千種川流域の豊かな自然を後世に!
「西はりまの自然をまもる会」は千種川流域をはじめとする兵庫県西はりま地域の豊かな自然を保全することにより、住民の生活環境を安全で安心して暮らせるものとするために、この豊かな自然を後世に伝えることを目的としています。今回はお返しの品を少しにさせていただき、多くの支援金が活動に使えるレディフォーというクラウドファンディングでご支援をお願いしました。
まず、私たちの活動の報告をさせていただきます。毎月の第2、第4月曜日に活動しているカカシ作成グループが昨年の10月に相生市観光局主催の羅漢の里カカシ祭りに参加しました。あの名画、ミレーの「落穂拾い」をもとに、ゴミ拾いをするカカシで千種川周辺にゴミを捨てないで欲しいという主張を込めました。入選となり、5万円の賞金をいただきました。
また、通算11回目の千種川流域の清掃活動も行いました。「単なるゴミ」ではなく、ダンプで意図的に捨てにきたと思えるタイヤ、釣り糸、釣り針などがあり、さらになんと自分の庭先さえ花で綺麗になればいいと思える人間の驕りと思えプランター、プラスチックのプラント容器などが多く、本当に人々の自然への思いの意識の低さに驚きました。
目標金額は20万円でしたが、みなさまのご支援のおかげで最終的に241.304円のご支援をいただくことができました。私たちの活動は寄付金だけを財源としていますので、このご支援をもとに、カカシ製作活動、千種川の河川清掃活動、そして講演活動などに使わせていただきます。
5月11日には、赤穂文化会館ハーモニーホール(小ホール)にて兵庫県人と自然の博物館 主任研究員の三橋弘宗さんを講師としてお迎えし、『川の仕組みと自然再生」というタイトルで講演をしていただきます。講演会場使用費として結構な額を用するため、みなさまからいただいたご支援の大半を使用させていただきます。
また、当会の広報紙「チスジノリ」を4回発行し、今回は特に講演を成功させるためにA3裏表を印刷したものを配布しています。
みなさまのご支援に心から感謝申し上げます。これからも私たちの活動にご支援いただけることをお願いし、感謝をさせていただきます。
「西はりまの自然をまもる会」会長
小河 尚子