障がいのある子どもたちに就労の場を提供し、自立のお手伝いを！

 

こんにちは！気仙沼パン工房です。

 

当社は、平成14年に設立した「クリームサンド」を主力製品とするパン製造会社です。気仙沼市の本郷にて営業をしておりましたが、現在は気仙沼市長磯森に移転し、営業を行っております。

 

設立当初は「クリームサンド」ほか、「ごま」、「黒糖」の3種類にてスタートしましたが、現在は全７種類の他、季節限定商品などを含めると10種類ほどのラインナップがございます。地域のソウルフードとして地元気仙沼のみならず全国各地のお客様からご好評をいただいております。

 

 

 

 

 

事業開始時から、地元の支援学校や障がい者施設から子どもたちの実習の受け入れを依頼されることがありました。

 

簡単な作業ではありますが子どもたちが今後、社会進出の役に立つのであればと思い、実習を受け入れ続けてきました。実習に来る子どもたちは働く意欲がある子どもたちが多く、障がいのあることを感じさせないくらい頑張って丁寧に働いてくれる子どもたちばかりです。

 

しかし、学校卒業後は、働きたくても働く先が少ないというのが現実です。障がい者雇用については、「社内に適当な仕事がない」、「障がい者を雇用するノウハウがない」という理由などで、企業が障がい者の採用を敬遠し就労の場が制限されてしまうため、働きたくても働けない子どもたちが多い実態があるということを支援学校の先生や、施設の職員さんから聞きました。

 

私は実習に来て、一生懸命に働く子どもたちの姿を見て、障がいのある子どもたちが働きたくても働く場所がないという現状に対して何かできることはないかと思うようになり、今回のプロジェクトの立ち上げを行いました。

 

1人でも多くの障がいを抱える子どもたちが働くことができる環境を整え、労働意欲のある子どもたちが少しでもその希望を叶えるための一助となればと考えております。

 

 

 

 

今回のプロジェクトを実施するにあたって、国や気仙沼市などの協力もいただき、三陸沿岸道路本吉パーキングエリア内の無料休憩所を借りることができました。その無料休憩所を活用し自社製品やコーヒーを中心とした飲食物の販売、地元気仙沼の製品の販売を行います。

 

つきまして、今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金では、三陸沿岸道路本吉パーキングエリア内に開業する販売所の開業資金に充てさせていただきます。

 

また、運営にあたって商品の陳列、販売などは障がい者の方を雇用し、担当してもらいます。障がい者5名の採用を行い、1日4時間～6時間のシフト制で雇用したいと考えています。

 

 

今回の事業を立ち上げるにあたり障害児童の就労の実態と気仙沼という場所でそういった子供たちが

働いている場所があるということをできるだけたくさんの方々に知っていただくためにクラウドファンディングの活用を考えました。

 

たくさんの方々に支援をいただき、また実際に足を運んでいただければ子どもたちの励みにもなるものと考えます。そして、今回の事業が成功することで障害児童の就労支援のモデルケースになればと思います。

 

 

 

 

障がいのある子どもたちが社会に進出し、働ける喜び、自らお金を稼ぐことを実感するとともに、多くの利用者が見込まれる三陸沿岸道路のPAでたくさんの方と触れ合う機会を提供したいと考えています。

 

また、その無料休憩所は観光案内施設も兼ねていることから、自社商品のみならず気仙沼の特産品を扱うことで地元気仙沼を盛り上げたいと考えております。

 

私も今回のプロジェクトは、初めて試みで多くの不安を抱えております。しかし、やってみないことには変わらないと思いますし、目の前にある問題を解決したいというその一心です。

 

障がい者雇用の現状が少しでも改善され、一人でも多くの子どもたちに労働の機会と喜びを味わってほしいという本プロジェクトの趣旨にたくさんの方が賛同していただければと願っております。