
ココ大の授業紹介!その4
ココ大の挑戦も、残り1ヶ月となりました。
7月、8月は、夏休み期間中ということもあり、授業が目白押しでした。
特にこれまで少なかった島での授業、地域の活動とコラボレーションする授業が多く、地域に残る文化・風習やその土地での生活などを知る貴重な機会となりました。
愛媛県内のお祭りも、新居浜のだんじり、宇和島の牛鬼などが有名ですが、地元に昔からある各地のお祭りもユニークなものがあります。
そして、そうしたお祭りは、過疎化・少子高齢化に伴い、規模が小さくなったり、存続が難しくなっているものもあります。
いよココロザシ大学では、地域のお祭りも「授業」の題材と考えています。
今回、「愛媛の教科書」の中で、知られていなかった地域の文化・風土をお伝えし、残していければと思っています。
応援よろしくお願いいたします。
それでは、お祭りシリーズ第2弾。
今回は上島町魚島の「テンテコ祭り」です。
魚島は、しまなみ海道を渡って、広島県に入ってすぐの因島から5分ほどフェリーに乗り、弓削島まで車で約15分走って、弓削島からまた船で約50分揺られて到着する島です。人口は約210人、弓削島から1日4便の定期船があります。
その島で、毎年お盆に行われている「テンテコ祭り」は、顔を白塗りにして化粧をした人たちが東西に分かれ、舞を競うというものです。
「テンテコ テンテコ テンテコヤー!」という掛け声にあわせて、教えてもらった振り付けで踊ります。
島のおじいちゃん、おばあちゃんのところに遊びに来た子供たちも参加。島が華やかに彩られます。
地域の大切な文化を、全国の皆さんにしってほしい。
そして、愛媛だけでなく、自分の地域のお祭りに関心を持つきっかけになれば、きっと地域の暮らしはもっと豊かになると思います。