夫婦で作る！狩猟から製品まで一貫したペット用高品質エゾ鹿加工所建設

プロジェクトページには一部、精肉加工の画像等センシティブな内容が含まれています。

▼クラウンドファンディングをするにあたって動画を作りました！こちらも是非ご覧ください！

▼自己紹介とご挨拶

はじめまして、たくさんのプロジェクトがある中
私たちのページに目に留めていただき頂けたことに感謝致します。ありがとうございます！

AIOI　BUTCHERS(アイオイブッチャーズ)の櫻田です。
まずは私たちの自己紹介をさせてください。

私たちは二人とも東京出身で、2019年の秋、北海道で新生活をスタートしました。

北海道へ移住したきっかけは
「食べることから遊ぶことまで、常に誰かが作ったものに依存している」環境に対して疑問を持ち、
都会から離れた自然豊かな場所で自給自足な生活をしたいという気持ちからでした。


そこで私たちがやりたかったことが２つありました。

１つは、自分の畑で新鮮な果樹や野菜を育てること。




もう１つは、狩猟で自らの手で肉を手に入れることです。




しかし、狩猟するにもまず解体ができなければ、廃棄するだけになってしまいます。


そこで、鹿の解体を学ぶための場所を探し、
北海道で技術力が高い老舗の鹿肉解体所がある新得町へと足を運びました。

初めて訪れる土地、初めて出会う人々でしたが、新得町の人々は私たちを温かく迎え入れてくれました。



(↑狩猟に行く時に撮った狩勝峠の朝日。この日はとくに綺麗でした。)

移住してから5年が経ち、エゾ鹿の解体技術を学び修行を積んでく中、
新得町でかかわってきた人達の助けを得て、土地の購入もすることができました。



そして、私たちが鹿肉の事業を始めるにあたり、愛犬や愛猫の健康を考えて、
手作りの食事を提供している飼い主さんたちがいることを知ります。


鹿肉解体所で5年の経験を通じて、
ペット用に卸される鹿肉は人間用に比べてクオリティが低いことを目の当たりにして
それなら、ここまで磨き上げてきた技術を活用して、飼い主さんとその家族の健康をサポートするために、
ヒューマングレードの鹿肉をお届けできたらと考えるようになりました。



狩猟で仕留めた肉を単に自分たちだけで消費するのではなく、最大限に活用するために、
ペット向けの新鮮で高品質なエゾ鹿肉を提供する会社を作ることにしました。
そうした事業を展開するためには、清潔で衛生管理が徹底された加工所が欠かせません。


そこで、加工所を作るために私達は購入した土地にあった築80年の馬小屋を自らの手で解体をし始めました。


《元あった馬小屋！


約半年の時間をかけて、馬小屋を完全に取り壊し、土地を更地に。

(雪が降ってからが大変でした、、　解体だけでなく雪搔きでさらに時間がかかったと思います。)

(↑馬小屋を解体し整地にするまでをまとめてyoutubeに載せたショートムービーです。)

そして現在、大工さんと夫婦ふたりで毎日作業をし年内完成を目指して、基礎から加工所建設中です。

加工所建設の進行具合は日々インスタ、Ｘ(旧ツイッター)、Facebook、、Youtubeでも配信してます!

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

狩猟体験から感じた気持ちとエゾ鹿問題への挑戦

初めて狩猟を経験した時、感じた感情が大きく分けて2つありました。

1つは、生き物の命があっという間に絶たれるという現実に対する衝撃。
2つ目は、動物好きである自分が命を奪う側に立つことに対する複雑な思い。

「かわいそうでこんなことできない!」と思う一方で、
自分自身が毎日肉を食べていることに矛盾を感じました。



スーパーで売られている肉は、「誰かが」動物を屠畜し、解体し、整形した結果です。

この時の経験は、狩猟を通じて、生きていくためにいのちを奪い、それを食べているということ、
自分たちの生活は数多くの生命の犠牲の上に成り立っていることを、改めて実感させられました。



その後、北海道新得町での生活を通じて、鹿の被害の深刻さを知りました。



一歳を迎えたメスのエゾ鹿は毎年ほぼ100％の確率で妊娠します。
繁殖力がとても強く、エゾ鹿たちによる被害はとても多くあります。

畑をしている人と話をすれば「畑がまたシカにやられた。そちらの畑はどう？」なんて日常会話です。


(↑上の写真は今わたしが作ってるガーデンにての写真です。ご近所さんも育ててた大豆が全て食べられたそうで罠をかけてほしいと頼まれました。)


