を自分で現像して印画紙に焼くのを楽しみしています。

 

 


森本 義紀

 

元 東京中日スポーツ記者

 

50数年前、奥日光・中禅寺湖のマス釣り取材の折に一期一会ならぬ「一魚一会」で知り合ったのが「ボス」こと写真家の青柳陽一先生です。
半世紀にわたる交流の中で、本来なら会えない方々にも紹介して頂きました。中でも「髭の殿下」こと、寛仁親王殿下が加仁湯で開催された「奥鬼怒岩魚保存会」に臨席され、会員諸氏と「裸のお付き合い」よろしく露天風呂に入った写真を東京中日スポーツに掲載。一大スクープとして社内でも大評判になりました。
青柳陽一写真学校の開校を祈念しております。

 

 


 

小池 久男

「加仁湯」の息子・奥鬼怒岩魚保存会・第五代会長

 

50有余年前、学生時代に加仁湯に帰省すると、いつも囲炉裏に座して「お帰り」と言って酔いしれていたのが青柳先生でした。「餌取り3年、魚籠持ち3年」という岩魚釣り古来の金言を実践したのも先生で、師匠である私の親父の背中にピタリと寄り添って6年間やり通したのです。
1960年代の中頃奥鬼怒地方に大きな台風が来襲して、岩魚の棲息環境に壊滅的な打撃を与えましたが、先生は地元の有志や釣り仲間を誘い「鬼怒岩魚保存会」を立ち上げ、岩魚の再生の為に20数年の歳月をかけて保護活動を行いました。今回、私は先生の長年に渡る足跡を引き継ぎ保存会の第五代会長を拝命することとなりました。
先生とは写真と岩魚だけの付き合いでしたが、ある時から、20年間の奥様に対する献身的な看護を知り、その素晴らしい人間性にも敬意を表しています。
さらに、80歳過ぎても今回の青柳陽一写真学校の開設に意欲を燃やし続ける気力に、精一杯のエールを送らせていただきます。  

 

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プロフィール

昭和13年伊達市保原町生まれ。戦時下広島県大竹市に移動、中高は広島・修道学園卒業。多摩美術大学芸術学園写真学科卒業(1962年)同時に、写真家・杵島隆スタジオ助手からフリーランスとなる。広告写真家としてマツダロータリー車、後に三菱自動車工業パジェロ撮影担当、パジェロで走った「世界の道から」、他に、ブリヂストン、サントリー、JAL,カネボウ等々担当、麻田奈美やアグネス・ラム発掘し、平凡パンチ連載し、写真集上梓。麻田奈美写真集、全集を入れ9冊上梓。小学館から「岩魚が呼んだ」 電子書籍版、2019年10月12日上梓など。広告写真の他、ヌード撮影、料理撮影、花と猫撮影、風景撮影と興味あるモノ撮影して来た、専科に拘らない写真家。(社)日本広告写真家協会会員

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リターン

3,000


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【リターン不要の方向け】お気軽ご支援

・活動報告をメールで送信いたします。

・当社団HPにお名前を掲載させていただきます。(ご希望者のみ)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

10,000


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【リターン不要の方向け】写真学校応援コース1万円

・活動報告をメールで送信いたします。

・当社団HPにお名前を掲載させていただきます。(ご希望者のみ)

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

3,000


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発送完了予定月
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10,000


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【リターン不要の方向け】写真学校応援コース1万円

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申込数
37
在庫数
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発送完了予定月
2021年9月
1 ~ 1/ 13

プロフィール

昭和13年伊達市保原町生まれ。戦時下広島県大竹市に移動、中高は広島・修道学園卒業。多摩美術大学芸術学園写真学科卒業(1962年)同時に、写真家・杵島隆スタジオ助手からフリーランスとなる。広告写真家としてマツダロータリー車、後に三菱自動車工業パジェロ撮影担当、パジェロで走った「世界の道から」、他に、ブリヂストン、サントリー、JAL,カネボウ等々担当、麻田奈美やアグネス・ラム発掘し、平凡パンチ連載し、写真集上梓。麻田奈美写真集、全集を入れ9冊上梓。小学館から「岩魚が呼んだ」 電子書籍版、2019年10月12日上梓など。広告写真の他、ヌード撮影、料理撮影、花と猫撮影、風景撮影と興味あるモノ撮影して来た、専科に拘らない写真家。(社)日本広告写真家協会会員

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