古民家を挑戦の場に!農村地域の活性化拠点を作りたい。

古民家を挑戦の場に!農村地域の活性化拠点を作りたい。

支援総額

1,125,000

目標金額 1,000,000円

支援者
92人
募集終了日
2020年2月10日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

〜東広島市 福富町・ぷらっとハウス〜

 

 

<コンセプト>

・ぷらっとチャレンジが始まる拠点

・農村地域のチャレンジャーが生まれる拠点

 

<特徴・魅力>

農村地域で開業してみたい人に対して、

①出店機会が得られる

■定期的→2階:貸し店舗/1階:シェアキッチン/イベントスペース

■単発→小商いマルシェの開催

②情報が得られる

■農村地域の不動産情報(空家/農地等)

■創業に関する情報(資金制度/法制度)

③繋がりが得られる

■創業スクールの開催(予定)

■起業を支えるコミュニティ構築

■必要に応じて専門職の紹介

 

<どういう場所?>

農村地域で、負の不動産(空家/農地等)を使って、リスクを取って事業を始めようする事業者が集まる場所にします。農村地域で、負の不動産を使って、事業を始めることは、難しいと言われることが多いです。そこにあえて飛び込んで、ビジネスを考えようと思える、ちょっと変わった人(チャレンジャー)を増やしたい。そんな人たちが集まって、わいわい話し合う中で、新しい価値が生まれる場に育てていきたいと考えています!

 

<ぷらっとハウスから地域活性化へ>

このプロジェクトを通じて、農村地域での起業に関心のある人を集めて、負の不動産と繋いでいくスキームを作っていきます。ついては、負の不動産の減少や、負の不動産の活用による地域の賑わい、新しい人の流れの創出を目指し、地域活性化に繋げていきます!

 

 

農村地域を活性化するため、
古民家活用で新事業挑戦の場を作る!

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。広島県東広島市の地域おこし協力隊に所属しております、中嶋直哉29歳です。

 

大学時代に東日本大震災を経験し、地域や社会に対して自分ができるアクションを考えるようになり、自動車販売店での営業の仕事の傍らで、友人と一緒に商店街活性化の取り組みを2年ほどしていました。次第にこの地域活動を本業にしたいと思い始め、自動車販売店の仕事を退職して、福祉の専門学校に1年間通い、ソーシャルワーカーの資格を取得して広島市内の社会福祉協議会で1年間仕事をしていました。

 

その後、よりアクションを活発に行なっていくべく、東広島市の地域おこし協力隊に応募し、2017年4月に東広島市福富町に移住しました。現在は行政書士事務所を開業し、地域おこし協力隊と二足の草鞋で活動をしております。2020年3月には地域おこし協力隊が卒業になるため、4月からは行政書士事務所に専念します。

 

 

福富町での活動を選んだ理由としては、実家のある広島市に近いということもありましたが、それ以上に、緑豊かな自然と個性豊かな商店のあるロケーションに惚れて「ここが好きだ」と直感的に思ったからです。

 

これまで地域おこし協力隊として、若手住民と一緒に地域おこし団体を結成してイベントの実施(神社の境内でお祭り企画。)、住民自治組織との連携によるイベント企画(マルシェや農村体験イベントの企画)、町内メールシステムの導入など、様々な地域活動に取り組んできました。

 

今回、地域おこし協力隊卒業まであと3ヶ月に迫った今、自分の事業を通じてこの福富町に対して恩返しをしたいという想いの元、2019年3月より実施してきた古民家の改修・再利用プロジェクトの集大成として、このプロジェクトを立ち上げました。

 

ぜひ皆様のご支援ご協力をお願い致します。

 

 

 

人も自然も魅力的な町・福富町。
お世話になった皆様に恩返しを。

 

福富町は、広島県東広島市の北に位置する田舎町です。

 

この地で住まわれている方々が守ってきた緑豊かな自然。拡がる農地に映える石州瓦(赤色)の古民家。

 

住民の皆さんは、個性的でとてもやさしい人たちばかりです。採れた野菜やジビエ肉のお裾分けで、冷蔵庫が一杯になることもしばしばです。

 

そんな町の魅力に惹かれて移住してくる方も増えています。洗練された商店も多く、過疎地域らしくないほどに観光客の流入(年間60万人と言われる)も十分にあることから、移住者が空き家を活用して新たなお店を開業することも多くなっています。

 

美味しい野菜を作る農家の上田さん
ぷらっとハウスDIY中のひとコマ。皆様良い笑顔です。
2018年11月に行われた町内キャンプファイヤー大会。
福富町丸太部の若い衆。

 

そんな福富町に、地域おこし協力隊として移住してきた私は、協力隊になりたての頃は、「独立開業したい」という思いはあったものの、具体的にはあまり動けておらず、口だけの状態でした。

 

