高齢猫を看取るための保護猫シェルターの設立にご支援をお願いします!
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支援総額

1,074,000

目標金額 800,000円

支援者
95人
募集終了日
2023年3月6日

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2025年11月19日 09:00

シェルターだより(10月)


今月も少し遅くなってしまいましたが、10月度のシェルターだよりをお届けいたします。

 

まずお伝えしたいのが、えりちゃんの腫瘍除去手術についてです。

 

先月のシェルターだよりでお伝えしたとおり、11月の上旬に首元に見つかった脂肪細胞腫の除去手術を受けました。

 

手術当日のえりちゃん
術後は麻酔のせいかボンヤリしていた

 

気になる手術の結果は特に問題はなく、無事に手術当日に帰ってくることができました。

 

ただ、術部が首元で切除面が少し広範囲だったこともあり、縫合が7針に及んでしまいました。

 

人間の感覚だとたった7針かもしれませんが、小さな身体のえりちゃんにとっては世紀の大手術に感じられたはずです。

 

縫合部の抜糸については10日ほど後の予定なので、患部をカバーするために術後服を着てもらうことにしました。

 

術後服にエリザベスカラーをつけたえりちゃん
しかしエリザベスカラーに問題があった

 

さらに手足で縫合部を掻いてしまわないようエリザベスカラーが必要だったのですが、これが思わぬ問題となってしまいました。

 

えりちゃんは高齢のせいか少し不器用なところがあり、段差の上り下りが苦手なのです。

 

そのため、一般的なプラスチック製で大きなエリザベスカラーを付けてしまうと、移動の際に引っ掛かりやすくなってスムーズに移動できなくなってしまいます。

 

そこで、私が選んだのが布製でケープ型のエリザベスカラーです。

 

えりちゃんのために用意した布製のカラー
これなら普段の生活に支障はなさそうだ

 

布製ならどこかに引っ掛かってしまう危険性は低いうえに、ケープ型なので視界を遮ることもありません。

 

形状的に術部をカバーする性能にも問題なさそうでしたので、しばらくは術後服と一緒に着用することになりました。

 

また、抜糸が済むまでの10日間ほどは、私が不在の時はケージで過ごしてもらうことにしました。

 

しばらくケージ暮らしになったえりちゃん
寂しいかもしれないが我慢してもらうことに

 

えりちゃんが縫合部が開くほど暴れるようなことはないとは思いますが、同じスペースに4匹の猫がいることを考えると、万が一の事態を避けるためにもえりちゃんはケージで過ごしてもらう方が安心です。

 

それに、ケージは住み慣れたリビングの中央に設置してありますので、大好きなシェルターの仲間たちと離れてしまうわけではありません。

 

えりちゃんにとっては数年ぶりのケージ暮らしで可哀相ではありますが、抜糸までの10日間だけ何とか頑張ってもらうことにしました。

 

手術後少し元気のないえりちゃん
食欲も落ちてきてしまった

 

手術後のえりちゃんの様子ですが、やはり術後当日~2日目までは本調子ではなかったのか、ずいぶんと元気がありませんでした。

 

どこかショボンとした感じで、普段より食欲も落ちてしまいました。

 

不安になった私はひとまず食欲増進剤を投薬して、食欲の回復に努めることにしました。

 

小柄で体重が少ないえりちゃんにとって、食欲不振は最大の天敵だからです。

 

投薬のためえりちゃんを抱っこしたところ
以前よりも軽くなったように思えた

 

この時は投薬のおかげで食欲不振は乗り切ったのですが、現時点ではまだ食欲が不安定で予断を許さない状況です。

 

えりちゃんは高齢になってから初めての切除手術を受けたわけですし、どんなことが引き金になって体調不良を陥ってしまうか分かりません。

 

場合によっては良かれと思って手術に踏み切ったことが、逆にえりちゃんの寿命を縮めてしまう可能性だったあるわけです。

 

こう考えると、抜糸が終わってえりちゃんの体調が完全に軌道に乗るまでは、もうしばらく気を抜く余裕は無さそうです。

 

来月のシェルターだよりでは、元気に回復したえりちゃんの姿をお届けできれば、と思っています。

 

ケージから出てくつろぐえりちゃん
1日でも早く元気を取り戻して欲しい

 

さて、他の子たちの様子ですが、相変わらず元気な一方で、全く想像しなかった異変がありました。

 

それは手術から帰ってきたえりちゃんを、他の猫たちが何故か認識できなかったのです。

 

その理由は術後服やエリザベスカラーを着けていたせいかと思うのですが、帰ってきたえりちゃんが挨拶をしようと近づくだけで、ともくんやアリスくんは一目散に逃げてしまい、空歌ちゃんにいたっては、近づくえりちゃんに低い声で唸って威嚇するほどでした。

 

他の子たちから避けられてしまったえりちゃん
ショックだったのか落ち込んでいるように見えた

 

他の子たちから毛嫌いされるような反応をされるたびに、寂しそうに俯くえりちゃんが気の毒で仕方ありませんでした。

 

そんな状況のなかでも、スカーだけはエリザベスカラーを着けているえりちゃんにも特別な反応をすることはなく、手術の当日からいつも通りに接してくれました。

 

普段はちょっとボンヤリしているスカーですが、仲間思いで意外と頼れる一面を垣間見た気がします。

 

えりちゃんをグルーミングするスカー
えりちゃんもスカーに甘えられて嬉しいようだ

 

その後、3日ほど経ってからは、色々と着込んでいるえりちゃんを見慣れてきたのか、他の子たちも普段通りの生活に戻りました。

 

最初のうちこそ3匹がえりちゃんを避けるようになってどうしたものかと焦りましたが、意外と早く元通りになってくれて何よりでした。

 

えりちゃんに寄り添うともくん
元通りになるのに少し時間が掛かった

 

一方、2階の流れキジは寒くなってきたせいか、寝床に引きこもりがちです。

 

思い返せば流れキジを保護してから、寒い時期はいつもチャトラと一緒にくっつきながら寝ていました。

 

しかし、今年は1匹で迎える初めての冬ということもあり、仕方なく暖かい場所へこもるようになったのでしょう。

 

ご飯を食べる流れキジ
ひとりきりの食事にも慣れてきた

 

流れキジにとっては寒いだけではなく寂しい冬になってしまいましたが、老け込むことなく元気に過ごしてもらいたいものです。

 

今月はえりちゃんの通院や手術で本当に忙しい日々でした。

 

なかなか思うように事が進まないもどかしさはありますが、猫たちのために一層と頑張っていきたいと思っています。

 

最後になりましたが、いつも温かい応援とご支援、本当にありがとうございます。

 

では、また来月のシェルターだよりでお会いしましょう。

 

リターン

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お礼のメール

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申込数
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2023年4月

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お礼のメール&保護猫画像

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