こんにちは!さらなるご支援感謝いたします。

さて、タオルハンカチに続き引換券で提供される地酒「閖(yuri)」のお話です。

 

◆閖の蔵元を訪ねて

 「閖」は地元名取市飯野坂で採れた減農薬のヒトメボレを原料にした純米酒で、水も名取川の伏流水を使うというこだわりを持って造られた復興酒です。

閖上さいかい市場の店内で撮影しました。

 

この「閖」を造ったのは閖上にあった佐々木酒造店という酒蔵でして、地元では浪の音(なみのおと)として親しまれています。

こちらも東日本大震災の津波で蔵は全壊しました。

 

被災前の佐々木酒造店と、被災直後の蔵の様子(写真提供:佐々木酒造店)

 

津波は機材をなぎ倒しただけでなく、大量のがれきや土砂を押し込んできました。

この状況を見れば、酒造りはもう無理だと思わざるを得なかったと思います。

でも、いつか再開する、そんな時に他の酒蔵さんから醸造に必要な機材の提供があり、また復興仮設工場群ができたことで、その一角で再び酒造りを始めることができたのです。

 

◆復興に向けて着実に歩んでいます

こちらが現在操業中の名取市内にある仮設工場です。仮設なのでここでお酒が造られているとは思えない佇まいですが、あたりには日本酒の良い香りが漂っていました。

特別に中を見せてもらうことができました。さまざまな機材が並んでいます。ここで「閖」は造られました。被災前よりも小規模なので、造られる量が限られてしまいます。

 

ちょうど仕込み途中のお酒がありました。私は酒造りは門外漢ですが、こうやって丁寧に仕込まれていく姿を見ているだけでも情熱が伝わってきます。

「震災前とは勝手が違う環境でも、酒造り向ける意気込みは変わらない。復興への想いも」若い杜氏さんも閖上の出。とことん名取にこだわっているのです。

 

以前は冒頭の画像の通り、お店と酒蔵が同じ場所にありましたが、現在のお店は閖上さいかい市場(名取市美田園)内にあります。もちろん、「閖」も販売しています。

 

店内には津波被害を受けても残った看板が掲げられています。

閖上の住民には全てが津波に持っていかれてしまった方もいます。こうして手元に残った品はわずか。震災の生きた教訓は貴重なものです。

 

神社だけでなく、みんなあの震災から立ち直ろうとしている、それを知ってもらいたい…私が「閖」を選んだ理由です。

プロジェクトも中盤ですが、最後までご支援よろしくお願いします。

 

なお、引換券の項目にも表示されていますが、お酒ですので未成年者への発送は出来かねますのでご了承ください。

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