タイ英語ディベート国際大会に19名全員で参加したい!

支援総額

1,600,000

目標金額 1,500,000円

支援者
217人
募集終了日
2025年6月13日

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2025年05月22日 23:07

【タイ出発まであと38日!Vol.37 (ミニコラム⑦扱いが難しい論題)】

皆様、こんにちは。

本日は遅い時間の更新となってしまいましたmm

 

筆者は通勤時間と昼休みでスマホのあれこれをチェックしているのが常なのですが、今朝は大変に驚いた朝でした。

応援をいただきました皆様からのメッセージタブの数字が「100」を超え、応援額が800,000円を超えておりました!

驚くやら嬉しいやら戸惑うやら恐縮するやら、様々な思いがいっぺんに心に湧きあがり、選手たちの顔を思い浮かべながら、

「あなたがたをこんなに応援してくれている方々がいる、こんな奇跡の出逢いに囲まれて、みんななんて幸せなの‼️テストあと2日頑張ったら、またオヤツ持っていくね、たくさん練習していこうね^_^」

と、密かにエールを送って、電車の中でひとりニコニコしてしまいました^_^

 

日々応援くださる皆様方、あらためまして本当にありがとうございます!

選手19名へのエールはもとより、延べ100名を越えるサポートチームに育て上げてくださり、そして筆者にもこうして毎日感謝の日々を与えてくださっておりますことに、心から、感謝あるのみでございます。

 

選手たちが試合で論じる論題には、様々な分野のものがあることはこれまでにお話ししてまいりました。

文化、政治、国際問題、歴史、高校生としての等身大の問題、メディア、科学技術、宗教、などなど、、、。

今日は選手たちが国際大会で直面する論題には、指導者としても扱いが難しいものも多くある、そんなお話をお伝えしてまいります。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

タイ出発まであと38日!Vol.37 〜ミニコラム⑦扱いが難しい論題〜

 

国際大会の論題は、試合の1時間前に発表となり、チームで論立ての作戦会議を1時間かけて行い、スピーチが始まって試合となります。

いくらそれまでにあらゆる論題に向けたリサーチ、準備をしていても、「なんですかこれは!」という論題も出されることが少なくありません。

 

例えば、2023年のチェコ国際大会で出された、

THW rather be part of the “27 Club” than live an average anonymous life.

「平均的な匿名の生活を送るよりも、むしろ「27クラブ」の一員になりたいと考えている。

という論題。

 

本当にこれは知らないと論の立て方がわからない論題です。

「27 Club」とは、「27 歳」で亡くなったミュージシャン、アーティスト、俳優を代表する語で、その多くはアルコールや薬物乱用の結果です。

(最も著名な例:カート・コバーン、エイミー・ワインハウス、ジミー・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンなど)

 

高校生に解説する立場として、筆者はかなり言葉を選ぶ必要がある論題です。

ともすると、感受性豊かな時期の青少年にはこの論題を解説することで良くない影響があるかもしれない。

この論題を肯定するには、「Club 27」の一員となった著名なアーティストなどの生き方や美学を肯定する反面、結果として召されることとなった背景、理由の事実から目を背けるわけにはいきません。

「手段や背景はネガティブな要素を確かに持つ。しかし、彼ら彼女らが芸術に生きる存在であるがゆえに、そうした生き様を呈して芸術そのものとしての自身を追求し、名声を得ることは、その芸術に触れる数多くの人たちが励まされたり、経済効果を生むなど、無限に広がる「個」が生き続けるのと同義となる。」

というように、ネガティブな要素は完全に否定しつつも、それよりも大きなインパクトがあらゆるところにもたらされる、という解釈が求められます。

 

これは高校生にとっては大変観念的な内容ゆえ、「薬物」「アルコール」という絶対禁忌なものはどこまでいっても禁忌、ということを、まずベースとしてはっきりと伝えて解説していく必要があります。

 

一方で否定側では「薬物の是非」「社会への影響の大きさ」「若者への連鎖反応」など、徹底的に「アーティストかもしれないが、その前に人であり、違法は許されないし、影響の大きさを重視するべき」ことを論じきる必要があります。

 

ここでも、「アルコール依存症」などを扱わなければならないため、指導者としては、ひとつの疾患であることをふまえて説明をしていかなければならないので、こちらもかなり慎重な勉強が必要となります。

 

その他、宗教なども思想にかかわる分野のため、いかに中立に説明するかが毎回の課題となっています。

 

「政治、宗教、思想、野球の話題はビジネスでは御法度」というのがビジネスマナーのひとつですが、野球はともかく、その他についてはディベートでは普通に論題として様々出てきますので「御法度」はありえないのが常です。

いつか、19人の選手たちが社会に出た時には、「なぜ御法度なのか」その理由をしっかりと理解していくこととなるでしょう。

 

【次号予告:タイ出発まであと37日!Vol.38〜ミニコラム⑧〜19人の選手たちについてのあれこれ〜】

リターン

1,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

3,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

1,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

3,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月
1 ~ 1/ 4


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