農村RMO推進映画『土のひと 風のひと』プロジェクト

支援総額

537,000

目標金額 500,000円

支援者
50人
募集終了日
2024年4月18日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

こんにちは。私は子供たちの健全な育成と中山間地域振興を行う『さが山の学校』代表の大坪と申します。

我々は、清浄な環境を有する中山間地域での、自然体験活動を通して参加した子どもたちが山や自然のことを学び考えることで、「生きる力」を身につけることや、活動に参加したものすべてが、その拠点となる中山間地域は衰退させてはいけない場所であるという認識の中で、コミュニティの活性化を図り、そこから醸成される地域を大事にする心が、中山間地域の振興に結びつくことを目的とし、活動してます。また私は、佐賀県の中山間支援職員として、7年間でのべ約1,000集落を訪問し、そこで見て聞いた現実をうけとめ、その想いを映画にこめ「土のひと 風のひと」を制作し、中山間地域での子供たちの自然観察・体験教育の拡充や新たな中山間のしくみ(農村RMO)づくりを提案できたらと思っております。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 

プロジェクトの背景

 

集落の人口の50%以上が65歳以上となり集落機能の維持が困難になっている集落を「限界集落」とよびます。地区区部でいうと、2022年現在、94.2%が中山間地域に存在します。その結果、それまで集落住民が行ってきた農地の維持や農道の草刈、水路の泥上げなどの共同作業ができず、自然環境の悪化につながります。また放棄された田畑は、イノシシなどの有害鳥獣などの行動範囲となります。そして中山間地域の不便な生活を嫌って平坦部へ走る若者、反面転入も少なく、将来の担い手が確保できず、集落機能の維持困難な集落が増え、対策を講じなければ、集落の無人化、周辺環境の悪化も危惧される。

 

中山間地域の農地保全が大事な理由

 

食料の自給率は、国力を維持するために必要で、第一次産業の衰退は、子供たちの豊かな未来にとって大きな問題です。加えてときおり襲う線状降水帯の大雨被害。その際も中山間の棚田がため池の役割を果たすので、土砂災害を予防している。いずれにしろ中山間地域の生産活動が、平坦部に住む我々の救っていることは少なくない。

 

 

 

地域運営組織(農村RMO)をつくりたい

 

今後集落単体では、農用地の保全や農業生産だけでなく、集落機能の維持も難しくなる状況にあることから、広域的な範囲で支え合う組織づくりが進むよう、総合的な対策を早急に講じていくことが必要です。

このため、国が進める(ア)農用地の保全や(イ)地域資源管理、(ウ)生活扶助の3つを手がける組織を作るために映画を制作します!

 

佐賀県に農村RMOをつくりたい理由

  • 直近で農家の構成員が5件以下の集落が激増
  • 担い手不足
  • これまで集落を支えてきたリーダーの高齢化
  • 補助金の事務手続きが煩雑

佐賀県中山間の集落からの要望

  • ノウハウを持った第3者による集落内の調整
  • 新規就農者、地域おこし協力隊、NPOなど核となる人材斡旋
  • 補助金の事務手続き支援
  • 平坦部との交流
  • 子供たちの笑顔を沢山みたい

※写真は、井上様・吉原様より許諾を得て画像を掲載しています。

 

▼プロジェクトの内容

 

映画「土のひと 風のひと」

 

ストーリー

中山間地域の山奥に突如あらわれた東京からきた地域おこし協力隊の加瀬みずき。みずきが最初に出会うのは、小園集落の小園実。実は、客がくると上機嫌で、地域の課題に対して率先して行う中核的なリーダー。ある日みずきは、形の不揃いの野菜を廃棄する現場に直面し、そんな野菜を集積し、多様なアイデアで直売所に売り込みをかけ大成功。この取り組みが集落の高齢農家の新たなモチベーションの種になり、集落の信頼をかちとったみずきだが、イノシシによる農産物の被害・地域が抱える高齢化などの諸問題に、自分がこの先何ができるんかを自問自答する。

地域ではこの先、単独では存続できない集落もあり、まちづくり協議会を軸に、永年継続可能な地域運営組織(農村RMO)の設置に向かうのだが、38年前の豪雨被害により、集落が分断された地縁関係を復活することは至難のわざである。山は、何十年もかけてゆっくり今の形をつくりあげた。地域が変化をせずにこのままでいることは、果たして悪いことなのか。なんでも変化ばかりを求めて新しいことをしていくことが大切なのか。ただ問題を先送りにすることで、それが子供たちの未来にどう影響するのかなど、さらに問題意識を深める地域に、みずきが新しい風をふかす。音をたて、びゅーんびゅーん、風をふかす。

本映画は、中山間地域の清浄な環境のもと、いつも笑って、そして必死で、真剣で、失敗して、苦労を重ねながら、地域をなんとかしたいと頑張っている、中山間地域のものすごい人たちの物語です。

 

 

映画「土のひと 風のひと」関係者プロフィール

 

