日本⁻ブラジル間の協力で推進する植林活動
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は10月29日(火)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

自己紹介

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。千曲国際交流協会です。

 

・千曲国際交流協会のあゆみ

1998年 長野冬季オリンピックをきっかけに発足

1999年 設立

2014年 NPO法人認証

 

・会員数:合計108(個人56、法人52)

・所在地:千曲市屋代1621番地

 

千曲万博

 

「世界はひとつ村。互いにそれぞれの個性を認め合う社会を創る。」という考えのもと、市内にお住いの多くの外国出身者が地域に溶け込み、安心して日常生活を送れるよう取り組んでおります。
 

ミャンマー

 

具体的な活動内容としては、地域の子どもたちが外国の文化を体験、日本語の不自由な方が日本語学習や生活相談、千曲万博・イースターエッグフェスティバル・ハロウィンパーティー・日本語教室・生活相談活動などを行っております。
 

ハロウィン

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

年々地球規模で地球温暖化が進み、人的、物的被害が拡大しております。この温暖化を止めるのは、我々人類の責務だと思います。

 

近年の気候変動は深刻であり、甚大な大雨による河川の氾濫、洪水、土砂崩れなどの被害や、台風やハリケーンの規模の拡大が目立ちます。これらの根本原因である温暖化の異常な加速は、もはや「対岸の火事」ではなく、一国や一地域の安泰を願っているだけでは希望の未来を築くことはできません。

 

国際交流を推進するにあたり、次世代が平和に暮らす権利を守るためには、国際協力が不可欠であると痛感しています。地球温暖化や気候変動の危機が叫ばれて久しい今、私たちの現実は予想を上回るペースで脅かされています。

 

この状況に対し、私たち一人ひとりが具体的に「何か」貢献できる機会を提供し、目に見える成果を出すことを目標に、今回の森林保全キャンペーンを立ち上げました。

 

世界の熱帯雨林の40%以上を占めるアマゾン熱帯林(1,2).。地上の淡水の20%(3)を維持し、陸上生物種の半数近くを支えるアマゾン(4)。しかし、どれほど広大な森林地帯であっても、近年の急速な気候変動はアマゾンに大きなダメージをもたらしていると数々の学術報告がされています(5,6)。

 

 

雨量の減少と乾期の延長により、アマゾンはすでにサバンナ気候化が始まっており(7) 、植生も変化しつつあります(8)。地球規模の気温上昇により、アマゾン地域の水収支が変化し(9)、河川の枯渇や森林火災の増加を引き起こしています。

 

アマゾンの広大な森林から蒸発する膨大な水量は、近隣諸国だけでなく、世界全体の水収支にも影響(10)を与えてきました。水不足と長引く集中豪雨。この両極端を和らげる役割を持つアマゾン(11)をこれ以上痛めつけることは、将来の恐ろしいシナリオを加速させることになるのです。

 

 

参考文献)
1. Tropical Rain Forests: Na Ecological and Biogeograpical Comparison. 2011. Corlett, R.T. & Primack, R.B., Wiley-Blackwell Edi. 336p.

2. 国連環境計画2023. https://www.unep.org/news-and-stories/statements/last-chance-save-amazon

3. Molion, L.C.B. 1975. A Climatonomic study of the energy and moisture fluxes of the Amazonas Basin with considerations of deforestation effects. Thesis, University of Wisconsin, USA.