エゾ鹿は農作物への被害だけでなく、自然環境全体にも影響があります。

一日に乾燥重量で2～5キロもの植物を食べるエゾ鹿は、草類だけでなく冬は大木の樹皮まで食べ尽くします。


その結果、森が枯れたり、落ち葉がなくなった土壌は保水力を失い、雨が降るたんびに土砂崩れが起きます。
これによって道路が塞がれる事態が生じたり、場合によってはダムが埋まってしまうことも、、。





そしてエゾ鹿問題は交通事故においてもとても深刻なんです。

エゾ鹿は、いきなり道路や線路に飛び出すことがあるので、北海道ではすごく交通事故が増えています。
個体によっては体長約2m重さ約150㎏もあるエゾ鹿は、その衝突で車に大きなダメージを引き起こすだけでなく、
最悪の場合、人の命に関わる事態にもつながることもあります。

私たちの知人も鹿と衝突したことにより、車の修理だけでは収まらず廃車にしたなんて話を聞きました、、。



(↑前に飛び出てきた鹿、この時2頭が飛び出してきました。)



電車では一年に2回くらいしか乗らない私たちでさえも鹿が線路上に出たため、遅延や運行停止になるなんて経験をしてます。

私自身の畑が鹿に荒らされる経験は、エゾ鹿と人間の生活が身近に関わっている事を改めて認識させられました。
狩猟が自然と人間のバランスを維持する重要な役割をし、地域の問題解決にも貢献していることにも実感しました。

ですが実際狩猟で捕獲された鹿やイノシシなどのジビエたちは
約1割しか活用されず残りの約9割は廃棄処分という辛い現状です。(農林水産省令和2年度の情報)



ジビエの問題はとても深刻です。
だからこそ、私たちは狩猟したお肉をただ自分たちだけで消費するのではなく、
有効に活用し、価値あるものとしてを共有しといきたいと思っています。

清潔で衛生的な加工所を作るためには、、

しかしながら、清潔で衛生的な加工所を作るには莫大な資金が必要です。

【加工所】

という特殊な建物であることや
・市街地から離れた土地
・寒冷地

ということもあり加工所を建てるだけでも
予想はしてましたがそれを上回る思いもしなかった資金がかかってます。

コストを抑えるために自分たちも馬小屋壊しから
加工所作りも最初からずっと大工さんの指示をもらいながら毎日毎日
一緒に作業をするなどできる限りのことをしていますが、
なかなか思うようにいかないもので問題も多く発生します。

その上年々、材料費や設備の値段が目まぐるしく値上がる一方で資金計画には課題が生じてきました。

いつも応援してくださっている皆様、
私達を少しでも応援したい、
自分の家族にちゃんとした安心できる鹿肉を与えたいと思ってくださる方が、
いらっしゃったら加工所の建設を実現するために、どうか、お力を貸していただきたいです。

私たちの目標を実現するためにも、みなさまのご協力を宜しくお願いします。

プロジェクトの展望・ビジョン

私たちの目指すエゾ鹿肉製品

まず知ってほしいのがエゾ鹿は
鶏、牛、豚、羊、馬などの肉と比べて、数々の優れた栄養特性を持っているということです。
高たんぱくで低脂肪、鉄分は赤身魚より多く、亜鉛やリンも多く含まれています。
また自然の中で育った、人工飼料や化学物質は一切使われてない無添加・無汚染の究極の食材です。

そんな数多くの特性を持つスーパーフードのエゾ鹿ですが、私たちが作る製品の強みは、自ら狩猟し、
熟練した技術で丁寧に解体して、高品質の鹿肉を提供できることです。



狩猟から解体、加工まで、一貫して私達2人で行います。


狩猟に関してはヘッドショットだけを狙い、適切な血抜きをしすぐに加工所へ運びます。

そして皮を剥ぎ、内臓を抜き取り枝肉にします。
手早く最後まで処理することで品質が高まります。

解体作業では、熟練した脱骨と整形技術がなければ良いお肉にはなりません。

骨を素早く取り除き、肉に触れることを最小限に抑える―これは経験がなければ難しい作業です。

　

２人だけなので数多くは作れませんが、
ヒューマングレードで品質が高い製品づくりを目指しています。

また、飼い主さんが気になる
「どのような場所で?」「どのような技術で?」「どのように製品を作っているのか?」を、
SNSやYouTubeを通じて公開していきます。

私たちの透明性と品質にこだわったプロセスを、皆さんと共有できればと思います。




お店がオープンしたら狩猟や解体、商品情報なども載せていきますが
今はほぼ毎日している加工所作業の進行状況をSNSを通して発信しています。
家づくりやDIYに興味がある方にも参考にできることがあるかもしれません。

