能登の子どもたちと一緒に、ホッと笑顔あふれるワークショップ
能登の子どもたちと一緒に、ホッと笑顔あふれるワークショップ

支援総額

520,000

目標金額 500,000円

支援者
48人
募集終了日
2024年11月29日

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2025年01月01日 19:44

活動報告:第1回 珠洲市訪問&親子向けワークショップ(2024.11.30-12.01)

第1回 珠洲市訪問&親子向けワークショップ開催いたしました。

 

【スケジュール】

20241130日~12月1日の1泊2日

 

 

1129日(金)

バスタ新宿集合・発

|(夜行バス)

 

1日目

1130日(土)

金沢駅西口バス停着・発

|(輪島特急バス)

珠洲鵜飼バス停着

13:30-17:00

復興支援ガイドツアーReboot珠洲」参加

宝立町つばき保育園園長より講話

宿着

夕食:幸ずし

宿泊:珠洲温泉宝湯別館

2日目

1201日(日)

宿発

|(徒歩)

本町ステーション着

10:00-12:00

ワークショップ

本町ステーション発

|(徒歩)

珠洲鵜飼バス停着・発

|(輪島特急バス)

金沢駅西口バス停着

金沢駅発

|(新幹線)

東京駅着・解散

 

各日の様子、詳細については、下記をご参照ください。

 

【参加学生】

白梅学園大学 学生4名+教員1名

4年:五十嵐結・石川琳久

3年:神田梨沙・丹生恵理

教員:村上博文(子ども学部子ども学科)

 

【復興支援ガイドツアーに参加して】

石川県能登半島地震の復興支援ガイドツアー「リブート珠洲」へ参加し、珠洲市宝立町(ほうりゅうまち)を見学しました。宝立町は海沿いに位置しているため、地震だけでなく、津波の影響も受けた地域です。解体率は、珠洲市内は比較的進んでおり、約40%になっています。しかし、建物の解体工事が進んでいる地域がある一方、まだ震災当時のままの姿が残っている地域もあり、震災の影響の大きさを実感しました。また、仮設住宅の掲示板に、震災後、子どもの遊び場が少なくなっているがゆえに、遊具を設置したというチラシが貼られていました。子どもたちの遊べる場所を、子どもたちも地域の方も必要としており、試行錯誤してその場を作っているという現状がわかりました。また、夏頃まで、水が通っていない地域もあったそうです。水や電気が自由に使えることや、自分の住み慣れた家があること、それらは当たり前ではないことに気づかされました。

 

以下は、ツアーに参加した学生の感想です。

・  倒壊した家屋や、地盤沈下によってずれた橋などを目の当たりにして、被害の複雑さや、復興の難しさを感じました。

・  実際の様子を見て、震災以前の生活水準に戻るには、多くの困難を抱えていることがわかりました。

・  震災発生時の様子や避難生活の様子を、写真などを使いわかりやすくガイドの方がお話してくださったので、よりリアルな当時の状況を知ることができ、ツアーに参加して現地を見ないとわからないことだらけでした。

・  私にとっては、特別なこと、日常と少し違うという感覚でしたが、現地の方々にとっては、その光景が今では当たり前のようになっている様子であり、訪問者と現地の方の認識の違いを感じました。

 

ツアーのガイドをしていただいた宮口さん、篠原さんは、「これからも珠洲市に来てほしい。来てくれなくなることが、珠洲市を忘れられているようで、とても寂しいことです。」とお話していました。宮口さん、篠原さんをはじめ、2日間で出会った珠洲市の方々は、とてもあたたかい方ばかりです。珠洲市の方々との関わりも、再訪する楽しみのひとつとなりました。

 

 