4. Guayasamin, J.M.; Ribas, C.C.; Carnaval, A.C.; Carrillo, J.D.; Hoorn, C.; Lohmann, L.G.; et al 2021. Chapter 2: Evolution of Amazonian Biodiversity. In: Nobre, C.; Encalada, A., Anderson, E.; Alcazar, R.F.H., Bustamante, M., Mena, C. 2021. Amazon Assessment Report 2021 Ed. United Nations Sustainable Development Solutions Network, New York, USA. 国連持続可能な開発ソリューションネットワーク2021年レポート、第2章、5-7頁参照doi: 10.55161/CZWN4679 

5. Feng, X., Merow, C., Liu, Z., Park, D.S., Roehrdanz, P.R., Maitner, B., Newman, E.A., Boyle, B.L., Lien, A., Burger, J.R., Pires, M.M., Brando, P.M., Bush, M.B., McMichael, C.N.H., Neves, D.M., Nikolopoulos,E.I., Saleska, S.R., Hannah,L., Breshears, D.D., Evans, T.P., Soto, J.R., Ernst,K.C. & Enquist,B.J. 2021. How deregulation, drought and increasing fire impact Amazonian biodiversity. Nature. 597: 516-521. 
6. Gatti, L.V., Basso, L.S., Miller, J.B., Gloor, M, Domingues, L.G., Cassol, H.L.G., Tejada, G., Aragão, L.E.O.C., Nobre, C., Peters, W., Marani, L. Arai, E., Sanches, A.H., Corrêa, S.M., Anderson, L., Randow, C.V., Correia, C.S.C., Crispim, S.P. & Neves, R.A.L. 2021. Amazonia as a carbon source linked to deforestation and climate change. Nature. 595: 388-393.
7. Lovejoy, T & Nobre, C. 2018. Amazon Tipping Point. Science Advances. Vol 4(2). doi: 10.1126/sciadv.aat234

8. Esquivel-Muelbert, A., Baker, T. R., Dexter, K. G., Lewis, S. L., Brienen, W., Feldpausch, T. R., Lloyd, J., Monteagudo-Mendoza, A., Arroyo, L. 2018. Compositional response of Amazon forests to climate change. Global Change Biology. Vol.25, Issue 1:39-56. https://doi.org/10.1111/gcb.14413

9. Barkhordarian, A., Saatchi, S.S., Behrangi, A., Loikith, P.C.& Mechoso, C.R.2019. A recent systematic increase in Vapor Pressure Deficit over Tropical South America. Scientific Reports. 9, Article number: 15331.

10. Bottino, M.J., Nobre, P., Giarolla, E., da Souza Junior, M.B., Capistrano, V.B., Malagutti, M., Tamaoki, J.N., de Oliveira, B.F.A.& Nobre, C.A. 2024. Amazon savannization and climate change are projected to increase dry season length and temperature extremes over Brazil. Scientific Reports. 14: Article number 5131.

11. D’Acunha,B., Dalmagro,H.J., Zanella de Arruda, P.H., Biudes, M.S., Lathuillière, M.J., Uribe, M., Couto, E.G., Brando, P.M., Vouurlitis, G. & Jonhson, M.S. 2024. Changes in evapotranspiration, transpiration and evaporation across natural and managed landscapes n the Amazon, Cerrado and Pantanal biomes. Agricultural and Forest Meteorology. Vol.346. doi: 10.1016/j.agrformet.2023.109875

 

4年ほど前、アマゾン熱帯林生態を保全する非営利民間団体のアマゾン農村持続的開発計画センター(PRUSA)とその活動パートナーであるSeigam Forest Service社を経営管理する現地の日本人、日系ブラジル人、ブラジル人と出会い、現地での保全活動となる植林活動を実現することで合意しました。

 

彼らも現地にいて、急速に破壊と劣化が進む森林生態の実状を食い止めたいという思いと実践が、私どもの懸念するところと共鳴したのです。

 

 

先ず、実績を作るため、種から苗を育て、地主の合意のもと、植林をし、約4000本を植えメンテナンスを続けています。

 

具体的には、苗木を作るために種子を採取し、手作りで苗床を整備して苗の準備を開始しました。

 

植え付け場所は、現地に根を張る零細生産者の敷地内と決めました。彼らが植え付けを手伝い、植え付け後も管理することで、将来的にその木々は彼らのものとなるのです。

 

森林面積を確実に増やしていくには、森に生活する人々の参加が不可欠なのです。

 