【映画主役加瀬みずきのモデル 伊万里市地域おこし協力隊 相木ギタウ菜月】

佐賀県伊万里市中山間川内野集落に寄り添い地域活性化を進める地域おこし協力隊の相木菜月さんの取り組みが映画のモデルになりました。

 主な取り組み

  • 共同出荷「生き甲斐づくり・所得向上」 農産物を集積し、直売所販売
  • マルシェにて販売・買い物代行「生活の質向上」 独居家族や高齢家族の訪問
  • 佐賀大学との共同事業「外部の交流・関係人口の創出」 コキア1,000本

 

【監督・撮影・編集 山本卓】

2000年CM等に出演しデビュー。

2003年、劇作家菱田伸也の元で舞台を踏み、上京後、テレビや舞台で活躍。

2019年佐賀県地域おこし協力隊着任

WEBサイト【佐賀のお山の100の仕事】でライター・編集者として活動

2021年佐賀県より委託、(中山間の未来の為に今できること)を制作、その動画を含む太良町の中山間支援取り組みが全国30の先進事例に。

 

【演出 小園実役 貞島靖彦】

2013年 舞 台「 佐 賀 ん 夏 の 夜 の 夢 」

2014年 舞 台「 4 つ の 色 々 」2015年 舞 台「 佐 賀 ん カ ラ 騒 ぎ 」

2016年 舞 台「 雨 や ど り 」2013年 佐 賀 市 プ ロ モ ム ー ビー「 ラ イウ マ 」出 演

2015年 佐 賀 市プ ロ モ ム ー ビー「 W RSB 」出 演2016年 タイ 映 画「 S T A Y , S A G A 」出 演

2016年 T V 番 組「 笑 って こら え て 」再 現 V T R

 

 

【主演 加瀬みずき役 高橋笑み】

2001年 唐津市合併記念「太一の海」舞台デビュー学校公演「ヘンゼルとグレーテル」「父と暮らせば」他

2005年 唐津市「響」旗揚げ公演「海と日傘」主演2019年 「もえるゴミの日」出演

2021年 「明日葉の庭」主演2022年 「電気を出してね」出演など

 

 

 

 

さが山の学校の活動

 

①自然観察・体験とボランティア

  • 山の道路の側溝に積もった落葉の撤去する活動。この活動により側溝の排水効率を確保し水循環利用を維持することができます。その落葉をふるった腐葉土の感触を感じてもらうことができるため、参加者からは非日常が体験ができると好評です。
  • 自然観察やカヌー・キャンプ・田植・草刈・みかんなどの収穫体験イベント
  • 自然豊かな中山間地域で、笑い声が響き、ニコニコ笑顔いつも主役は子供たちです。   

②「関係人口」創出イベント

  • 集落の耕作放棄地をかり、草刈・耕運し交流の拠点として、『さが山農園』を整備し、各種イベントを開催する。そこに「関わる人口」を増やしたい地域と、「関わる場所」を増やしたい人の想いからはじまる。

③中山間地域ブランディンクを映画にこめて

  • 単なる映画のロケ地に留まらない中山間地域のイメージアップ・農産物販売・環境美化意識の向上、マスコミ記事掲載や関係者のSNSや拡散などで中山間地域のブランディングに貢献しています。

⇧毎年開催している景観Tシャツアートイベント

「さが山の学校」で子供達が好きな絵を描いたTシャツを100枚展示しています。

※写真は、映画撮影時にイベント参加者すべてに掲載許可を得ています。

 

▼さが山の学校が描くプロジェクトの展望・ビジョン

 

『農村RMO』の設置による効果・成果

  1. 中山間地域の豊かな自然・環境・資源を生かして、地域産業の振興や都市との交流の促進を図るなど、活力ある地域づくりが見込める。
  2. 多様な人のかかわりによる将来的な農用地の保全・管理
  3. 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる中山間地域の実現
  4. 子供たちの教育

 

主催者からの挨拶

 

 さが山の学校が描く『土のひと 風のひと』とは、

地域づくりの将来は、教育を通じた人材育成、それは子供のころから自然豊かな地域への愛着を深める空間・時間の提供が大事です。

さが山の学校の、自然観察・体験を地域と協働した活動は、地域の担い手の育成・活性化に繋げることができます。

そして子供たちが交流による多様な人々の関わりや経験の中で育まれるよう地域社会という強みを生かし、"ふるさと"や"学び"を『土のひと』と『風のひと』で特殊な感情を遺憾なく発揮できる"風土"を考えていきたい。

 映画の制作には、監督・演出・役者・スタッフ含め佐賀県や市町の職員などエキストラ含め約100名が協力いただいてます。

 私たちは、山に守られている。恩返しをするのは今なのかもしれない!!だから私のできることはすべてやる。どうぞご支援よろしくお願いいたします!!!

