老舗酒蔵の若手が、繋いできた技術を活かし甘酒の新たな魅力を造る

皆さんこんにちは！米鶴酒造の神保です。

今日はご支援のリターン品になっている「亀粋」についてお話させてください。

【亀粋…なんて読むんだろう？】

米鶴に入社した当初の私の感想です。そもそも日本酒を飲むことが大好きで、色んなお米の日本酒を飲んできたなぁと思っていたのですが、初めて見る酒米でした。

この「亀粋」は「きっすい」と読みます。「粋」という漢字が入っているだけで何だか良いお米な気がします。

この「亀粋」は、米鶴の元蔵人・志賀氏が「亀の尾」育成中に偶然見つけた突然変異種の粒を確認したところ綺麗な心白があるぞ…と発見したところから始まります。

若い頃から米作りが好きだった志賀氏はこの発見にとても心躍り、選抜育種を重ねて1993年に登録され米鶴自慢の酒米となりました。

「亀粋」は背の高い稲で、秋の田んぼの風景はとても綺麗です。

しかしながらその背の高さゆえに倒伏しやすく育てるのが難しい…だけどその難しさすら愛おしい酒米です！

今回のリターン品はこの「亀粋」を使った純米大吟醸の古酒です！

以前私も酒の会の特別なお酒として飲んだことがありますが、綺麗でやわらかい味わいが口の中で広がりとても心地よい気持ちになりました。

とても貴重なお酒なので、社員といえどなかなか飲む機会はありませんがいつかまた飲みたいなぁと思いを馳せています…

ちなみにリターン品にもある「田植え・稲刈り体験」の際に関わっていただく酒米もこの「亀粋」となりますので、是非！