7月末に実行委員会のメンバーが大船渡を訪れた際の画像を入手したので紹介します。

 

❖夜の陸前高田での1枚

現在、まち全体を15m嵩上げする工事が続けられている陸前高田ですが、未だ手つかずの場所も多く取り残されていたり、工事着工にあたって震災の津波被害を象徴するような建物が徐々に取り壊されていっている最中です。

こちらのマンションは2棟あったうちの1棟が残されたもの。5階建ての4階部分までは壊滅的な打撃を受け、建物の躯体以外はほぼ何も残っていません。かろうじて5階部分だけ、ベランダの外壁や室内の装飾品などが残されています。

当然ながら、この大きな町のほとんどの場所が、人が住める状況に至っていません。

 

❖JR大船渡線「大船渡駅」

我々が支援の中心に位置づけている岩手県大船渡市の冠名をもつ「大船渡駅」は、だいぶ整備が進んで参りました。

震災前の形にはこだわらず、新たな町のシンボルとして駅前ロータリーや飲食店街「きゃっせん大船渡」などが整備されています。

※駅に隣接する「大船渡市防災観光交流センター」前に置かれているこのピアノが意味するものは・・・

 

❖JR大船渡線

「ドラゴンレール」の愛称で親しまれたJR大船渡線は、地震の揺れと津波で盛駅~気仙沼駅間が壊滅的な打撃を受け、現在も列車による運航は行われていません。鉄道復活の声もありましたが、早期復旧を選んだ結果、崩壊した鉄道線路を取り除きアスファルト舗装することでバス車両を走らせ、「BRT(バス高速輸送システム)」による運航が行われています。

このBRTがかつて線路だった場所を中心に一部市街地の道路も走りながら、新たな交通インフラとして活躍しています。

 

 

★気仙沼駅~一関駅区間は鉄道運行です。

 

※BRTとの乗り換えポイントでは大きなピカチュウがお出迎えしてくれました

 

あの日から7年余りが過ぎ、街は着実に歩みを進めています。

しかし、元の姿や街の人々が「俺たちが知っている・・・」と言える姿は何一つ取り戻せていません。

 

古き良きに立ち返ろうとも、新しい姿に生まれ変わろうとも、それを実行するのはそこに住む人々。

私たちは引き続き、この人々へ多くの元気を届けたい、そのためにひとりでも多くの皆様にご支援・ご協力を頂きたいと思います。

新着情報一覧へ