被災地閖上の日和山を訪れる人の安全のため階段に手すりを!

被災地閖上の日和山を訪れる人の安全のため階段に手すりを!

支援総額

447,000

目標金額 300,000円

支援者
52人
募集終了日
2013年3月10日

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プロジェクト本文

日和山で3月11日に行われる追悼式に訪れる人のために手すりを!

 

はじめまして。私は今回のプロジェクト実行者で、この湊神社の氏子総代長の伊東 明です。3月11日に日和山にて追悼式を予定しています。しかし、元々あった手すりが津波の被害により破壊されてしまいました。

 

追悼式には多くの方が訪れる予定ですが、手すりがないために、お年を召した方やお子さんには危険な階段になっています。どうか、3月11日までに手すりを設置するご支援をいただけないでしょうか。

 

(震災前の湊神社)

 

約20年の間、氏子総代として神社と閖上(ゆりあげ)の町を住民の皆さんと一緒に見守ってきました。

そして、私が住む宮城県名取市の沿岸部に位置する閖上地区は、平成23年3月11日の東日本大震災によって起きた大津波で、壊滅的な被害を受けたところです。 被害の規模については報道等でご存知かと思います。

 

かつてこの町には地域の氏神様として信仰のあった 上記の『湊神社(みなとじんじゃ)』が御鎮座しておりました。 また、同じように町のシンボルであった日和山には、末社『富主姫神社(とみぬしひめじんじゃ)』という弁天様をお祀りする神社がありました。しかし、この2つの神社は津波により跡形もなく流されてしまいました。

 

(震災前の日和山の頂上にあった富主姫神社)

 

湊神社と富主姫神社の流失

 

湊神社は町内の商店街のほぼ中心に位置していましたが、津波によって御社殿はもとより、鳥居、神楽殿など、そのすべての建造物が10メートルを超える大津波により流失しました。

(神社の境内から海の方向をのぞむ。神社だけでなくまちのすべてが失われた)

 

富主姫神社は湊神社から遷座された神社で、海岸部に近い標高約8メートルほどの日和山に鎮座しておりましたが、こちらも山頂から更に2メートルは超えると推定される大津波が襲い流失しました。

(日和山の頂上にもがれきが押し寄せた。屋根は神社の社殿ではなく民家の屋根)

 

神社の再興

 

日和山も津波の被害を受けましたが、それでも山は残りました。

 

そこで私たちは、この場所に閖上の復興を祈願する、湊神社と富主姫神社の「合わせ神社」を再興しようと考え、湊神社宮司、総代およびボランティアの方にご協力いただき、平成23年6月9日に鳥居と神籬-ひもろぎ-(神様が宿る柱)を建立しました

 

(建立中の鳥居)


(神籬)

 

人々の笑顔を取り戻す


その秋に有難いことに、全国の神社関係者から、お神輿をはじめとした各種支援の申し出があり、 湊神社にて秋の例祭・復興祈願祭を総代長として宮司と共に無事開催することができました。この日は市内数か所に分散している仮設住宅に入居し、離れて生活している皆が日和山に集い、神輿を担ぎ、縁日を楽しみ笑顔を取り戻していました。

そんな光景がたった一日でもあったことが何よりでした。

 

(神輿を担ぎ心から笑う子供たち)

 

日和山の現況、訪れる人々の想い


現在、日和山は津波の襲来した太平洋が一望できる唯一の場所ということもあり数多くの方が訪れる場所になっています。閖上に残されたシンボルのひとつとして、様々な思いを胸にした人々、また、国内の要人はもとより海外の首相、著名な芸能人、スポーツ関係者がこの地を訪れ、復興の願いと鎮魂を捧げています。

 

(雪に覆われた現在の日和山)

 

しかし、現在、日和山に登る階段には手すりがありません。震災前は両側にステンレス製の手すりがありましたが津波によって破壊されたためです。
元々登りにくい階段ですが、津波による地盤沈下の影響で傾きが発生している為、とても安全な状態ではありません。訪れる人々は老若男女さまざまで、中には足腰の弱い高齢の方や小さなお子さん連れの方が踏み外し怪我をしています。


(手すりがなく危険な状態の階段)

 

もっと前へ進む。小さなことでも今できることを


例祭の開催がひと段落し、振り返った時にまた階段のことを思い出しました。

 

様々な人がそれぞれの想いを抱きこの地を訪れる場所です。
「手すりをつける、たったそれだけでも訪れる人の負担が減るのではないか。」
そう強い思いが湧いてきました。

 

手すり設置は私たちの悲願ですが、自身も被災者であり、また神社社殿の再建など様々な問題が山積している状況です。また、ほぼ全ての氏子さんが被災し、家を失い、家族を失い、不便な仮設住宅での生活を余儀なくされている状況の中で費用の捻出の募ることが難しいのが現状です。そこで、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。


墓塔に記載の通り、震災から2年になる2013年3月11日に追悼式をとりおこなう予定です。
多くの方が訪れることが予想されております。なんとかして、その日までに設置させたいと思っています。
設置された際には必ず大事にしてまいります。どうか、お力添えをお願い致します。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

【引換券について】

■感謝の意を表しタオルハンカチ


■地酒「閖-Yuri-」
→地酒「閖」は、被災した閖上にある酒造店が、仮設工場で初めて作ったお酒です。
共に復興へ進んでいる仲間であり、「復興の一歩と閖上ならでは」を感じていただければと思っております。※お酒ですので未成年者へはお送り出来ません。ご了承ください。

 


地酒「閖」


■日和山手すり付近に、支援者様のお名前の入ったプレートを設置
→仕様等については検討中ですが、往来の妨げにならない場所に設置を考えています。

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プロフィール

閖上 湊神社、氏子総代長 伊東 明。平成3年から総代として従事し平成24年総代長に就任。神社運営に携わるとともに、閖上の氏子のみなさんの世話

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リターン

3,000+システム利用料


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お礼状と感謝のタオルハンカチをお送りします。

支援者
28人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


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3,000円の引換券の内容に加え以下のもの
◇地酒「閖(Yuri)」 4合ビン1本
※お酒は未成年者には発送できませんのでご注意ください。

支援者
22人
在庫数
制限なし

30,000+システム利用料


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3,000円の引換券の内容に加え以下のもの
◇地酒「閖(Yuri)」 1升ビン1本
※お酒は未成年者には発送できませんのでご注意ください。

支援者
2人
在庫数
制限なし

50,000+システム利用料


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30,000円の引換券の内容に加え以下のもの
ご支援いただいた方のお名前が入ったプレートを現地に掲示します

支援者
1人
在庫数
制限なし

プロフィール

閖上 湊神社、氏子総代長 伊東 明。平成3年から総代として従事し平成24年総代長に就任。神社運営に携わるとともに、閖上の氏子のみなさんの世話

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