10月9日投薬終了後はじめての診察・検査に行きました②

みなさま、こんばんは。ジャンポールの飼い主のポワリオンです。

 

10月9日（水）、FIPの治療薬の投与終了後はじめて動物病院で診察と検査を受けてきました。

そこでの結果は非常に良好で、本当に安堵しております。

84日間、毎日2回の投薬生活と健康管理が報われた瞬間でした。

しばらくは毎月１回診察と検査を行い、FIPが再発しないかどうかをチェックしていく段階ですので、今回が良好な結果だからといって、まだまだ油断は禁物です。

 

検査の結果はとても良かったのですが、一つ大変なことがありました。

いつも動物病院でも穏やかで社交的な性格のジャンポールが、今回今までにない程怒ってしまったため、獣医さんの判断で、麻酔入りの鎮静薬を注射することになりました。穏やかでおとなしい性格のはずのジャンポールが、獣医さんに敵意剥き出しで威嚇していたので、獣医さんも「この子、こんなに怒る子だったかな？？」ととても驚いていました。

 

獣医さんを睨みつける戦闘体制のジャンポール・・・。ジャンポールのこのようなギラギラとした目つきは、飼い主も初めて見ました。いつもは本当に穏やかで野生の心を忘れてしまったかのような目をしているので・・・。検査が恐くて、ジャンポールなりに必死だったのかもしれません。

 

ジャンポールはFIP治療薬の投薬期間中に体重が回復しただけでなく、大型猫らしい強い力をつけていたようでした。抵抗する力が予想以上に強く、普段の様子からは想像もできないほど俊敏なパンチを出して獣医さんを圧倒していました・・・。獣医さんに抵抗するために何度も威嚇とパンチで暴れてしまい前足から採血ができる状態ではなくなったため、後ろ足から採血することになりました。看護師さん（＋飼い主も押さえる係でお手伝い）にしっかりと押さえられて、何度か後ろ足でも抵抗した後にようやく血を採ることができました。

 

採血後、麻酔入りの鎮静剤を注射して、ジャンポールには少し落ち着いてもらうことになりました。この注射がジャンポールにはとてもよく効いて、注射の１０秒後には脱力して動かなくなりました。

 

鎮静剤を注射する瞬間。

 

隅々までエコー画像で臓器の状態を確認してもらうジャンポール（居眠り中）

 

全ての検査が無事に終了した後。ジャンポールはまだ少し警戒と緊張の表情をしていました。

 

この数ヶ月間、FIP治療のために何度も動物病院で診察と検査をしてきたので、ジャンポールも少しは慣れたかな？と油断していました。猫にとっては大きなストレスだと改めて感じたと同時に、獣医さんと看護師さんに怪我を負わせずに済んだことにホッとしました。

 

帰宅する頃には、すっかりいつもの甘えん坊でおとなしい猫に戻っていました（笑）

 

今後の活動報告では、現在のジャンポールの様子のほかに、体調不良の発見〜FIP発症・投薬治療開始までを振り返りたいと考えています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ジャンポールの治療はまだまだ続いています！

ジャンポールのFIPが無事寛解しますように、今後も引き続きみなさまのご支援・応援をお願いいたします！！