 

こうして共同体制で樹種を植え始めたのは、2021年末の雨期の開始からです。現在までに約4,000本の有用樹種が植え付けられました。

 

植え付けられた苗木はまだ1~2年しか経っておらず、この2年間は強いエルニーニョ現象により、強力かつ長引いた乾期にさらされました。それにもかかわらず、ほとんどの苗木は私たちの思いを乗せてすくすくと成長しています。

 

現地の人々も木を植えることの有効性について意識を変革しつつあります。

 

八十二銀行、長野銀行、信濃毎日新聞社、READYFORの4社が運営するFANTo!(ふぁんと!)」を使って挑戦することにしました。

 

現在の活動ベースはブラジル・アマゾンのアマゾナス州内です。州面積は日本の4.15倍、原生林が多く残されている州です。半面、木を植える習慣が無く、伐採ペースは下がることは殆どありません。

 

ここに植林の有効性を訴え、実践することは大きな挑戦なのです。

 

現地の植林チームは、有識な研究者であると共に農林業経験も豊富であり、また先住民の経験と目線を反映させたアマゾン地域ならではの本格的な社会環境活動を実践しています。


木を植えることを啓発しながら一つのサステナブルモデルを築き、やがては全アマゾン地域に広げていこうとの決意と責任をもって取り組んでいます。
 

今後、日本全国に、さらには世界各地にアマゾンの熱帯雨林の植林活動の協力を訴えていくつもりです。

 

 

プロジェクト内容

 

植える習慣がないアマゾン地域に、植える習慣を植えていく。

 

植えれば木であっても早く成長し、植えた人々も、森林生態も、やがては水収支や気候も好転することが出来ることを実験証明することが目的です。

 

活動の進展に伴い、地元の公共団体や民間団体、そして個人も巻き込み、大きなムーブメントとして展開していきたいと考えています。この取り組みに参加し、賛同していただける皆様の積極的な参加をお待ちしています。

 

|植林する場所について

すぐに植え付ける地域は特定されています。マナウス開発のために伐採され、農産物も育成できないような土地です。

 


|植林する植物について

 

現在、原生15種類の有用樹種の種子、または苗木を維持していますが、今後本格的な苗床を形成することで原生樹種20から40種類、常時5万本の苗木を維持していきたいと考えております。また、これらの樹種の植え付けはあくまでも混植、その土地に適した複数の樹種を混ぜて植えていきます。

 

木材となる種、果樹の採れる種、土壌を回復するのに適した種、絶滅危惧種などを混植します。

 


|植林する本数

 

今回の植樹は現時点で手配している土地、10家族に200本ずつ、2,000本を植え付けることをスタートとしていきたいと考えております。同時に、提供される資金で次期の植え付け用に10,000本の苗木を維持する苗床をつくりたいと予定しております。

 

 

|参加者と人数

植林を推進する活動家は先住民出身の植物学博士、熱帯林業博士、動物生態学博士と共に熱帯農林業の活動家、各家庭の農家と現地労働者、苗床管理者、また性別学歴を問わず一般市民、有志の参加者を含めて常時15人前後の体制で臨みたいと考えております。

 

 

こちらの苗木は、すでに植え付けて1年半から2年経ったものです。

 

 

これまでさまざまな植樹計画を目にしてきましたが、通常、その後の成果や進捗については不透明な場合が多いです。

 

現地では植え付け後の追跡調査を学術的に行い、そのデータをジオリファレンスで可視化し、植林の成長具合を記録していきます。

 

そして賛同者には植え付けた苗木の成長状況を定期的にお知らせすることをお約束します。また、現地の活動家と協力して、この画期的な社会環境計画を広報し、植樹活動の将来に対する期待を共有していきます。

 

本年、植え付け準備期間に当たるアマゾン地域の乾期(7月から11月)に現地実践チームと詳細を打ち合わせ、植え付け予定を雨期の開始時期である12月としていきたいと希望しています。

