“ZONO”海外で夢を追い続けるプロサッカー選手の挑戦

僕は、大学四年時にJクラブからのオファーを受け取る事ができず、そこで初めてタイでのトライアウトに行くことになるのですがそこでも決まらず、卒業の3月になってしまいました。

進路が決まらず焦っていた僕はサッカーを辞め就職する事も考えましたが、そのタイミングでSC相模原の当時の木村監督から連絡をいただきました。 当時関東一部の相模原で働きながらプレーする事はなかなか受け入れる事ができませんでした。

それでも練習参加するとサッカーへの想いには嘘をつくことはできず、自分の気持ちに正直になり相模原に入団させていただく事になりました。

地域決勝大会で優勝してJFL昇格を果たせたり（1次リーグのPK戦では僕が外して絶体絶命のピンチになる事もありましたが。笑）、関東一部、JFL、J3と毎年違うカテゴリーでプレーしサポーターの方達ととても良い経験をさせていただく事ができました。

相模原ではやっぱり試合後のハイタッチが思い出深くて、直接サポーターの皆さんの声や想いを受け取れる本当に暖かい時間だったなと思います。

毎日5時起きで電車に乗って工藤祐生くんや渡辺彰宏さん、鈴木淳くん等先輩達にグランドまで送り迎えしてもらい練習に行っていました。 その後働きながらプレーしていくことは正直辛かったですけど、あの時がなければこうして色んな方達に応援していただく事はできなかったと思いますし、あの時間があったからサッカーをより大切に思えていると感じています。

“プロサッカー選手”になるという夢を追いかけるために、考えて考えてSC相模原を退団させていただきましたが、本当にアットホームな優しい暖かいサポーターの皆さんに囲まれてプレーできて幸せな3年間でした。

また皆さんに僕のプレーしている姿を見ていただいて喜んでいただけるように頑張りたいと思います。

本当にありがとうございます。