ハニーの治療の完了のご報告
【お礼】
11月17日23時にクラファンのチャレンジが終了いたしました。
皆様のお力添えのお陰で、目標金額を達成することができました。
本当に、本当に、ありがとうございます。
自分たちが生活していくのも大変な世の中で、この様にハニーや私達のためにお力添えを頂き、感謝してもしきれません。
こんなにもハニーや、私達家族を想っていただき、本当に私達は幸せだなと思います。
ハニーの治療に関して正解のない中、ハニーにとって何が一番いいのか、を選択していくことは本当に難しく、未だにこれで良かったのかなと思うことがたくさんありますが、応援してくださっている皆さんが、最後、お家で私の腕の中にいられて幸せだった、と言ってくださって私も心を救って頂いております。
心より感謝申し上げます。
【ご報告】
ハニーの治療に関して、当初予定をしておりました、放射線治療や投薬治療は全て行わせていただきました。
ですが、治療をしていく経過途中で、右前足の骨の転移、脾臓の転移、最終的には左前足と肺へも転移しており、頑張って治療をして参りましたが、最後には癌性の悪液質、多臓器不全で11月4日に息を引き取りました。
日によっては少し回復したのかな?と思わせてくれるときもありましたが、
11月に入り急激に体調の悪化、4日朝に急変し、急いでかかりつけを受診しましたが、ここ1週間での急激な癌の進行、脾臓や肺は1週間前には見られなかった腫瘍でいっぱいになっていました。血液検査はCRP(炎症度合いの数値)がまた10以上と振り切れ、腎機能、肝機能、消化管運動も低下、消化液が腸にたまり、前回ヘマトクリットの数値は21%だったものが14%で輸血が必要な程の貧血となっていました。
貧血による心拡大、血液送り出すことがしにくくなり心臓へ溜まってきている状態だと。
ICUに入り酸素を投与し、やっと呼吸ができる程度…
先生も、できることは輸血くらいしか…と。ハニーは既に自身の身体で血液を作り出す力がかなり低下しているため、輸血をしたとしても効果は数日だろうというお話でした。
先生からは、安楽死のお話も初めてされました。目頭を赤くされながら、声を詰まらせながら、本当に苦しめずに…ということであれば……安楽死の方法も…苦しむ姿が見ていられないということであれば…私が責任を持って最後の処置をさせていただきます……とお話がありました。私も、実家で今までたくさんの子たちを看取ってきて、人生の中でそこまでのお話があったのは初めての事でした…。でも、私には……到底その選択肢は選べませんでした。
私たち夫婦としては、苦しみの期間を延ばし、ハニーに辛い思いをさせるくらいなら延命治療はやらないと決めていたので、とにかくハニーに痛みや苦しみがないようにしてあげたい、自宅で家族で看取りたいと伝えると、私たちが家に到着するくらいの時間に業者も到着できるように酸素室をすぐに手配してくださいました。
酸素がないと危険な状態のため、帰るギリギリまでICUにいてもらい、数日分の輸液セットと薬をもらい急いで帰宅しました。
帰宅途中にまた呼吸困難になり、何度も何度も何度も、お家へ一緒に帰ろう、お家まで頑張ろう、と声をかけ続け、家に着き、抱きかかえいつもの場所まで行くと呼吸が静かになり、そのまま私が抱きしめる腕の中で息を引き取りました。本当に最後の最後まで、我慢強く、たくさんたくさんたくさん頑張ってくれました。
私達としては、薬や放射線治療でガンの進行がもっと遅らせられて、あと数年、、、いいえ、寿命と言われるまで一緒に過ごせることが願いでした。奇跡が起きてくれとずっとずっと願っておりました。
ですが、今回このような形になってしまい、悲しい、悔しい、、、なんとも言い表わせられない気持ちでいっぱいです。
ご支援戴いた皆様にも悲しいご報告となってしまい残念で仕方ありません。
ただ、ハニーは最後まで、本当に本当によく頑張ってくれました。皆さんに応援していただき、ハニーもそれに応えようとしてくれていたのだと思います。
ハニーに代わりお礼をお伝えさせて頂きます。最後まで、応援していただきありがとうございました。

↑ハニーが最後、お家を出発するとき

↑ハニーの最後のドライブ
↑ハニーのお見送り
【収支報告】
大学病院での放射線治療、CTなどの検査費用 832,700円
かかりつけでの検査費用、治療費、薬代 553,170円
合計 1,385,870円


大学病院とかかりつけを受診した日付、大まかな治療内容とかかった費用です。診療明細票は活動報告の受診の報告に写真を掲載しております。
【リターンの状況】
今回、金額に見合ったリターンをご用意できずに本当に申し訳ございません。
皆様のお力添えなしには達成は不可能です。本当に感謝してもしきれません。
個別に、ハニーの写真を添えて、お礼のメッセージを送らせて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。
【今後について】
ハニーの治療していた扁平上皮癌というものはできる場所によっては治療の方法がなくなってしまうようなとても厄介な癌です。そして進行も早いのが特性です。ワンちゃんは特に口の中や扁桃にできることが多く、リンパ節に転移した段階で見つかることが多く、悲しいことにその段階だと外科の手術は既に手遅れなことがほとんどです。扁桃に出来た場合は特に、見つけてあげるのも難しい癌だそうで、早期発見がいかに大切かが身に沁みてわかりました。
ハニーのように癌で苦しむ子が少しでも減るように、情報発信を行っていきます。
また、ご支援が必要な子が他にもたくさんいるので、そういった子たちにもたくさんのご支援が集まるように、情報のシェアを行っていきたいと思います。
ご支援戴いた皆様にきちんと恩返しができるように、また、困っている方がいたら力になれるよう、皆様からいただいた深い愛を胸に、私達夫婦も頑張って前に進んでいきたいと思います。
この度は、本当に本当にありがとうございました。





















