アナログ文化の復権、第一弾「カレンダ－ノ－ト」

▼自己紹介

工業デザイナ－でJIDA（日本工業デザイン協会）正会員です。

本業の傍ら家具・雑貨・文房具などをノッキオデザインの商標で作っています。

従来とは違った価値観が台頭しつつある現在、従来の殻を打ち破った合理的で美しいデザイン製品を目指しています。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

何でもITの世界で、従来の紙を使った文化が衰退していくことに危惧を感じています。人間ってやはり本を読んだりノートに字や絵を描いたりすることで真の探求心や知識が育まれるのではないでしょうか？もちろんパソコンやスマホを使って合理的に知識を得たりモノ造りに役立てることは現代に於いて不可欠なことです、当方もCAD無しには仕事も出来ません。でもいきなりイラストレ－タ－でデザインするのではなく紙に何度もデッサンして試行錯誤の上にITの力を借りて試作品を作っていきます。小説や詩・俳句・短歌・写真、やはり紙に描かれたものも人間にはある程度は必要だと感じます。そこで従来のアナログの世界でも使ってみたいと思って頂けるような製品を開発していつも手元に置いて活用して製品、取り敢えずは紙の製品でプロジェクトを立ち上げたいと思いました。

▼プロジェクトの内容

第一弾はA6サイズの画期的な機能を持った「カレンダ－ノ－ト」です。特徴としては：

①内部に工夫が凝らしてあります、見開きページに二ヶ月のカレンダ－が印刷されており、

　ページをめくるとスライドして常に右のページが左に移動するようになっています。

　つまり最初の見開きが5月と6月であれば、ぺージをめくると6月と7月の見開きページが現れ

　ます。普通ならいきなり7月と8月になってしまい不便ですよね。

②また見開きの、例えば5月のページの折り返し部分をめくると5月1日～10日までの予定を書き

　入れるスペ－スがあり、隣の6月の折り返し部分には5月11日～31日までの予定を書き入れる

　スペ－スが出現します。個々のスペ－スは約50ミリ×27ミリもあり、通常の予定の記入であれ

　ば充分だと思われます、その上このスペ－スは折り返し部分ですので常に内側に隠れており、

　ノートを開けた途端に他人に詳細な予定内容を見られる心配が少なくなります。

③ノートを開くと右下隅に斜めにカットが入っており、その部分を持って開くと一発で当該月を

　開くことができ、ページめくりのストレスがありません。またこのノートはカレンダ－予定

　機能に特化しており、その他の記入ページは特に設定しておりません、僅かに最初と最後の

　ページに余白があるのでここに記入して頂くのみです。これは単一機能に絞り込むことによっ

　て軽く薄く携行しやすいことを心掛けた結果であります。

＊知財権取得済+申請中

①A6サイズ、　　　　②斜めカット部分　　　③見開いた状態（6月7月）

　カバ－付き

④6月の折り込み部分を　　　⑤7月の折り込み部分を開けた　⑥見開いた状態（7月8月）

　開けた10日分の予定表　　　11日～30日の予定表

▼リタ－ンについて

　単機能に徹したカレンダ－ノ－トなのでリタ－ンに関してもカバ－付きのカレンダ－ノ－ト

　のみです

▼プロジェクトの展望・ビジョン

本プロジェクトを成功させて、今後、雑貨や工業製品・食品にも原点に立ち返ったアナログ的だけれども斬新な美しい製品を世に問いたいと考えています。本プロジェクトの他にも第二弾三弾が続々と準備されています。全て今までになかった画期的な機能が満載です。乞うご期待！

また、ユーザ－が集えるような拠点を作りユーザ－の皆様の個々の希望に沿った製品を3Dプリンタ－や、超小型印刷機、厨房機器、等を使用して実現したり、個性を大切にした出版事業を立ち上げることも考えています。