プロジェクト概要

 

標高が高く、空気が綺麗な棚田。

現在、農家の方々の高齢化により、休耕田が多くなっています。

 

私たちは山形の原風景を守るために活動します。

 

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高齢化で失われた蔵王山田の棚田ーー。

皆がまた集まることができる原風景をよみがえらせたい

 

はじめまして、蔵王山田の棚田で活動をしています、ペニーファーム代表の丹野功と申します。山形に生まれ、子どものころは山でドジョウやサワガニをとったり、あけびや山菜などを自由にとったりと自然の恵みとともに生きてきました。


最近では、自然の恩恵を受けられるところが少なくなってきており、もう一度そのような自然をよみがえらせたいと思っているときに、”蔵王山田の棚田”とのご縁をいただきました。

 

蔵王山田の棚田は、棚田の魅力を再認識するとともに、付加価値のある資源として磨き上げ、次世代へと継承していく取組みとして、「やまがたの棚田20選」に山形県が認定している場所です。


そこで、同じ思いをもつ仲間を集めて棚田の景色をよみがえらせる活動を始めました。
 

私はチームのリーダーとして、休耕田をどう使うかを考え現地で作業しています。

 

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古来、稲作を中心とする農耕の歴史によって作り上げられてきた農村風景は、日本人の文化的原風景と言われます。特に里山に囲まれた棚田は、その景観や自然環境が昔ながらに残され、訪れる人々に安らぎを与えてくれる貴重な空間でもあります。

 

そんな棚田の景観を取り戻すには、まず休耕田を減らすことです。そのためにコスモスを植えたりサトイモを植えたり、水がきれいな場所であるという立地を生かし、ドジョウ養殖の池をつくる準備などを行なっていくことにしました。

 

また、棚田にアクセスしやすくなるように、駐車スペースの準備を考えています。

 

今回は、休耕田を再生するために必要な耕耘機などの機械類の購入と、休憩小屋や駐車場など、車が出入りできるような整備を行うために必要な資金120万円のうち、100万円のご支援をお願いしたく、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

 

クラウドファンディングに挑戦することで、私たちの活動を一人でも多くの方に知っていただくとともに、全国でいま放棄されている棚田の現状に興味を持っていただける方を増やしたいと思っております。

 

また、棚田を復活させるべく活動している全国の同志の皆様への励ましと活動のヒントになれば嬉しく思います。応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

農家の高齢化や山間部という条件の厳しさで
素晴らしい景観が失われています。

 

いま日本中の山間の田畑では、農家の方の高齢化や作業効率の悪さから休耕田が増えています。山形県も例外ではなく、かつての田園風景はどんどん雑草の畑へと変貌しています。


今回私たちが活動する”蔵王山田の棚田”は、山形市からほど近い山間部の棚田で、市街地から車で15分ほど。立地は悪くないものの、アクセスするための道路が狭く、現状では気軽に人が訪れることができません。


場所を整備することで、さまざまな人が気軽に訪れ、自然とふれあえる棚田を作りたい。そうすることで、若い人たちに農業や自然に興味を持ってもらい、この素晴らしい景色を守る輪にもっとたくさんの人に加わってほしいと思っています。

 

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ここは、最初はドジョウ養殖や野菜の栽培からはじめ、いずれは水田として米などを作り、もう一度懐かしい田舎の景色を再生したいのです。

 

蔵王山田の棚田の広さは、6段で2反部半。約700坪の広さがあります。一反(たん)は、畳六〇〇畳分です。だいたい学校の体育館ぐらいの広さを想像してもらえたらいいでしょうか。2反部半なので、学校の体育館が2つと半分入ってしまう広さです。

 

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蔵王の山麓に位置するため、蔵王山系のため池が上部にありきれいな水が絶えず流れる風光明媚な環境です。そんな好立地を生かし、老若男女すべての人が楽しく集える場にしていきたいと思っています。

 

作物は里芋、トマト、きゅうり、ゼンマイなどの栽培を。その他に、棚田の一段目はビオトープ(*地形、気候、水など一定の環境条件の元にあってひとつの生態系をなす生物共同体の生活空間)にして、蛍・たにし・とんぼなどの水生生物が自然に生息する場として活用。ドジョウ養殖の場であるドジョウ池も整備します。ビオトープやドジョウ池は小さなお子さんにも楽しんでいただけることでしょう。

 

二段目は田んぼにして、米作りを。田植えや稲刈りなど季節ごとに皆で集まり、体験を共有できる場となると思います。

 

三段目は駐車場と休憩小屋、その下は畑とレンタルスペースになる予定です。レンタルスペースはドローンや楽器の練習場としての活用を検討しています。

 

年内は、田んぼの整備・野菜の実験栽培・駐車場と休憩小屋の作成と整備などを行ない、来春には皆様に足を運んでいただけるよう場開きを目指していきます!

 

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資金用途

 

皆さまからいただいたご支援で土壌を整備するための重機を購入し、休耕田を活用することで、素晴らしい景色をよみがえらせること、様々な農産物を作ることを同時に叶えることができます。

 

休耕田活用の一つの事例として、同じような状況にある場所での活動のヒントになれば嬉しく思います。

 

活動を通じて、少しずつでも人が集まるようになれば、またその人たちが人を呼び、人の集う場所になっていけると確信しています。

 

老若男女すべての人に、かつて私が子どものころに体験したような、自然体験をたっぷり楽しんでほしいと思います。美しい棚田の風景と、豊かな自然を未来の子どもたちへ手渡していく橋渡し役ができたら、こんなに嬉しいことはありません。

 

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現在の棚田の様子
理想とする棚田

 

素晴らしい景色を守り、次世代へ

 

里地里山にはそれぞれ役割があります。美しい景観で見る人の心を癒し和ませるだけでなく、空気をきれいにしたり、大雨の際に棚田が雨水を一時的に受け止めて洪水を防いだり。雨を地下水として蓄えたりする機能もあり、まさに先人の知恵が詰まった人と自然がともに生きてきた証でもあります。

 

また、里地里山は人の手が加えられた2次的な自然で、元来豊かな生態系が保たれている場所なので、自然環境学習に適しているのです。

 

今回のプロジェクトでビオトープや、ドジョウの養殖池の整備ができたら、近隣の幼稚園児や保育園の子どもたちを招待して、存分に自然体験をしてほしいと思っています。

 

さびれてしまった休耕田をよみがえらせ、たくさんの人に素晴らしい景色を見てもらい、関心をもってもらうだけでなく、かつてのように様々な世代の人が集える場にします。そのような面で、里山は本当に素晴らしい可能性に満ちた土地なのです。
 

そして山形に限らず多くの土地で、無くなりつつある日本の原風景を守る活動に小さな希望の光を灯すことができたら嬉しく思います。

 

ぜひ、蔵王山田の棚田に遊びに来てください。皆さまのご支援とご来訪を心よりお待ちしております!