インドネシア路上猫たちリターンズ

ご支援いただいたみなさま、

ラストスパート頑張りますので、引き続きご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

現在７０匹ほど養育しているねこたちを先日より一匹づつご紹介しております。今日はエリちゃんです。

最初に出会ったのは、２０１９年になって間もない頃、西ジャワ州・チカランの飲食店街でした。エリは当時その区域の「おかみ」的存在で、夕方の食餌時には必ずその場に現れました。お昼寝時の正午に訪れても、大体会うことができました。レストランの人に養育されていたわけでもなく、ほかの猫たちの邪魔されることもなく、かなり長い間その場で生活していました。子育ては苦手ではありませんでしたが、病原菌が繁殖しやすい飲食店街です。成猫になるエリのこどもがいないことがわかったとき、保護して避妊手術を施すことに決めました。その時エリは妊娠していましたので、まずはハウスで出産させて、子育てが終わり次第、避妊手術を施しました。２０２１年の暮れのことでした。この時生まれたのが、現在ハウスで悪童ナンバーワンのクマくんです。エリちゃんは、推定７歳くらいで、インドネシアではもう相当年を取っているねこという扱いになりますが、不衛生な飲食店街の路上で鍛えてきたこともあり、身体は至って丈夫、病気はしたこともありません。年齢もあり、普段はおとなしく、外へもめったに出ないほど、ハウスのほかの猫たちともうまく付き合っています。そんなマイペースのエリちゃんをぜひ応援してあげてください。