日本が誇る傘職人・中永静人のこだわりの手作り傘を広めたい！

（nakae　sizuto）
　時代は戦後、高度経済成長の中で、日本は世界を、回復を目指したひたすらに働いていました。
　そんな、忙しい時代の雨の日を支えたのは「コオモリ傘」と言う黒い傘傘で、ビジネスマンが多く使った「日本の傘」です。

　nakaeは、この時代に、丁稚として始めた傘の道を着実に経験を積んで参りました。

　そんなnakaeの生活を揺るがした時代の変化は、言わずと知れた、賃金の安い海外製造のビニール傘です。
　nakaeの生活は一点しました。

　そんな時、ある男がnakaeを訪ねて来ました。
　今の受注先の営業マンです。
　その恩人は、nakaeが持つ特殊ミシンとnakeの技術を認め、仕事を与えました。

　その仕事は、年々大量生産から、技術へ変わって参りました。
　気が付けば、nakaeの持つ特殊ミシンと彼の職人の技術で、いつしか世界のブランドの傘を試作から手掛ける仕事でした。

　彼は、高額傘のブランドにいくつも、いくつもその技術を惜しみなく提供して参りました。

　そして「ふと」気が付きました。
　「仕事がある事は本当にありがたい。ただ、周りはどうだろう？」

　振り向くと、周りにいた4000件近くいた事業所が、数十件になっていまいた。
　今まで自分が生きる事に必死になって来た。そんな彼は世界に認められ、低料金傘の時代でも、戦ってこれた。
　しかし、周りは競争に負けて廃業に追い込まれこの道を去った。

　「日本の傘製造加工の職人を守りたい」
　彼は、その一心に気が付き残りの人生をかけたいと強くこぶしを握りました。
　そして、彼は、富田林市にある商工会の支援者の一人である経営指導員に3年間その思いを打ち上げ続けました。

　そして、今年ついに彼の志が、形となり、このプロジェクトが発足したのです。

皆様支援だけが頼りです。ぜひ宜しくお願い申し上げます。