本日、プロジェクト終了を報告させていただきましたが(プロジェクトページ・終了報告のタグをクリックください!)もう1つ報告しなければいけないのがオープニングセレモニーについてです。

 

一昨日、6月10日(土)に開催されたオープニングセレモニー。

 

まず、新しく建設された縫製学校の赤い表扉に付けられた

赤いリボンでテープカット!

(私の隣、黄色い洋服を着ている女性が、新しい縫製学校の先生です)

 

迎えてくれたのは

美しく着飾った生徒たち。

 

そしてセレモニーは

牧師さんの祈りから始まりました。

 

そのあとは

讃美歌斉唱(サムエル記にあるダビデ王の歌)。

 

このとき私が感動したのは、イスラム教徒の生徒たちが、ラマダーンで断食中であるにもかかわらず、私たちと共に祈り、歌を歌って(分からない子たちは手拍子のみ)くれたこと。そう、この写真の中にも、敬虔なイスラム教徒の女性たち(このスラムに住むイスラム教徒はペシャワール周辺から来たパシュトゥーン人が多い)の姿を見つけることができると思いますが、私の学校では、キリスト教徒、イスラム教徒の間に隔たりはないのです。私がかねてから願い祈ってきたことが、この学校の教室で具現化されていることをこの目で確かめることができ、神様に心からの感謝を捧げた私です。

 

祈りと歌のあとは、生徒たちからのサプライズ。

 

 

なんと生徒有志が寸劇を披露してくれたのです。

 

寸劇の内容は

 

「メイドとして、マダムからいじめを受け、辛い日々を送るスラムの女の子たち。母親は気の毒に思うが”メイドになるのはあなたたちの運命。縫製や美容の学校に行かせたいけれど、そのお金はない”と伝える。そんなときに、リファットとサナ(美容技術学校の講師)に出会い、無料の学校に行き始めた友人が、縫製技術・美容技術学校のことを教えてくれる。女の子たちは大喜びし、母親も連れて学校に行き始める」

 

というもの。

 

別に私が台本を書いてやらせたわけでなく、彼女たち自身が劇をやることを思いつき、台詞を考え、練習して、私に見せてくれたのです。彼女たちの学校への思いが伝わってきて、胸が熱くなりました。

 

それから、このセレモニーでは、新しいコースの発表も!

旦那様の仕事の関係で4年前からパキスタンに暮らし、以前、私の美容技術学校でトレーニングを受けたこともある友人、中国吉林省出身のジーニーさん(写真・私の隣)。

 

このジーニーさんが

私のプロジェクトに感銘を受け

 

「自分も何かお手伝いしたい」

 

と彼女自身の特技である大きなプラスチック・ビーズの手工芸品(写真上参照)製作を学ぶクラスを開いてくれることになりました。ボランティアで週2回、学校に来てくれることになったのです。

 

ジーニーさんはウルドゥー語も堪能。生徒たちは、新しい授業が加わったことに大喜び。こうした作品は、市内マーケットでの販売にもつながります。ジーニーさん、本当にありがとうございます!

 

そしてセレモニー最後は

 

自宅屋上に教室を建設することを快諾してくれたシャフィークさんご夫妻(写真右)への感謝。

 

そして

 

 

私から生徒たちへのメッセージ。

 

彼女たちとは毎日顔を合わせ、対話していますが、この節目の日、あらためて伝えたのは

 

「この学校はスキルを学ぶためだけの場所ではない。皆さん一人一人が自分の将来を変えるため、夢を育み、それを叶える場所」

 

といったことです。

 

そういう私自身も、この日、新しい学校で最初の一歩を踏み出すことができました。これからも夢を持ち、さらに夢を広げ、その夢を実現させるために、一歩一歩進んでいこう、と決意を新たにしました。

 

 

イスラム教徒、キリスト教徒かかわらず、この縫製技術学校・美容技術学校に通うパキスタン人女性たちの夢が、今後、大きく花開くよう、これからもどうぞ応援してください。そして、彼女たちの幸せをお祈りください。

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