一斉TNRのお手伝いに行ってまいりました。

今日は朝方は寒くて、一気に気温が上がりましたね。

皆様、体調を崩されていませんか?

 

今日は岡山市北区足守の足守コミュニティハウスで行われた

「ねこの不妊・去勢手術出張オペ会」のお手伝いに行ってまいりました。

 

朝早くから、たくさんの猫さんが運び込まれています。

先生は埼玉から飛行機で来られたスーパードクターです。

 

オス猫さんは去勢手術をすると、ケンカが減って穏やかになるといわれています。

ケンカが減ると、怪我による感染症や病気が減ります。

メス猫さんは不妊手術をすると、乳腺腫瘍、子宮蓄膿症の発症率低下、情期のストレス軽減、性格が穏やかになるといわれています。

なにより、一年に多い時で3回出産するといわれている繁殖力の強い猫、

ロードキル(交通事故死)、無理な出産に伴う体力の低下、他生物による攻撃、病気で命を落とす子は少なくありません。

統計では、5匹生まれても一歳までに4匹は死んでしまい、お外の子の寿命は平均5歳と言われています。

 

一代限りの命を全うして、少しでも穏やかに生きてほしい、無駄に命を落としてほしくない、

という気持ちで皆さん、会場に連れてこられています。

 

ボランティアさんも皆さん、猫をこよなく愛する人たちばかり。

忙しい作業の合間の休憩時間に「ねこあるある」や、自分ちの猫自慢、情報交換など、とても有意義な時間でした。

　皆さん全員手際が良くて、自分の役割だけでなく周りを見て進んで動いていく、

素晴らしい連携で、ぼーっとする暇はありません。

 

私の役割は、手術をする前の「毛刈り」。

オス猫さんは睾丸のまわりの毛、メス猫さんはおへそまわりをきれいに剃って手術に備えます。

毛が入ると感染症の危険があるので、とにかく丁寧に丁寧に、仕上げはトレーナーさんに見てもらって確認します。

 

命を扱う事なので、集中、手順、確認はとても大事ということが身に沁みました。

 

一斉TNRは猫さんを連れていくことは何度もありましたが、スタッフ側になるのは二回目。

スタッフ側にはこんな苦労があるのかと、とても勉強になりました!!!

 

皆さんの猫さんに対する情熱と愛に、感動した一日でした。

特定非営利活動法人アニマイルのスタッフの皆様、富岡様、本当にありがとうございました!!

そしてお疲れさまでした。

 

(画像掲載は許可を頂いています)