しかし任期の中で、既に事業を始めている年の近い先輩住人さん(30代~40代)や、酸いも甘いも知り尽くした大先輩住人さん(60代~80代)から、時に叱られながら、時に励まされながら、「やるっきゃない」という思いがふつふつと湧いてきて、気がつけば、独立開業の念願も果たし、またその上で、「事業を通じてどうやって町に恩返しできるか」を自然と考えるようになっていました。

 

この町に育ててもらったという思いがとても強く、そして、この町を自然と大好きになっていました。

 

ぷらっとハウスのDIYでもたくさんの方にご協力いただいており、さらに町への愛が募っています。

 

3年前と比べて、今は確実に横のつながりが増えました。定期的に若手住民(移住者中心)で集まって飲んだり歌ったりするようになり、変化があればSNS上の住民グループ(30人が参加)で共有しあう等するようになりました。

 

時間の流れからの必然も多いかとは思いますが、それでも、少しは貢献できたようには思っています。

 

現在はDIYもおまけで手伝ってもらっていますが、定期的に住民で集まって様々なことを楽しんでいます。

 

 

お店を開くサポートをすることで、
地域活性化の「担い手」を増やす。

 

そんな活動の中で、地域の課題もいくつか見えてきました。

例えば、お祭り。夏に、秋に、様々なお祭りが福富町でも開催されます。とある方が「祭りは地域の同窓会」と言っていたのですが、お祭りは懐かしい同級生と出会う機会でもあります。

 

しかし、準備運営を担う人たちの高齢化が進み、継続が難しくなって、無くなるお祭りも増えています。

 

若手住民を中心にお祭りの企画も行いました。


例えば、草刈り。緑豊かな町の景色は、地道な作業によって守られています。道沿いは放っておけば草ボーボーになるので、地域の人たちが協力して維持しています。

 

草刈りは本当に大変です。特に、夏場のしんどさは想像を超えます。炎天下、ばてばてになりながら綺麗に刈っても、雨が降れば元どおり。自分の田畑だけでなく、道路沿いについても、全部が全部ではありませんが、力を寄せ合って刈っていきます。しかし、この作業も、高齢化が進むのに合わせて、地域住民の減少により、今いる人たちへの負担が大きくなってきています。

 

草刈りのしんどさは終わりのないところだと思います。


ほかにも、課題と言えるものは沢山ありますが、一番の問題は、これらを解決するために動ける「担い手」が少なくなっていること。どの地域でも高齢化問題が叫ばれていますが、福富町でも同じ問題があって、地域を盛り上げる活動だけでなくて、地域を守るための活動も、次の世代になかなか繋げていきにくいのです。

 

「人が住む」ことも、住むまでいかなくても「人がお店を開く」ことができる環境を整えることによって、地域に居る人が増えて、そして、その人たちが地域と繋がっていくことが大切だと思っています。

 

そこで、まずは「人がお店を開く」ことをサポートする拠点を作りたいと思い、今回のプロジェクト立ち上げに至ったのです。福富町だけでなく、似たような問題を抱える農村地域に、一緒に地域課題の解決や地域活性化について考えていく人(「担い手」)を増やすことになると信じています。

 

地域活性化・新事業挑戦・地域移住に国籍は問いません!外国人の方にもお越しいただきました。

 

 

「ぷらっとハウス」開業へ、
井戸堀りをはじめ、想定外の改修が多数必要に。

 

そんな「人がお店を開くサポートをする場・地域内外の人が交流する場」として、2019年3月より古民家改修・再利用プロジェクトを始動させています。福富町で「気軽に人が立ち寄れる場所になってほしい」という想いから、この物件を「ぷらっとハウス」と名付けました。

 

地域の工務店「株式会社井上工務店」の協力を得て、DIYワークショップを企画し、3月から既に7回を実施しました。たくさんの方にご参加ご協力いただき、壁塗りや床の張り替え、吹き抜け作り等を行ってきました。また、広島大学建築学部の学生さんが改修の設計デザインを考えてくれました。すごく素敵なので、ぜひとも見てほしいです。

 

 

みんなの意見を聴きながら、改修の設計デザインを熱心に考えてくれました。
最初は床下の枠組みも取っ払うなど、一から作る必要があるような状態でした。
床がおおかた完成し…
天井や壁も綺麗に張り替えていき…
2階はここまで綺麗になりました。現在はカイロプラクティックの施術室として稼働しています。
現在も作業は進行中です!