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つばき保育園の加護園長にお話しを聞いて】

宝立町にあるつばき保育園の加護園長に、被災当時の状況とともに現在の状況についても伺いました。保育園に通っているご家庭の中には、震災後に珠洲市を離れてしまったご家庭もいるようです。また、いつ地震が来るかもわからない中で、保育園が空いていることが心の支えになったという声が、保護者から聞かれたそうです。「変わらない日常」「変わらない景色」の大切さを、加護園長のお話より痛感しました。度重なる震災を経て、保育者は防災について話し合いや確認を重ね、安全に保育園が運営できるよう取り組んでいると、お話していました。加護園長のお話は、保育者としてどのように防災に取り組んだらよいかについて、考える機会となりました。

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【ワークショップ詳細】

○ワークショップ開催の経緯

 能登半島における度重なる災害により、復興がなかなか進まない中、子どもたちは日々震災の爪痕を目にしながら暮らしています。また現地では、震災を機に子どもの数がさらに減る一方で、高齢化がより進んでいくこともまた懸念されています。そうした現状を知り、微力ではありますが、復興に向けて何か力になれないか、保育について学んでいる学生として何か力になれることはないかと模索してきました。そこで、子どもたちが「楽しかった」と思えるような特別な時間を作りたいと思い、現地の方々の協力のもと、イベント型支援の一環として、子どもを対象としたワークショップを開催しました。

 

○時程

202412月1日(日)

09:00-10:00 準備

10:00-12:00 受け入れ

12:00-12:30 片付け

 

○参加人数

子ども:31

保護者:60

子ども・保護者以外:2人

 

計 93

 

○様子

 宝立町にある本町ステーションにて、親子向けワークショップを開催しました。クリスマスに近いということで、「スノードーム作り」と、「ソルトペイント」を用いての製作を行いました。スノードームは「作って楽しんで、見て癒されるように」という願いを込めて企画しました。参加者の方は、スノードーム製作に夢中の表情でした。また、地域のご高齢の方からも「スノードームを作りたい」というお声をお聞きし、当日は親子だけでなく、様々な年齢の方にも参加していただきました。

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○参加者の感想

ワークショップに参加された方からは、「親子で一緒に製作ができる機会があって良かった」「子どもたちが、持ち帰ったスノードームを振って楽しんでいる」というお声をいただきました。また、会場となった本町ステーションの方からは、「珠洲市に、まだこんなにもたくさん子どもたちが居たんだ」「ここ(本町ステーション)に子どもたがこんなに集まったのは、初めてだね」というお声もいただきました。

震災後は、親子で一緒に製作ができる機会や、子どもが遊べる場所がなかったようです。今回のワークショップは、親子で過ごす時間を作ることができ、子どもたちが楽しめる場になったのではないかと感じます。

 

○次回に向けての課題

 当日は予想より多くの方に参加したいただきました。事前に予約をしていただいていたのですが、受付がスムーズに行えず、製作開始までの待ち時間が長くなってしまった方もいらっしゃいました。参加者の方が製作を始めるまでに、待たせてしまう時間が長かったことが、次回改善していくべき課題です。受付がスムーズに行えるよう、事前に参加時間をお聞きし、開催前に参加される方との参加時間の共有を確実に行っていこうと思います。

 

本プロジェクトは、引き続き行っていく計画です。

次回は2025年1月25日-26日を予定しています。次回も親子が楽しめる企画になるよう、準備を進めています。そして、珠洲市で出会った親子にまた会えること、今からとても楽しみです。

 

 

【本ワークショップを支えてくださった方々へのお礼】

本ワークショップは私たち学生だけでなく、本企画に賛同していただき支援していただいたみなさまの「被災地の子どもたちの力になりたい」という思いも詰まった、あたたかい企画になりました。ご支援いただいたみなさまに、改めて心より感謝申し上げます。

 

【ゼミ担当教員 研究室前 掲示の様子】

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リターン

500+システム利用料


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500円

感謝の思いとともに、毎回、活動報告書を送ります。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

1,000+システム利用料


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1,000円

感謝の思いとともに、毎回、活動報告書を送ります。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

500+システム利用料


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500円

感謝の思いとともに、毎回、活動報告書を送ります。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

1,000+システム利用料


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1,000円

感謝の思いとともに、毎回、活動報告書を送ります。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月
1 ~ 1/ 7


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