そして目標金額を達成させるためには認知してもらえることが不可欠です。
皆様のお力をお貸しいただけませんでしょうか？ 
SNSで拡散して頂くのはとても有難いです。
よろしくお願いします。

最後に知り合いのドッグカフェの方に協力をしてもらい、モニターのお願いをしました。
その際に飼い主さん達から感想をいただいたのでいくつか紹介させていただきます。

《手切りダイスカット100g》




「いろんなところでお肉買うけど、ペット用だからこんなもんなのかな〜臭いな〜、
切り方も雑で筋や脂身多いな〜ってのもあるので、頂いたものは大満足です！臭みがない＝新鮮&丁寧な処理というイメージで、カットの大きさが均等なのでほんとに丁寧なかんじするし助かります！脂身も筋も少なくてシニアでも子犬でも安心ですね！」


「いただいた蝦夷鹿肉ですがヒューマングレードと言うだけあって柔らかく美味しかったです♪
蝦夷鹿は割とスジが固く調理が面倒でしたがスジも無く調理しやすかったです。
肉質に関しては全く不満はありません。生でも茹でても焼いてもワンコ達の食いつきも良く、いつまでもフードボールを舐めていました。」


「軽く焼いて提供したのですが、ふたりのこんな圧がかかる要求ははじめてでした。
匂いでとにかくハイシニアのほうが、大変でした。ふたりとも、ささみアレルギーありますがこのお肉は食べたあと、全くトラブルなく、排泄もいいものがでました。」

(小型犬モニター編(2023/2/26にアップロード))

(中・大型犬モニター編(2023/3/5にアップロード))



《鹿角》


「○○ちゃんがこんなにかぶり付いたのは初めてです！ジャーキーとかガム以外は興味なかったので驚いてます!!」


「鹿の角は大好きでいつまでもカミカミするので時間を決めてあげています」

(エゾ鹿角編(2023/3/11にアップロード))


ほぼ全員の方からとてもうれしい反応をいただけて私たちもうれしい限りです。

愛犬・愛猫を家族の一員として考えるなら、その健康によい食材を選びたくありませんか？
エゾ鹿肉はそのような選択肢の一つです。
化学物質を避け、自然な食材を選びたいと考える方には最高の食材です。


普段から愛犬、愛猫の健康を気にかけて手作り食や素材にこだわられてる方にはもちろん、
今の時点でエゾ鹿肉を気になってる方々も含めたくさんの方に
新鮮で安心して与えられる高品質・ヒューマングレードの鹿肉を作るために
少しでもこのプロジェクトに共感できる部分がありましたらご支援をお願い致します。


※ストーリー内で使用しているお写真は許諾を得て掲載しています。


ープロジェクトのステップ 

このクラウドファンディングはAll or Nothing方式のため目標金額に達成しないと意味を成しません。

なので最初の目標は【150万円】
　　 NEXT GOALは【250万円】
　　 FINAL GOALは【350万円】

このプロジェクトは350万円を目標として進めていきます。

全て真空機やミンチ機、スライサー、乾燥機の設備とready forの手数料、リターンの配送料にあてさせていただきます。

設備の詳細
真空機　　¥1,562,000-
ミンチ機　¥544,500-
乾燥機　　¥481,800-
スライサー¥671,000-

(2023年2月13日に見積もりとった時です。)

ぜひ、応援よろしくお願いいたします！！


追記　12/26

プレハブ冷蔵庫、冷蔵庫の施工工事が１月25日に決まりました！

下見に来てもらったときに業者さんは予定が詰まりすぎていて先になってしまうという自体でしたが1週間ほど早まりました。
最初は私たちもその現状に
「、、、そんなに先かあ、、、。」という思いでしたが、
私たちも少人数でやっていて時間がかかってる部分があるので意外とちょうどよかったのかもしれません。

なので完成は2月の最初の週になるかと思われます。

《名称》
AIOI　BUTCHERS　(アイオイブッチャーズ)

《場所》
北海道 上川郡新得町 字新得西3線50番7

《スケジュール》
2022年
9月17日
馬小屋解体スタート

2023年
4月13日
加工所建設スタート

12月19日
クラウドファンディング開始

2024年
2月の初め
加工所完成予定

2月7日(50日間)
クラウドファンディング完了

2月～4月
商品制作、販売準備、ショップサイト開設予定

4月
【クラウンドファンディングの支援金振り込まれ次第機材購入】
順にリターン品発送予定

※リターンに関しては加工所の進行状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。ご了承お願いします。