重度自閉症の青年のイラストと「自閉症をテーマ」にした絵本の制作。
支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 56人
- 募集終了日
- 2022年8月31日
仲澤嶺也さんのお母さんからメッセージが届きました。
プロジェクトに支援してくださったみなさま、このたびは大変にありがとうございました。せっかくの機会ですので、私と息子、嶺也の話をさせてください。
嶺也は、2003年3歳の時に秋田県立医療療育センターで「重度自閉症」と診断されました。
私はショックを受け、嶺也の行動が理解することができず、毎日、泣いておりました。
そんな私が嶺也の障害を受け止めるようになったきっかけは、嶺也が中学生の時に出会った1冊の本、東田直樹さん(文字盤を使って会話をすることができる)の著書『自閉症の僕が跳び跳ねる理由』を読んだことです。
本を読んだ私は、「東田直樹さんは、自閉症を抱えている人達のかわりに、声をあげてくれている! 伝えてくれている!」と、一瞬で気持ちが軽くなり、10年来抱いていたわだかまりが消え、初めて嶺也の障害を受け止めることがでました。
それからというもの、私は嶺也を1日1日、1つ1つ観察し始めました。
そして、「片言の言葉でしか伝えられなくても、嶺也なりに行動や絵で教えてくれている」ことを理解できたときは、嬉しくて涙が止まりませんでした。
それからは毎日の暮らしが楽しくて、「今日はこんな、新しい発見があった!」と、嶺也自身の宝探しをしているみたいな感じで今に至ります。
最後になりましたが、「重度自閉症」について一言――
重度自閉症は10人いれば10人が違い、1人1人の症状が違います。
嶺也もジャンプしたり、奇声をあげたり。
大声をだしたり、同じ行動を繰り返したり……と、小さなことをあげれば、きりがありません。逆に、成長と共に、幼い時にとつた行動がなくなったり、緩和されたりする場合もあります。
一般的に、自閉症という障害をあまりにも知らない人が多いから、私たちのような親子は生きづらいのだと感じています。
21世紀の今でさえ、私達親の育て方が悪いという人さえいます。
障害を抱えている子がいて、それを支える親がいる。そして、その数ほど物語はある。
私はプロジェクトが成功したあかつきには、タカハシバイロンさんに嶺也のイラストを使って、そのことを伝えてほしいと願っております。
リターン
3,000円+システム利用料
サンクスメールとオリジナルポストカード3枚
感謝のメールを送ります。
嶺也さんが描いたイラストのポストカードを送ります。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
5,000円+システム利用料
サンクスメールと絵本(支援者様の名前掲載)を送ります。
感謝のメールを送ります。
制作した絵本(支援者様の名前の掲載許可得た場合のみ)を送ります。
- 支援者
- 30人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
8,000円+システム利用料
サンクスメールとオリジナルポストカード5枚、そして絵本(支援者様の名前記載)を送ります。
感謝のメールを送ります。
オリジナルポストカード5枚を送ります。
完成した絵本(支援者様の名前の掲載許可得た場合のみ)を送ります。
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月