 

しかし、作業を進める中で、大きな問題が発覚しました。それは、井戸。

 

福富町は上下水が整っていないエリアなので、井戸水を利用します。この井戸に大腸菌や有機物等の良くない菌が見つかったため、新しく掘りなおす必要がでてきたのです。

 

掘りなおす費用は、ざっと100万円超。他にも、当初の見通しの甘さから、駐車場整備やトイレ工事費等の想定外だった支出が相次ぎ、発生しました。また、工事が終わって、物件を使い始めてからも、いろんな修繕や改修に追われる未来が鮮明に描かれます。多くの出会いといった希望も見えてきましたが、正直にいうと、これからに対する不安もいくらかはあります。

 

そこで、古民家改修・再利用プロジェクトについて、皆様のお力をお借りできないかと思い、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

深さ約2mの井戸が元々ありました。しかも場所は、厨房の中。

 

ー資金計画ー

 

■支出予定■

・DIY・ワークショップ費用(電動工具・資材費等):60万円
・水回り(井戸ボーリング・トイレ工事・その他配管等):170万円
・内装工事費用:100万円
・電気工事費用:30万円
・その他(設備費用、手数料等):40万円
合計 400万円

■収入■
・自己資金(融資含む):240万円
・補助金(地域おこし協力隊起業等支援補助金):60万円
・クラウドファンディング(本件):100万円
合計 400万円

 

 

「地域内外の人が交流する場」
地域の担い手が集まる拠り所へ。

 

ぷらっとハウスで事業を始めるチャレンジャーですが、現在すでに2名が決まっています。

 

一人は、ホームセンターで働きながら休日はカイロプラクティックの施術をしている清水さん。実際に、ぷらっとハウスのすでに完成している2階部分で、12月5日よりカイロプラクティックの施術を始めています。現在はホームセンターでのパートと掛け持ちをしながら、ぷらっとハウスで週3日間カイロプラクティックの営業をされています。

屋号は「カイロプラクティック&ビューティーサロン 癒☆時空~いやしたいむ~

 

 

もう一人は、地域の直売所で豆腐を製造して20年のベテラン豆腐屋さんである近藤さん。工事完了次第ぷらっとハウスの1階部分の飲食営業許可申請を進め、2020年2月からの営業開始を予定しています。

 

営業開始後は、お豆腐をふんだんに使用したお弁当の仕出しだけをします。夢は「自慢のお豆腐をたくさんのひとに食べてもらうこと」。

 

昼時間帯は店舗が空くため、飲食業を始めてみたい人を見つけて、その人にカフェ営業(シェアキッチン)をしてもらいます。カフェ営業に関心のある方はお声掛けいただけたら嬉しいです。お豆腐の力で、シェアキッチンに、福富町に、新しい人の流れをつけようと企んでいます。屋号は「里家」。

 

 

地域内外問わず、「何かやってみたいけど場所がない」という方がいましたら、区画や時間で分けて、場所の提供をしていく予定です。また、ぷらっとハウスでのイベントやセミナー等の企画も随時行っていきます。

 

将来的には、このぷらっとハウスの活動が成功例となり、他の地域でも、田舎に溢れている空き家や農地等での新事業へのチャレンジに繋がり、その地域の賑わいにも繋がっていくような、「負の不動産活用」普及活動にも取り組んでいきたいと考えています。

 

 

2年半続けてきた地域おこし協力隊としての活動ですが、いよいよ卒業まで残り3ヶ月となりました。

4月からは、一人の事業者として、地域活性化、農村活性化に取り組んでいきたいと思っています。至らないところも多々ありますが、一歩ずつ、地道に頑張っていきます。皆さま、どうかご支援をお願いします!

 

 

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プロフィール

「農村地域のチャレンジャーを増やす」というミッションに、広島県東広島市での地域おこし協力隊の任期中に出会う。それから、行政書士資格を取得して独立開業。あわせて、チャレンジが集まる拠点として、コワーキングスペースの開設を準備中。平成2年生まれの29歳。うお座。

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リターン

5,000


<遠方の方向け応援コース>オリジナルステッカー

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■オリジナルステッカーご送付
ぷらっとハウスのロゴが印字された、50mm×50mmのオリジナルステッカーをご送付いたします。

■サンクスメール
感謝の気持ちを込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

15,000


<お越しいただける方向け応援コース>癒時のカイロプラクティック無料チケット×1枚

<お越しいただける方向け応援コース>癒時のカイロプラクティック無料チケット×1枚

■カイロプラクティック施術体験無料チケット×1枚
チャレンジャー提供メニュー!癒☆時空~いやしたいむ~のカイロプラクティック施術体験無料チケットを1枚ご送付致します。場所はぷらっとハウスです。
※有効期限は発行より半年以内となります。

■オリジナルステッカー

■サンクスメール
感謝の気持ちを込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
9
在庫数
1
発送完了予定月
2020年3月

5,000


<遠方の方向け応援コース>オリジナルステッカー

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■オリジナルステッカーご送付
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■サンクスメール
感謝の気持ちを込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

15,000


<お越しいただける方向け応援コース>癒時のカイロプラクティック無料チケット×1枚

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※有効期限は発行より半年以内となります。

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■サンクスメール
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申込数
9
在庫数
1
発送完了予定月
2020年3月
1 ~ 1/ 15

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「農村地域のチャレンジャーを増やす」というミッションに、広島県東広島市での地域おこし協力隊の任期中に出会う。それから、行政書士資格を取得して独立開業。あわせて、チャレンジが集まる拠点として、コワーキングスペースの開設を準備中。平成2年生まれの29歳。うお座。

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