 

※著作権フリーサイト使用規約確認のうえ、画像を掲載しています。

 

応援コメント

 

西辻一真(㈱マイファーム社長)

日本の農村風景や生活は人口が少なくなるんだから自然に戻せばいい、そのようなコメントを様々なところで聞くのですが私は、この地域や耕作放棄地が経済合理性を求める場所ではなく、心理合理性を求める場所とすればよいと思っています。この映画は、そのような心の豊かさをもたらし、その人の人生に影響を与えることが起こる場所として存在してもいいのではないかということを考えさせてくれる映画だと思います。最近お疲れ・お悩み・忙しい人にぜひオススメの映画です。

 

山田恭輔(江北町町長)

今回江北町をロケ地に選んでいただき大変ありがたく思っています。中山間地域の振興のための自主映画制作はすとてもすばらしい取組みで、良い影響を大いに与えてくれるものと思いましたので、江北町としても全面協力させていただきました。

江北町に限らず、中山間地域で課題を抱える人たちの勇気につながる題材ですので、中山間地域の方をはじめ平地に住んでいる方たちにもぜひみてもらいたいですね。また、映画の中で、江北町内の中山間地域ならではの素晴らしい景色や四季の移り変わりの様子等が出てくるので味わっていただきたいです。

 

上滝寛記(佐賀県庁さが創生推進課山担当)

すべての人々に恩恵をもたらす「源流」である山。山をまもり、のこし、次世代につなげていくために、地域の方々が知恵を出し合い、「本物」の地域資源を磨き上げ、トライ&エラーを重ねながら、取り組む「自発の地域づくり」。「さが山の学校」は、まさにそうした自発の地域づくりを率先して取り組まれており、人や地域をつなぎ、活動の輪を広げ、地域に”唯一無二”の価値を創造それている全国に誇れるモデルです。今回の映画では、地域自ら地域課題に向き合い、前向きに取り組んでいかれる姿が描かれており、映画を見た方の地域への愛着や誇りにつながる素晴らしい映画です。

 

プロジェクト実行責任者:
大坪一樹(さが山の学校)
プロジェクト実施完了日:
2024年4月18日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

農村RMO推進映画「土のひと 風のひと」を制作します。 集まった資金は全額映画の制作費として使用いたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金にて補填いたします。

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リターン

3,000+システム利用料


3,000円コース

3,000円コース

〇山本監督・役者・関係者よりのサンクスメール

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

5,000+システム利用料


5,000円コース

5,000円コース

〇山本監督・役者・関係者よりのサンクスメール
〇さが山の学校イベント2024年フリーパス券「有効期限発行日から6ヶ月内」(イベント情報はホームページをご確認ください/ほぼ毎月イベント開催中!)
〇映画試写会招待券(佐賀市アバンセ/5月19日(日)開催予定)

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

10,000+システム利用料


10,000円コース

10,000円コース

〇山本監督・役者・関係者よりのサンクスメール
〇さが山の学校イベント2024年フリーパス券「有効期限発行日から6ヶ月内」(イベント情報はホームページをご確認ください/ほぼ毎月イベント開催中!)
〇映画試写会招待券(佐賀市アバンセ/5月19日(日)開催予定)
〇映画「土のひと 風のひと」ポスター

支援者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

30,000+システム利用料


30,000円コース

30,000円コース

〇山本監督・役者・関係者よりのサンクスメール
〇さが山の学校イベント2024年フリーパス券「有効期限発行日から6ヶ月内」(イベント情報はホームページをご確認ください/ほぼ毎月イベント開催中!)
〇映画試写会招待券(佐賀市アバンセ/5月19日(日)開催予定)
〇映画ポスターと監督・役者サイン入り脚本

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

50,000+システム利用料


50,000円コース

50,000円コース

〇山本監督・役者・関係者よりのサンクスメール
〇さが山の学校イベント2024年フリーパス券「有効期限発行日から6ヶ月内」(イベント情報はホームページをご確認ください/ほぼ毎月イベント開催中!)
〇映画試写会招待券(佐賀市アバンセ/5月19日(日)開催予定)
〇映画ポスターと監督・役者サイン入り脚本
〇ロケ集落で収穫したお米1kg
〇エンドロールにお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
2人
在庫数
18
発送完了予定月
2024年5月

100,000+システム利用料


100,000円コース

100,000円コース

〇山本監督・役者・関係者よりのサンクスメール
〇さが山の学校イベント2024年フリーパス券「有効期限発行日から6ヶ月内」(イベント情報はホームページをご確認ください/ほぼ毎月イベント開催中!)
〇映画試写会招待券(佐賀市アバンセ/5月19日(日)開催予定)
〇映画ポスターと監督・役者サイン入り脚本
〇ロケ集落で収穫したみかん3kg
〇エンドロールにお名前の掲載(希望者のみ)
〇山本監督所有コワーキングスペース「音無テラス」一日貸し切り券(佐賀市富士町)「有効期限発行日から6ヶ月内」

支援者
1人
在庫数
4
発送完了予定月
2024年5月

プロフィール

清浄な環境を有する中山間地域での、自然体験活動を通して参加した子どもたちが山や自然のことを学び考えることで、「生きる力」を身につけることや、活動に参加したものすべてが、その拠点となる中山間地域は衰退させてはいけない場所であるという認識の中で、コミュニティの活性化を図り、そこから醸成される地域を大事にする心が、中山間地域の振興に結びつくことを目的とする。

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