シェルターだより（12月）

新年を迎えてだいぶ経ってしまいましたが、12月度のシェルターだよりをお届けします。

 

まず、シェルターのリビングですが、ちょっとした模様替えを行いました。

 

 

押し入れの奥に設置してある寝床のソファに、カーテン代わりのブランケットを付けてみました。

 

リビングは部屋が広いせいか暖房の効きが悪いため、寒さ対策として猫たちが最も良く集まるソファにカーテンを付けてみたのです。

 

カーテンと言っても薄いブランケットですし、ほんの気持ちばかりの防寒対策でしたが、猫たちには大好評でした。

 

その理由は暖かいから、というよりも隠れられるから、という理由の方が大きいようです。

 

おかげで人間が苦手な空歌ちゃんとともくんは、すっかりカーテンの裏側に引きこもるようになってしまいました。

 

 

私の目から逃れられるため居心地が良いのでしょうが、このままでは人馴れが一層と遠くなってしまいます。

 

寒いうちはブランケットのカーテンは続けるつもりですが、気候が温かくなってきたら押し入れのソファはオープンな状態に戻そうと思っています。

 

次に2階のチャトラと流れキジですが、変わらず元気に過ごしてます。

 

保護から丸2年が経ってすっかり家猫になり、部屋の中で自由にくつろぐようになりました。

 

 

かつてのチャトラと流れキジは家猫とは程遠く思えていましたが、今では外猫だった頃が遠い昔のように思えてきます。

 

こうしてチャトラと流れキジにシェルターで日々触れ合っていると、本当に保護できて良かったと実感します。

 

チャトラと流れキジが今の生活をどう感じているかは分かりませんが、室内の生活を気に入ってくれていれば良いな、と思う毎日です。

 

さて、12月の中旬には、3年前に亡くなったえんちゃんのお墓参りへ行ってきました。

 

 

毎年恒例のことではありますが、墓前で手を合わせていると様々な想いが胸をよぎります。

 

保護当時のこと、元気だった頃のえんちゃんのこと、そして譲渡の是非…

 

後悔しても仕方のないことばかりですが、やはりえんちゃんのことでは思うことが少なくありません。

 

今では多くの猫を保護していますが、これからは後悔の無いように保護猫活動に取り組んでいきたいと、決意を新たにしました。

 

こうして私と猫たちの2024年は静かに暮れていきました。

 

 

2024年も無事に1年を過ごせたのは、皆さんの温かい応援とご支援のおかげです。

 

今年も変わらず、応援のお気持ちをよろしくお願いいたします。