 

この小規模な植林計画が、まだ植林が進んでいないアマゾンにおいてモデルとなることで、予想を超える反響とインパクトをもたらすと確信しています。

 

劣化した地域を豊かな森林に回復させることで、動植物の多様性を増し、水源を確保することが可能です。これにより、今後の温暖化などの気候変動に対しても影響を受けにくい森林生態系を人為的に再生していけると信じています。

 

ブラジルへの日系移民が始まって今年で116年になります。地球の反対側に位置しながらも、日本にとってブラジルは重要な友好国の一つと考えています。

 

日本国内の支持者にもアマゾン保護活動への参加を広めることで、政府間の経済協定や企業間の連携だけでなく、民間レベルでの日本とブラジルの結びつきを深める機会となります。

 

この計画は両国の友好関係の象徴として位置づけられ、地球規模での気候変動対策に取り組む重要な役割を果たすことを期待しています。今後も、両国間の協力によってさまざまな取り組みが実りますことを期待しています。

 

 

|資金使途

 

・内陸部種子探索移動費
・苗床作成必要資材購入費
・苗床管理人件費
・植え付け必要資材購入費
・植え付け運搬費
・植え付け人件費
・植え付け地訪問費

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

アマゾンは依然として日本から地理的、そして意識的にも遠い存在であることは事実です。しかし、気候変動は地球規模で進行しており、アマゾンの存続と回復は人類にとって極めて重要です。この地域の消失は、恐ろしい温暖化の加速を招く可能性があります。


現在、連日報道されている5大陸での気候変動による甚大な被害は、地球規模で対策を講じる必要性を強く示しています。この活動に賛同し、参加していただくことで、アマゾンの重要性を身近に感じ、自分自身の貢献が具体的な形で実感できることを願っています。


「地球温暖化」と「気候変動」による甚大な被害は、ニュースで見るたびに目を背けたくなるほど深刻になっています。しかもアマゾンの破壊と聞くと遠い現実の様に思えるのが普通かもしれません。

 

しかし、世界最大の熱帯雨林であるアマゾンの森林サービスは地球規模で重要であり、温暖化を緩和するために守るべき最後の砦です。

 

その大部分を占めるブラジルで保全活動を進める仲間たちを支援することは、我々が今回できる温暖化対策の一つとして、アマゾン保全に重大な貢献となります。

 

この機会に、地球の自然生態のシンボルであるアマゾンとつながり、その実態をより身近に感じることで、新たな知見を得られるかもしれません。共に新たな一歩を踏み出してみませんか。ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

 


※掲載している写真は本人もしくは保護者より許諾を得て掲載しています。

プロジェクト実行責任者:
春日 賢(特定非営利活動法人 千曲国際交流協会)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

千曲国際交流協会が、アマゾンに植林します。資金は、植栽にかかる費用に使用します。

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リターン

3,000+システム利用料


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お気持ちコース 3,000円

・感謝のメール+ステッカー

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

10,000+システム利用料


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応援コース 10,000円

・感謝のメール+ステッカー

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

30,000+システム利用料


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全力応援コースA 30,000円

・感謝のメール+ステッカー
・HPに、支援者様としてお名前掲載(希望者のみ)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

50,000+システム利用料


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全力応援コースB 50,000円

・感謝のメール+ステッカー
・HPに、支援者様としてお名前掲載(希望者のみ)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

50,000+システム利用料


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【企業・団体様向け】全力応援コースA 50,000円

・感謝のメール+ステッカー
・HPに、支援団体様としてお名前掲載(希望者のみ)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

100,000+システム利用料


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【企業・団体様向け】全力応援コースB 100,000円

・感謝のメール+ステッカー
・HPに、支援団体様としてお名前+バナー掲載(希望者のみ)
・パートナー企業様が発行する情報誌等への応援文掲載
※詳細は後日連絡させていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

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